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76話 ハーレムメンバーは俺が決められませんでした

 「只今戻りました」と水色髪の女性がララさんに向かって言った、

声も美しい、流石は俺の第4夫人、カッコ勝手に、

いや本当にカッコ勝手になんだけど、そうしたい。

ララさんやルルさんも可愛いし美女だと思うよ、性格も良いし抱きたいとは思うよ、

だけど正直言うと若い、若すぎるんだよ、

いくら体が15歳になったと言っても記憶は35才なんだよ、だから抱きたい女性が25~30歳位がよいんだよ、

正直ララさんかこの水色髪の女性どちらかしか嫁に出来ないならララさんを選ぶ、だけど抱きたい女性はと聞かれたら水色髪の女性だ、


 「それでどうだった?」とララさんが聞いた、

「誰も怪我無く問題なく終わりました」と、ああ、多分ギルドの職員さんなんだろう、で子供達とランク1のダンジョンに潜ってた人達なんだろう。


 「こちらの男性はどなたですか?」と水色髪の女性が聞いた、

「この『初めましてユウ・ミヅキと申します』」とララさんが説明する前に言うと水色髪の女性が少し怒った感じになった、えっ、

「ララ様はミネス公爵家の跡取り候補、そのお方を差し置いて喋ってはいけませんよ」と、

ああ、やってしまった、第一印象最悪だ、そうだよララさん公爵家の娘なんだからそりゃあ庶民がそれ差し置いて喋ったら怒るわ。


 「良いのよシシリー」と言うとシシリーとナナリーが反論した。

そして「ララ様がお優しいのは分かりますがせめて最初の御目見えだけでも御立場をお考え下さい」と、

そうシシリーが言うとララさんがいたずらっぽく笑って「立場を考えた上での発言よ♪」と嬉しそうに発言した、

シシリーとナナリーの二人が心底驚いている。

多分今二人の頭の中は公爵家の跡取り候補より位が上の男性?そんな男性にこんな顔の人居た?他国の人?って感じで混乱しているんだろうな。


 「この人はね、私とルルとリサちゃんの旦那様よ」と、

確定しているうう。

旦那様になる予定の人じゃなくもう結婚しているうう。


 「リサ様の旦那様ですか?」とナナリー?青髪のショートボブの女性がララさんに聞いて来た。

リサちゃんが様付けされてるうう、

おいちょっと待て、状況から考えて彼女達はただのギルド職員じゃないはずだ、多分ミネス公爵家から送り込まれた身近でララさんとルルさんを守る為の人物、

つまり伯爵家とかの娘じゃないの?

そんな人物に様付けされるリサちゃん、まさか!リサちゃんも高貴なお方なの?


 「そうよ、リサちゃんが見つけてくれたこの世界の救世主よ」とドヤ顔して答えた。

おいそれは言い過ぎだぞ、流石に救世主は無いぞ。

2人が心底驚いている、そして二人が相談している、


 その間にララさんの耳元で小声で訊く、「リサちゃんが様付けって、もしかしてリサちゃんもかなり高貴なお方なの?」とララさんに聞いたら、

ララさんが嬉しそうに「リサちゃんは庶民よ、ただユニークスキル【運命の出会い】がとんでもない性能だから、ナナリーはリサちゃんをカール兄の第2夫人かキールの第1夫人にしたかったのよ」

「残念ながら貴方に先を越されたけどね」と、リサちゃんの評価高ええ。

「庶民の女の子が公爵家の第1夫人になれるものなの?」

「なれるわよ、事実アリシアが王子の第3夫人になってるから」

「普通は公爵家の嫁は王家と他の公爵家や侯爵家、低くても伯爵家、でもとんでもないユニークスキル持ちなら庶民でも王家に嫁げるわ、と言うか貴方がリーナを娶って王家を継ぐ予定でしょ」と、

継がねえよ、

「いや、継『『それは本当ですか!』』」被せられた、

おいさっき公爵家の跡取り候補を遮るなと言っておいてその旦那よ♪って言ってる人物の言葉を遮るなよ。

「ええ、その予定よ」とララさんが言った、

「それ程のユニークスキルなのですか!」

声でけえな、気持ちは分かるが、

「それ以上よ、言ったでしょ救世主だと」と言った後に、

ララさんが嬉しそうに「教えて欲しい?」と意地悪な質問をした、

「「勿論です」」と声を揃えて返した、

「じゃあ貴方達2人、このユウ・ミヅキのお嫁さんになりなさい、今なら貴方達が第4夫人と第5夫人になれるわよ」と返した、

展開早いな、嬉しいけど、けど彼女達がうんと言「「分かりました」」

早ええええ、


 ちょっと待ってくれ、正直さっき言った第4夫人にするは嘘なんだ、

いや嘘じゃないんだけど本当にするか?と言うとする気はなかったんだ。

あくまでお嫁さんを勝手に決められていくのが嫌だったからお嫁さんは自分で決める!と言う意思表示なだけで権力(スキルポイント振り込み能力)とかでどうのこうのする気じゃないんだよ、

本当にお嫁にするならラブラブで手に入れたいんだよ、


 ……、


 どうしよう?お嫁さんが本当に勝手に増えていくんだが?

これがイベントの力なのか?

よくある乙女ゲームの悪役令嬢に転生した人間がゲームの様に破滅エンドを迎えたくないからと主軸のキャラと関わらない様にするけど関わってしまうというテンプレ、

まさかのそういう状況なの?

マジで世界の理が敵になっているの?

どうしよう?

まだ転移初日なんだが?

既に嫁がララさん、ルルさん、リサちゃん、シシリー、ナナリー、王女リーナ 他の公爵家と侯爵家11家 粗決定

それと奴隷が4人の子供、

大家族じゃねえか!


 絶対もっと増えるだろ、うん他の種族も奴隷にして種族スキルを調べないといけないだろうし、

うんもうスローライフは諦めよう、


 「じゃあユウ貴方の能力を見せて御上げなさい」とララさんが某ご隠居様の様に言った。


 「ちょっと待ってくれ」と、

いやまだだ、まだ諦める状況じゃない!


 ランク3のダンジョンは攻略する、でもその後はスローライフで過ごしたいんだ、


 だから今ここで何とかしないと、


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