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87話 ララさんと相談

 「それほどまでのユニークスキル持ちなのですか?」とシシリーが聞いてきた、

それ前も聞いてたよね?

「ユニークスキルとか言う次元ですらないわよ、女神と同じレベルと考えなさい」とララさんが言うと二人が驚き「「女神様と同じ……、同じレベル?」」と完全にどんなレベル?って感じになった、


 だよね、女神様と同じレベルと言われても女神様のレベルなんて分からないよね?

これは完全に説明が悪い。


 「簡単に言うと女神様と同じ種族よ」とララさんが言った。

シシリーとナナリーが口を半開き目はぎょろ目になった、さっきのララさんと同じ顔だ、うんすごく不細工ですよ。


 「ララさんそれ確定じゃ無いから」と言ったら、

「確定じゃ無いけどそれ以外の可能性は殆ど無いでしょ」と返された。

確かにそうなんだよな、日本語といい俺だけがメニュー開ける事といいどう考えても女神様日本人としか考えられないんだよな。


 だが意味違わない?

今の説明じゃ俺は女神様と同等の力を持つ男神様ですって受け取られるでしょ。

そうでは無くて女神様と言われている人物が日本人で俺と一緒の只の人が事実でしょ。

それだと誤解するでしょシシリーとナナリーが、


 シシリーとナナリーを見たら見事なまでの土下座だった、しかも体が震えてる、

うん完全に怯えきっている、

「ほら、勘違いしたでしょが、ララさんの説明悪い」


 「そうね、言い方が悪かったわ、女神様と同じ種族だけど女神様と同じ事は出来ないわ」

「女神様が国の王ならユウは庶民よ、でも同じ種族だから私達には無い力を持っている」

「それは最終的には女神様と同じ力を持て『ムチャ言うな』」と割って入った。


 「絶対に無理です」と答えた。

「可能性は『無い』」と、

「どうしてそこまで言い張れるの?」

「女神の力の根本が技術力と言うか知識だからだよ」と答えた。

「で、正直俺の知識は殆ど無い、何より問題はあっちの世界での時代が違う、女神は最低でも俺の居た時代から500年ほど先の未来それも最高峰の技術力を持ってたから女神様になれた、俺は裸一貫だからこちらの一住人と然程変わらない」

「然程ってもうとんでもなくすごい事をしているんだけど?」

「それでも女神様と比べたら髪の毛一本位の差だよ」

「そうなの?」

「ああ常識的に考えて女神が俺の想像通りならこの星を太陽毎簡単に消せるレベルだよ」

「ほんとうなの?」とララさんが脅えながら聞いてきた、

「まあ太陽事は無理でも確実にこの星は潰せる」と言うと3人が脅えた。


 本当に脅えているな、

「正直そんな事を気にする事じゃないぞ、やるならやってるだろうし」と言うと、

「良く割り切れるわね?」とララさんが返した。

「神のこと気にしても無駄だからな」

「神じゃなく人間でしょ?」

「まあそうなんだけど……」

多分だが今現在は女神様はコールドスリープ状態じゃ無いかな?だからこの星に言うほど関わらないと言うか関われないと、じゃないともっと女神が口を出すだろうし、

五体満足の人間なら絶対口を出す、それは善人とか悪人とか言う問題では無く暇だから、

暇って言い方は悪いか、他の人と関わり合いたいって感じで、人間なら人と関係を持たないと生きていけないからな心の問題で、

「何を考えてるの?」とララさんが聞いてきた。

そうだな難しい問題だからララさんにも尋ねておくか。


 「多分女神は今休眠状態だと思うんだけど?」と言うとララさんが驚いた、

「どうしてそう思うの?」と、

「人間なら何もしないは苦痛でしかないから」と言うとララさんが考え込んだ。


 「そうね人間ならそうよね、でもいつから?」と聞いてきた、

「多分この星に来た時、5000年以上前から」

「じゃこの世界にスキルやパーティー能力は与えたのは誰なの?」

「女神の五従神」


 ……、


 「そう思う理由は?」

「人間が動いているにしては決められた事しか出来てない、パーティーポイントにしても教えればいいだけの事をしていない、と言うか現状メニュー開ける俺にしか出来ない、生産も」

「それは貴方だから出来るであって……」

「5000年も掛けて?ランク0のダンジョンでの生産は?」

「町に一つずつランク0のダンジョンを俺だけの為に?5000年前から?」

「どう考えてもこの世界の住人の為に作られている、なのに機能していない、それなのに対処していない、女神はこの状況に気付いていないと考えるべき、理由は休眠状態だから」

「でもそれなら五従神様がなんとかするでしょ?しないという事はしてはいけないと命令を女神様からされてるからでしょ?」

「いやララさんしないなら作った意味がない、それとしないなら出来ないにしなければならない、ならポーションの作り方を教えてはいけない」と言うとシシリーとナナリーが心底驚いた。

だが何も言わない、流石の教育。


「五従神が教えないのは命令されて無いから、そして出来なくするもしないのは命令されて無いから」


 「でもそれだと五従神は自分で判断出来ない事になるわよ?」

「当然そうなるよ」

「それはおかしいわよ」と返した、

「いやそれがおかしくないんだよアンドロイドと考えたら」

「アンドロイド?」

「金属から作られた疑似生命体の事」

「ファイアドールみたいな物の事?」

「俺はまだファイアドールを見て無いけど多分名前から考えてそうだと思うよ」

「そしてアンドロイドと言うのは自分で判断してはいけないというルールがある」

「だから現状こうなっている」

ララさんがすごく考え出した。


 そして「この世界の根本を覆す意見ね、でも理屈は合ってるわね」と言い。

「この話はまたいつか私と二人っきりの時にしましょう」とララさんが話を打ち切った。

そうなるわな、現状は妄想話にしかならん、


 またいつかか、そうだな今することでは無いし情報も少ないからな、


 だがいつかしなければならないと言うかがっちり関わるんだろうな。


 それがテンプレ。

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