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60話 隠蔽スキル

ララさんのスキル一覧を開いた、

スキルのレベルを隠せるスキル!

画面に只1つスキルが残った、




 【隠蔽】


 良かった、あった、これが有ると無いとじゃ出来る事が違う、

さあ確認だ、


    【隠蔽】

スキルレベルを隠蔽レベル分誤魔化せる、複数可能

パーティーポイントの合計値を隠蔽レベル分誤魔化せる

レベルを隠蔽レベル×10分誤魔化せる


 参った、パーティーポイントを隠蔽するか……、つまりパーティーポイントを見られる可能性があるという事だ、そしてその効果がレベル分誤魔化せる……、つまり最大でレベルMAXの10ポイント、

なら答えは……、12ポイント振り込めない、

バレないようにするには【隠蔽】レベルMAX付けて10ポイント振り込み、2ポイント諦め、

ララさんが17年生きて153万ポイント何だから【隠蔽】レベルMAXに1年掛かる、5才位まではまともに稼げなかったって考えて、安く見積もっても半年くらいは掛かるぞ、どうしよう?


 せっかくチートの仕方が分かったが安全の為にそれが出来ないとは……、

くそっ、優しくない世界だな。


 まあいい、取り敢えずララさんの【隠蔽】をレベルMAXに、

ララさんの【隠蔽】に213ポイント入っていた、残りのポイントを振り込んだ、

残り1405867ポイント、

次は本命の【技能派】だ、【技能派】は現在レベル4で5673ポイント後327ポイントでレベル5になるところだった、取り敢えず327ポイント振り込んだらちゃんとレベル5になった、良かった【技能派】スキルが振り込めて、これでララさんをパーティに入れてにのリスクが無くなる、6000、8000、12000、18000、280000、46000、合わせて112327ポイント振り込み、3倍だから336981ポイント分振り込んだ、

これで残りは1068886ポイント、

【技能派】のレベル9で但しクエスト及びモンスター討伐での経験値パーティー全員1/1.4倍になるの部分がレベルMAXにしたら削除された、つまり通常の経験値通りの稼ぎになるという事だ、

よしこれでララさんと組んだ場合のマイナス面が無くなった。

そして当然【隠蔽】スキル発動!

ララさんの【技能派】スキルを墓地に……じゃなくレベル4まで隠そう、

隠蔽スキルを発動したら、スキル、パーティーポイント、レベルと表示された、

当然スキルで、

そしたらララさんの覚えてるスキルの一覧が出た、無論これも当然【技能派】スキルを、

よしレベル4まで隠した、で当然【隠蔽】スキルも消す、これは全部消す、じゃないとバレるもん、

よしこれで完璧、


 「取り敢えず【隠蔽】レベルMAXと【技能派】レベルMAXにしといたから」と言ったらララさんが驚いた、「【技能派】のレベルをMAXに出来たの?」「ああ、すでにレベル4だったからね、多分だけど覚えさえすれば、つまりレベル1にさえなればMAXに出来ると思う」

「そうなのね……じゃあレベルMAXにしたらどうなるの?」

「レベルを上げるのに必要な経験値の習得がレベルを上げる度に1/3から1/2.8、1/2.6、1/2.4、って減っていってレベルMAXで無くなる」

「無くなるって……」

「そのまんまだよ、リスクの経験値が減る、が無くなって単純にスキルポイントが3倍になるだけになるから、只の美味しいスキルになる」と言ったらララさんがあっけに取られた顔をしている。

「ああそれと、同性異性遺伝と最大遺伝率も100%になるからララさんの子供は皆【技能派】スキルレベルMAX持ちで産まれるよ」

「……そうなの、……」と返しているが本当に聞いているのか疑わしい、

何か考えこんでいるみたいだ、

どうしたんだろう?


 そしてララさんがゆっくりこっちを見て「そうなのね、これは運命とかじゃなかったのね、必然、いえ貴方の為に有ったスキルなのね」と、

「いや、俺の為にあったとか違うから」と言ったら「でも貴方にしか振り込めないんだから貴方の為にあるスキルでしょ」と、

「ん~、いや確かにそうなんだけど……」でもそれニュアンス違くね?あくまでプレイヤーにしか振り込めないからプレイヤーが居ないと意味をなさない、であってプレイヤー専用じゃ無いし何より俺専用じゃない、この世界に今プレイヤーが俺しかいない、これもあくまで可能性であってもしかしたら他にもいるかもしれないし、まあ他にプレイヤーが居たとしても漫画やゲームじゃないからそう簡単に出会わないだろう、仮に出会ったとしてもその時には俺がすでに振り込んでいるから……、

まあ後から誰か来てララさんとルルさんのスキルを勝手にいじってパーティーメンバー奪われても困る、

ララさんルルさんは俺のパーティーメンバーにして、でスキルポイントは俺が振り込む、付けたいスキルを決めるのは本人だけど多少は意見して俺達のパーティにプラスのスキルにして貰う。

「まあ確かにララさんとルルさんは俺専用(俺にとって都合のいいスキル構成)にするつもりだけど」


 そう伝えるとララさんが目を見開いて俺を見た、

俺を見た後俯いて、「勿論よ、貴方専用になるわ、でも貴方はこの世界の事を知らないから、特に(まつりごと)」と言われた、政治か、うん全く知らない、というか政治とか言う前にもっと根本の部分からして分からない、

「だから私とルルだけじゃ駄目よ、最低でも王家と他の公爵家と侯爵家からも」

ん?王家や公爵家とかの人とパーティー組むの?何でだ?何そのロイヤルパーティー?

「王家や公爵や侯爵の人ともパーティー組むの?」

「別にパーティーは組まなくてもいいけど、こちらの味方にはしておかないと」

ララさんが右手で口元を抑えて考え込んでいる、

「リサちゃんのヒール外せたわよね?それユニークスキルでも出来るの?」「さあ試したこと無いけど?」「じゃあ取り敢えずやってみましょう、試しに私の【技能派】スキル外して見せて」

「もしかしたら外せるけど付け直す事出来ないかもしれないぞ?」と一応大丈夫だと思うが確定では無い、「構わないわ、仮に【技能派】スキルが無くなってもルルの分があるから大丈夫よ」と、

ララさんの【技能派】スキルを外した、確認した、無い、付け直した、確認した、あった。

「大丈夫、付けたり外したり出来るみたいだ」

「そう、なら沢山の味方が出来るわ♪」「そんなに役に立つの?スキル外せるが?」「そうよ、前に言ったユニークスキルの数だけど、貴族はもう少し多いわ、スキルを受け継がせる為にスキル持ち同士で子供を作るから、そしてその為に【虚弱体質】スキルが付きやすいのよ」

ん?何で?スキル持ち同士で子供作ると虚弱体質になりやすいんだ?

「一族特有のスキルを子供に受け継がせる為に、持ってる者同士、従妹や兄妹(きょうだい)で子供作るんだけど結構な確率で【虚弱体質】が付くのよ」



 ……、


 おい、


 そりゃあそうだろうよ、それ禁忌だからな、

付くに決まってるだろうがそんなインブリードじゃあ。


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