表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/133

94話 ルーク君気付く

 名誉国王って何だあぁ。


 「名誉国王って何?」

「名誉男爵の国王版」とララさんが答えた。

「いやそれが意味分からん、そんなもの貰った人居るの?」

「居ないに決まってるでしょ、名誉伯爵すら無いわよ」

「じゃあ何でそんな事言いだすんだ?」

「何でってなってもおかしくないからに決まってるでしょ」と返された。


 ……、

  

 「おかしくないの?」怖いけど聞いてみた。

「おかしくないわよ、誰がどう見ても今の国王よりすごい人物なのよ貴方って、私だって最初は女神様の息子?って思ったんだから」

「冗談だよね?」

「冗談で無いわよ、それを理解して無いから問題なのよ」と怒っている。

「どこで?どこでそうなった?」

「スキル12個付けれるよ、【技能派】の事を調べてその効果のおかげで12個付けられるで……」と言いながら俯いた。


 「この話はお終い」と真っ赤になって怒り出した。

本気で怒ると真っ赤になるんだ、都市伝説と思ってたわ。


 でもそこ説明してくれないと分からんぞ。

「もしかして、ララさんのユニークスキルの【技能派】をスキルの説明を見る能力で何か分かったんですか?」とルーク君が聞いてきた。

「ル、ルーク君!」とララさんが叫んだ。

「いや、ララさんここは本当に重要な箇所だから」と言うとララさんが後ろを向いた。

その反応はどういう事だ?


 「えっと、ララさん教えて良いの?」と聞いたら、「くうぅ~っ」と動物のような鳴き声を上げた。


 「どうなの?」と聞いたら「……いいわ」と拗ねた感じになった。

なんかさっきからララさんの対応がおかしいぞ?どうしたんだ?

取り敢えずルーク君に教えるか。


 「えっと、簡単に言うと【技能派】は入手するスキルポイント3倍になる代わりにレベルが上がる為に必要な経験値が3分の1になるスキルだったんだ、それでスキルポイントを使って【技能派】のレベルをMAXにしてレベルが上がりずらくなってた経験値3分の1を消したんだ」とルーク君に伝えた。


 「スキルポイントってさっき言ってたスキルを覚えることが出来るお金みたいなものの事ですよね?」とルーク君が聞いて来る、

「ああ、そうだよ」と言うと「それってユウさんにしか出来ない能力ですよね」と言いララさんをチラッと見た、ララさんはルーク君に背中を向けている。

「一応今のところはスキルポイントを使ってスキルに変えられるは俺だけと思う、もしかしたら俺以外にも居るかもだけど」と言うとルーク君が考え出した。


 「【技能派】はユウさんが居て初めて価値の有る物、その上駄目スキルと言われていたレベルが上がりにくいを解消した……」と言いララさんの背中を見ている。


 「分かりました」


 どこまで分かったんだろうか?


 「ルルさんも知っているんですか?」とルーク君が聞いてきた。

「ルルさんはスキルポイントが3倍入ってるは知ってるけどレベルMAXでレベルが上がりにくいが消えるは知らないと思う」

「それなら早く教えた方がいいですよ」とルーク君、


 そうだねルルさんにも教えとかないといけない事だね、という事でルルさんを呼んだ、

「ルルさん【技能派】何だけどレベルMAXにしたらレベルが上がりにくいが解消されるからレベルMAXにするよ」と聞いた。

多分ララさんルルさんどちらかがレベルMAXなら高い方が優先されると思うんだけどララさんとルルさんが別れると言うかルルさんの産む子がお前と組むとレベルが上がりにくいって虐められるかもしれないから上げとこう。

ルルさんは満面の笑みで「はい♪」と答えた。

「えっ、分かってたの?」

「いえ知らなかったです」と返された。

そしてニコニコと微笑まれている。


 ……、


 「じゃあどうして驚かないの?」

「旦那様なら出来ると思いました♪」とルルさんが顔を赤らめながら返して来た。

旦那様になってるぅ、いや、妻にする気になったというか、しなきゃいけない状況になったと言うかララさんルルさんリサちゃんを嫁にするは決めたんだがルルさん自身は一体いつの間に嫁になるを決めたんだ?

まさか!裸を見たから?公爵家の娘の私が肌を見られたからには結婚するしかありませんってやつなの?

「駄目ですか?」とルルさんが目を潤ませ聞いてきた。

うっ可愛い、それ反則。

「性奴隷でもいいです」とルルさんが言った。

するとララさんが「何言ってるのルル!」と怒った。

「ルル!性奴隷になってどうするのよ、どうやって赤ちゃん育てるのよ」とララさんが怒ってる。

「大丈夫、旦那様は簡単に私を切り捨てたりしないわ」とルルさんが強気で言った。

確かに孕んだからって捨てたりはしないよ、しないけど、

ララさんが弱気で「もしもが有るでしょ」と言ったら、

「その時はサーリアの所に行くわ」ときっぱり言った。

サーリアってララさんの従妹でルルさんを当主にしたい人だよね?まあ当主にしたいくらいだから孕んでいるルルさんを拒むってのも無いだろうが……。


 いやそんな事になってはいけない、

「いやちゃんと子供が出来たら責任は持つよ」そこは男として捨てられない誇りだ。


 「ルル、貴方は……」とララさんが言葉に詰まっている。


 ルーク君が俺に近づいて来て耳打ちしてきた。

「ララさんを常勝無敗の将軍ならルルさんは負けて負けて追い詰められてたのに最後には勝ってるというタイプの将軍です」と、


 「計算しないくせに結局は計算高い人間より良い答えを出すんだから」とララさんが怒っている。


 ん?

「流石のちゃっかりルルね」とララさんが、

「だからルルさんはちゃっかりルルって近所では言われてます」とルーク君。


 あれ?もしかして俺嵌められました?


 ララさん、ルーク君も出来る子ならルルさんも出来る子なの?


 ……、


 賢過ぎるだろ異世界人!

 ところどころ修正してます。

気付いた誤字脱字は無論の事、

33話のエクスクラメーション→エクスプロ―ジョンとか、

57話の騎士団隊長→騎士団小隊長とか、

84話でシシリーナナリーのスキルに馬術や白習得忘れてたりとかしてます。

ノートに適当にネタ書いてた上にまた一時的に無くして(ベットの下に有った)初期案と言うか前作の鍛冶師、薬師、錬金術師が居ない世界から鍛冶師は居るに変えたのにそれ忘れて元の方の設定で書いてたりします。

特に合金無い世界にしたのに最初に青銅の剣100リアとかしてました。


 後二日目から別作品として書くが無理そう、

だって「俺は昨日異世界に転移したんだ、そして昨日の内にララ、ルル、リサ、シシリー、ナナリー、ミミ―、ラビ、ビビを妻にして奴隷が5人居る」って設定で誰が納得するんだ?

どう考えても無理があるだろ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ