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一本の向日葵

作者: 木蓮

向日葵は太陽のように輝き、人を惹きつける。

向日葵畑は美しく、夏の風物詩。

咲き誇り、命が終わると枯れて下を向く。


私はまるで一本の向日葵のようだ。

外では笑顔を振りまき、家に帰ると枯れたように下を向く。

孤独で、一本だけ咲いている花。



いつから仕方ないって言葉を使うようになったのだろう


いつから我慢することが当たり前になったのだろう


いつから自分は主人公じゃないって言い聞かせるようになったのだろう


いつから自分は普通の人とは違う。幸せになれなんだって諦めるようになったのだろう


いつから人と深く関わることが怖くなったのだろう


いつから上辺の関係が楽だと思うようになったのだろう


いつから人の顔色を気にするようになったのだろう


いつから大切な物を失うことに慣れてしまったのだろう


いつから自分が不幸な人間だと決めつけるようになったのだろう





人間が怖い。

自分が傷つくのが嫌だ。

人疲れする。

無駄に気を遣ってしまう。






愛されたいし、


愛したい。






こんな私は普通に幸せになれない。

そもそも普通とは?



私はこの世界で生きていて幸せなのかな?

自分の性格が嫌になる。


幸せになれないと決めつけてしまっている。



生きるって本当に大変。


でも誰かが悲しいと苦しくなる。

私がその人の苦しみを背負うから、どうかその人が笑顔であってほしいと願う。



誰かを幸せにしたいって気持ちが大きく、それを原動力に生きている。





誰かが言っていた。

「人間は誰かを幸せにするために生まれてきた。」


でも同時に誰かに愛されるために生きたいと願ってしまう。



いつか誰かに愛してもらえるのかな。

本物の向日葵のように、命が枯れるまで誰かと一緒に咲きたい。



もし同じように思っている人がいるなら、自分は幸になれないっと決めつけないで。どうしたら自分がこの世界で少しでも生きやすくなるか考えましょう。


普通にならなくていい。

人と比べる必要はありません。


はじめは孤独な花かもしれない。


貴方の明日が、今日より少しでも笑顔になれたらと願います。

いつか貴方の隣に、花が咲きますように。


一緒に寄り添うますように。

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― 新着の感想 ―
木蓮様、ありがとうございます。 私は涙が止まりません。 感想が書けずごめんなさい。 がんばって下さい!
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