84話 増えるハーレム要員
「二人のユニークスキルを外してあげて」と、
外すのかよ、何でそうなるんだよ、
「外すの?振り込むではなく?」
「ええ、使えないユニークスキルだからそれを二人とも二つずつ持っているわ」
「二つ持ちって凄いんじゃないの?」とシシリーに聞いてみた。
「いえ、すごくありません」とシシリーが、
「どちらも取り方が分かっているあまり使えないスキルです」とナナリーが、
「そうなの?使えなくても有った方が良くない?」と言うと二人に奇妙な顔をされた、
ララさんがあちゃ~って顔をして「前に成人した時にユニークスキルが無いと25%で付くって言ったでしょ」と説明してきた、
「うん」
「それがユニークスキルが一つあると12.5%になるのよ、二つなら6.25%に」
「なら使えないユニークスキルを付けてるより無しで成人して別のユニークスキル付けた方がいいでしょ」
そう言う事か、でももう成人しているから今更外しても意味なくね?
「それともしかしたら別の理由でユニークスキルが付く場合に無しの方が付きやすいって可能性も有るからね」
「そしてこれは遺伝するから子供達にも影響を与えてしまうから、無い方が子供を作るのに適しているのよ、つまり二人は二つ持っているから子供を作るのに適して無いと思われているのよ」とララさんが言うと二人は悲しそうにした、ちょっとララさん?空気読んで、
「でも、それも今日までよ♪貴方のスキルを外す能力で彼女達を救って欲しいのよ」と、
理屈は分かるが「そんなにそのユニークスキル役立たずなの?」と聞くと
「確認してみて、そして使えるならMAXに、使えないなら外してあげて」とララさんが答えた、
するとシシリーとナナリーが不思議そうな顔をした。
じゃあ見てみるか、
取り敢えず「シシリー、ナナリー、パーティーイン」
「それじゃあ駄目よ、ちゃんと名字のネーサも言わないと」と言われた。
そうか……ん?メニュー画面ではちゃんと入っている、
「いやちゃんと入ってるぞ?」と言うとララさんが驚き二人はへっ?って感じだった。
そしてララさんは「流石はユウね」と褒めて来た、
いやそんな細かい流石はご主人様とか要らない、と言うか何が流石なんだよ意味が分からんぞ、
「やっぱり貴方は特別なのね、普通は今のでは入らないのよ」
多分NPCのシステムとPCのシステムがちょっと違うんだろうな、
まあ問題無いでしょ、
まずはシシリーを、
ユニークスキル
【子供の守護者】LV5【仁王立ち】LV3
ノーマルスキル
【盾術】LV7【フェロモン】LV6【指揮】LV6
【魔力感知】LV6【技感知】LV6【空間認知】LV6
【シールドアタック】LV6【Vスラッシュ】Lv5【槍術】LV5
【鑑定】LV5【かばう】LV5【指導】LV5
【剣術】LV5【姉妹愛】LV5【白習得】LV5
【ホーリー】Lv5【馬術】LV5【世話好き】LV5
【過保護】LV4【回避】LV4【子供好き】LV4
【呼び寄せ】LV4【守り】LV3【警戒】LV3
【誘惑】LV3【身体異常耐性】LV3【乙女】LV3
【おっとり】LV3【お人好し】LV3【ヒール】LV3
【俊敏】LV3【剛力】LV3【掃除】LV3
【母性】LV3【跳躍】LV3【すで】LV3
【カリスマ】LV2【機転】LV2【料理】LV2
【母乳】LV2【杖術】LV2【便所掃除】LV2
【追撃】LV2【理知的】LV2【長距離】LV2
【気配察知】LV2【追い込み】LV1【ドブさらい】LV1
【精神異常耐性】LV1【自然治癒】LV1【鞭術】LV1
【短剣術】LV1【斧術】LV1
種族スキル
【持久】LV4【簡単調合】LV1【異種交配(人)】MAX
ジョブスキル
【皆挑発】LV5【盾反撃】LV3【装備重量軽減(特)】MAX
じゃあ次ナナリー、
ユニークスキル
【子供の守護者】LV4【仁王立ち】LV2
ノーマルスキル
【盾術】LV6【盾返し】LV6【指導】LV6
【魔力感知】LV6【技感知】LV6【空間認知】LV6
【シールドアタック】LV5【鑑定】LV5【世話好き】LV5
【かばう】LV5【白習得】LV5【剣術】LV5
【ホーリー】Lv5【馬術】LV5【Vスラッシュ】Lv4
【子供好き】LV4【姉妹愛】LV4【回避】LV4
【呼び寄せ】LV4【警戒】LV3【守り】LV3
【誘惑】LV3【身体異常耐性】LV3【洗濯】LV3
【俊敏】LV3【お人好し】LV3【槌術】LV3
【乙女】LV3【剛力】LV3【毒耐性】LV3
【麻痺耐性】LV3【ファイア】LV3【軟体】LV3
【跳躍】LV3【杖術】LV3【追撃】LV2
【苦痛耐性(体)】LV2【過保護】LV2【料理】LV2
【苦痛耐性(心)】LV2【ヒール】LV2【機転】LV2
【長距離】LV2【気配察知】LV2【理知的】LV2
【槍術】LV2【自然治癒】LV1【追い込み】LV1
【盾崩し】LV1【すで】LV1【鞭術】LV1
【斧術】LV1【短剣術】LV1
種族スキル
【持久】LV4【簡単調合】LV1【異種交配(人)】MAX
ジョブスキル
【守護】LV5【守りの壁】LV5【装備重量軽減(大)】MAX
「じゃあ先ずは【子供の守護者】を」
シシリーの【子供の守護者】を調べよう、
シシリーのスキルポイント312万5479ポイント、多いなララさんの2倍近いぞ。
レベル5で、
【子供の守護者】
パーティメンバーの子供の代わりに確率15%で狙われます
他の類似スキルと併用出来ます、但し最大で75%まで
遺伝するスキル 同性50%異性10%最大値遺伝50%
「【子供の守護者】は子供の代わりに狙われやすくなるようだ」
レベルMAXは?
【子供の守護者】
パーティーメンバーの子供の代わりに確率30%で狙われます
他の類似スキルと併用出来ます、但し最大で75%まで
自分のパーティーポイントのたふさを1上げます
遺伝するスキル 同性100%異性100%最大値遺伝100%
おっパーティーポイントも上がるんだ、でも微妙だな1しか上がらないし、まあ要らない。
「レベルMAXでパーティーポイントのたふさが1上がるよ」と言うと、
「そうなの?そんなにすごいユニークスキルだったのね♪」と心底喜んだ。
いや、だから、凄く無いって1ポイントだぞ、それを三倍の33万ポイント近くのスキルポイントと交換なんて割に合わないぞ、
まあ今までの現状から気持ちは分かるが、
「じゃあ仁王立ちは?」と期待を込めた目で見られた、
3シシリーの【仁王立ち】LV3を調べよう、
【仁王立ち】
両手を腰に当てて立ち止まっている状態で物理ダメージを30%カットする
遺伝するスキル 同性30%異性30%最大値遺伝30%
じゃあレベルMAXを、
【仁王立ち】
両手を腰に当てて立ち止まっている状態で物理ダメージを100%カットする
パーティーポイントのたふさを1あげます
遺伝するスキル 同性100%異性100%最大値遺伝100%
「これはレベル×10%で物理ダメージをカットするみたい、だからMAXなら完全に防げるね、只腰に手を当てて立ち止まってないといけないから使いづらいけど、後これも自分のパーティーポイントのたふさを1上がるよ」
「それもすごいわね、二つともすごいスキルだったのね」
「じゃあ二つともMAXしましょう」と嬉しそうにララさんが言った。
「いや【仁王立ち】だけでいいんじゃないかな?」
「どうして?たふさを1上げれるんでしょ??すごく強いスキルなんだから絶対付けるべきよ」と押してくる。
ララさん達の世界の住人にはすごくいいスキルになるんだろうけど、正直12ポイント振り込める俺にしたら微妙なスキルでしかないんだよね、特に【子供の守護者】は、
簡単に言ったらこっちの世界の住人は30ポイントを31ポイントにするスキル、対して俺は42ポイントを43ポイントにするスキル、それも現時点で、多分ランク1クリアで最低2ポイントは貰えるだろうからなおさら価値が低い、最終的には150ポイントを151ポイントにする位の価値になるだろうからマジ要らない。
さてどうやって説得するか。




