表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/133

71話 使い方が分からない召喚士

 召喚士が召喚出来ない、……意味ねええ、

何その状況、意味が分からないんですけど?

「どうしてそういう状況になってるんだ?」

「ある種の敵を倒したりすると召喚石って物を落とすんだけどそれを使っても使えないのよ、多分何かしらの条件があると思うんだけどその何かしらが分からないのよ」と、

「ん~、多分そんなに難しい条件は無いと思うんだけど……」

「そうなの?」

「ああ、俺の世界の空想じゃあ大体が召喚する召喚獣と契約すれば魔法名唱えるだけで言い、契約は多分召喚石を使えばいいだけのはずだから後は魔法名唱えるだけでいいはず」

「ええ、『召喚石を使えば契約できます、魔法名を唱えれば普通の魔法と同じように使えます』と教えられるらしいんだけど……」とララさんは困り顔になった。


 「魔法名ってランブルバードとかでいいのよね?」

「えっ?ランブルバードを召喚するの?」

「違うの?ランブルバードが打の召喚石を落とすからランブルバードを召喚するんでしょ?」

「いや違うと思うぞ……多分」

いや確かに普通は召喚する魔物が落とすものだけどそれはゲームの後半の場合、ゲームの前半は普通買えたりするもの、多分ゲーム的ならランク3までは序盤辺りになるから同種のモンスターなら落とすと思う、ゴブリンが召喚出来るならゴブリン、ゴブリンガード、ゴブリンリーダー、ゴブリンキングが落とす、

だったらランブルバードが落としたからといってランブルバードを召喚出来るとは限らない、それとよく似たモンスターを召喚出来るのかも知れない、

「ちなみにランブルバードってどんな鳥?」

「大きさは人間よりちょっと大きくて首が長いのよ」と言って鉛筆でノートに絵を描いた、

それがどう見てもダチョウだった、

ダチョウによく似た召喚獣か……、


 「他に召喚石は無いの?」

「あるわよ、ニンフが落とす(いやし)の召喚石やファイアドールが落とす炎の召喚石なんか」

成程、ニンフはまだしもファイアドールは違う魔物っぽいな、取り敢えず調べよう、

スキル一覧を開いて召喚魔法!

一覧が出て来た、

タック、グルーグ、ピュアピ、ヒート、ブラミス、アバランチ、ミラー、ボルト、ハイパー、絶影、ダークネス、エデン、ディーヴァ、リヴァイナ、ライブラ、ドラグーン、セブンラン、


 タックを開いて調べた、


 【タック】

召喚獣ココッチを呼びます


 試しに1ポイントを振り込んでみよう、

ブッブーと機械音が鳴り、

打の召喚石を使わなければ振り込めませんと表示された、

やっぱり無理かそこは、まあそうだよなこれで振り込めたら召喚石の意味がない、


 よし全部調べよう、


 ……、


 「えっとだな、メモ取って」と言うとララさんがメモを取りに行った、


 「打の召喚石のタックがココッチで絡の召喚石のグルーグがイングで癒の召喚石のピュアピがシルフィーで炎の召喚石のヒートがイフリート……で軍の召喚石のセブンランがオルディラだね」

「多分召喚獣の名前のココッチがスペル名だね」

「そう、それで召喚出来なかったのね」

メモを取り終えたララさんが「じゃあ召喚出来るかどうか試しましょう♪」と、

「いやここでするの?召喚士は?召喚石は?そして誰に?」と言うと、「召喚士が召喚出来るは違うわよ、召喚士は召喚の威力を3倍に出来るだけで召喚士にしか召喚出来ないでは無いわ、そうね召喚石はここにあるけどここでランブルバードみたいな大きさの鳥に暴れられても困るし明日にしましょう、取り敢えず打の召喚石を使うだけ使って覚えましょう」と言いながら多分打の召喚石を取りに行った。


 うん、何気に明日ランク1に潜る気満タンだ。

ララさんが戻って来て「はい」と言って三つの召喚石を渡して来た、

「俺が覚えるの?」

「ええそうよ、別に私でもいいんだけど、せっかくだから貴方が覚えたら?今現在貴方は戦闘スキル何も無いんだから」

「そりゃあそうか、じゃあ使ってみるか、3個あるけど何と何と何?」

「打の召喚石と絡の召喚石と炎の召喚石よ、癒の召喚石は無いのよ、ランク2のフィールドの森の奥にニンフの住む湖があるんだけど、そこにいるニンフにポーションをあげるとお礼に癒の召喚石とパーティー全体にポーションの40%位の回復する魔法を使ってくれるのよ」

「だから今度取りに行きましょうね」

予約された、周りから攻めてくるな、よしスルーで、


 「ニンフは襲ってこないの?」

「ええ襲ってこないわ、勿論襲ったら反撃はしてくるわ、でも別の人間が襲ったからと言って人間すべてを襲ってはこないわ、だから彼女達は魔物じゃなくて精霊と言って討伐してはいけない種族として認識しているわ」

成程ね、襲ってこない精霊でポーションをあげると癒の召喚石をくれて全体に回復魔法を掛けてくれる、


 多分そのパーティー全体にポーションの40%回復するのが癒の召喚石の効果なんだろ、


 あっ、これ回復手段が無いが解決したわ、良かった良かった、

いや癒の召喚石を手に入れるのにランク2のフィールドの森の奥のニンフが住む湖に行かないといけないからランク1には無理だ、

と言ってもヒールやポーション以外の回復手段が見つかったからヒールの値段やポーションの値段は少し落ちるだろ、


 うん少しはましになるだろう、

いやマシになるどころの騒ぎじゃ無いな、森の奥とは言えランク2、ランク3よりは簡単なんだから、ランク2の半数とランク3の冒険者はそこに辿り着けるだろう、低めに見積もっても冒険者の20%は回復手段を自分で持てる、それどころかその癒の召喚石を手に入れればいいだけなんだから、誰かが手に入れて街で売ればいいだけ、そうなれば皆覚えれるぞ。

 

 ……、


 あかんやり過ぎた、

まだダンジョンに潜っても無いのにこの世界の一番の問題点、回復手段がないを解決してしまったわ、

どうしよう?これはやりすぎだ、これだと教会の金稼ぎを完璧に潰すぞ、そうなったら孤児が死ぬ、

マジでしでかしてしまった、


 「どうしたの?使わないの?」ララさんが心配そうに聞いて来た、

大丈夫だまだララさんにしかバレてない、ララさんも孤児を殺したい訳では無い、大丈夫ちゃんとララさんと相談すればいいだけ何とかなる、


 そうだ取り敢えず使うか、打の召喚石を握りしめ心の中で使うと念じる、

打の召喚石が砕け散り消滅した、そして俺の全身が服の上から光った、

うんゲームや漫画やアニメみたいに全身が光った、

普通体が光るなら服が無い手の先と顔だけが光るのに見事に服の上から発光した、


 やっぱり仕組まれた演出だわこれ、


 まあいいけどね、演出の為の演出でも、


ぱんぱんぱぁっぱあっぱーぱっぱっぱあぁー

ユウ・ミヅキはレベルが上がった、


 誰の声だあああ-、


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ