55話 段階すっ飛ばし
ユニークスキルは振り込むのに条件があるみたいだ、
早く言え!
どうするんだよこんな期待させて出来ませんでしたって、
いやパーティーポイントを12ポイント振り込めばいいだけなんだが、それをやると明日ランク1のダンジョン行かなきゃ駄目になる。
詰んでは無いが気分的に詰んでいる、
「ララさんよく聞いてくれ」
ララさんがこっちを期待に満ちた澄んだ目で見ている、うっ、辛いわその目、
「【母親似】はユニークスキルだ」
「ええそうよ」と、ちょっと不思議そうにした、
「ユニークスキルは振り込むのに条件がいる」と言ったら「あっ」と悲鳴が聞こえた、
「そしてその条件がレベル1以上にならないと振り込めない」
「そして【母親似】という名前から母親と同じことをすれば上がるんだと思う」
ララさんの顔がどんどん絶望に塗り固められていく、
「だからララさんやルルさんそして俺は覚えられない」と言ったら、あんなに希望に満ちた瞳がそれは見事に光を無くした瞳に変わった。
……、
流石にこの顔を見てはいられない、
いいだろう明日からダンジョン攻略でも、
「でも大丈夫だよララさん、別の対処法がある」と言った、
その瞬間ララさんが目を見開いた。
「そ、そうよね、私達が覚えられないだけでルーク君とリサちゃんとラルフ君は覚えられる可能性がある!」
いやそういう意味では無くて12ポイントを……、
「セフィリス様のパーティーはセフィリス様だけしか【母親似】持ちが居なかった、でも私達は3人が持てるかもしれない、それにセフィリス様は鉄の剣なんかの鉄装備、でも私達はそれ以上の鋼の剣やミスリル装備も可能、それにノーマルスキルも12個増やせる!」
「なら、先ずは鋼の武具を手に入れる!」と、希望に満ちた目で答えた、
「よし!それは私に任せて♪ユウはルーク君に【母親似】が付けれるかを調べて♪」と何気にユウと呼ばれた、「それと生産ね、ポーションが生産出来るなら生産して、他にも毒消しとか、もしかしたら麻痺消しやモザイク消しもあるかもしれないからそれも生産出来るか調べて」
モザイク消しって何だ、エロ本のモザイク消して何になる?
「それと多分だけどもしかしたら私達にも本当は生産が出来るかもしれない、なんかしらの理由で出来ない、その可能性もあるからそれも調べてね」「あっ、その前にステータス確認しましょう、それにユウの精神的な戦闘能力も見ましょう」
「そうだ!ねえ?私のユニークスキルの【技能派】何だけど、パーティーメンバーもレベルが上がりにくくなるのよ、って事はパーティーメンバーもスキルポイントが増えてるって事よね?」
「ああそうだよ、パーティーメンバーにも恩恵があるよ」
「恩恵♪」とにやにやしている、
「どうしたんだララさん?」
「な、何でも無い!」と恥ずかしそうにした、
「それでね、【技能派】のレベルを上げるとどうなるの?3分の1が少しずつ1に近づくのかな?」
「そうだよ、後は遺伝する確率が上がると高いレベルで遺伝しやすくなるってのもある」
「やっぱりそうなのね、道理で……、因みに【母親似】のレベルMAXはどれくらい遺伝する確率があるの?」
「じゃあちょっと調べるね」
スキルで【母親似】をレベルMAXにした、
【母親似】
パーティーポイントのボーナスポイントを6ポイント母親に似せて勝手に振り込む
ボーナスポイントが2ポイント増えます 但し【父親似】や【類は友を呼ぶ】と重複します
遺伝するスキル 同性100%異性100%最大値遺伝100%
「同性も異性も確実にレベルMAXで受け継がれるね」と答えた、
「ちょっと待って、それじゃあ次男も次女も5男とかも受け継ぐって事?」とおかしなことを聞いて来た、
「そりゃあそうだよ、次男とか5男とか関係ないよ子供は皆受け継ぐよ」と言ったら物凄くびっくりした、いやララさんなら分かるでしょそんな事は、なぜそうもびっくりする?
「じゃあこれから王族の子供は確実に【母親似】になるのよね」「まあレベルMAXまで振り込めばね」「そうね……で産まれてくる子供達が皆【母親似】レベルMAX持ち、10人子供を作れば10人の【母親似】レベルMAX持ち、次の世代も10人作れば100人の【母親似】レベルMAX持ち、次は1000人」
「いやそんなネズミじゃないんだから、そんな風には増えないぞ」
「そうよね女の子は10人も子供産めないわよね」
「それでもものすごい数で増えていくわ、それこそ15年周期で考えたら150年で10回、単純に、10人子供を作るで考えたら総人口を上回るわ」
「つまり、200年や300年も経てば全人口が平均5のパーティー能力が平均6になるわ」
ララさんが考えこんでいる、
何かやばい感じがするぞ、
「ねえユウ?貴方この国を継がない?」と聞いて来た。
テンプレ凌駕したあああ。




