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42話 チュートリアル

 つまり、もう後戻りが出来ないと、

まあいい、やってしまったんだから、そもそも異世界に紛れ込んでしまった時点で俺はこの世界に関わってはいけない人間ではなく関わってしまった人間であって、この世界を変えない様に生きていかなければならない

という道理はない。

あくまでこの世界で地球の知識を使って無双するがこの世界の歴史を壊しかねないのでやらないでおいた方がいいであって、根本の部分で壊れてるこの世界を地球の知識を使ってちゃんとした世界にするは正しい行いだ。

いや、俺が勝手に正しいと言ってるんだが……正直正しいと思う。

ってかこれ絶対おかしいぞ?誰かが(地球人それも日本人の可能性大)おかしくした世界にちゃんとした文明を与えるは絶対正しいと思う、じゃないとこの世界絶体詰むぞ、

合金は教えた、と言うかバレた、……後はバネとか教えて物を生み出す楽しさ教えて……後は放置、

うん、それが良い、それでその後はそっちの問題、俺は関与しない、これが正しいんじゃないかな、

合金とバネで大方の修正は出来るだろうしこれ以上の事はしない方がいいだろう、

よしじゃあそう言う事でこれから行動しよう、

問題はバネを教えるタイミングだよな?あまりにも早くだと歴史的に見てもおかしいから半年ほどは様子見ってことで、でララさんにでもバネの存在を匂わせればいいだろう。


 よしこれでこの世界のスキルやアイテムの存在による科学文化への弊害は大方取り除けれる。

後は知らん、


 よしじゃあ今問題にすべきは奴隷をどうするかだ。

当然6歳児に手なんか出さない、そう俺の心の問題なんだから俺がしなければ何も問題が無い。

うん、これも解決、


 つまり今問題なのはお金だよな?

千円札のお金が入ってくるのはまだ先のお話、それも絶対お金が入ってくるとは限らない、売れはするだろう、ララさん達の世界では物凄く価値があるのは確定だが無くしてしまうと言うか盗まれる可能性がある、そうそうなんだ、子供達に千円札を持っているのがバレてる、で、そこから広がると、

だから広がらない様にする為に奴隷にする、その金は千円札を売って作る、


 あれ?奴隷を買うお金が現時点で無いんだが?

まあそれは多分ララさんが貸してくれるんだろうが一番の問題は千円札で鑑定付けた子供達が奴隷になるとは限らないだ、そうだよな、誰が好き好んで奴隷になるって言うんだ?あれ?ララさん根本間違えてない?


 「子供達が奴隷になりたがらなかったらどうするの?」と聞くと、

「それは多分大丈夫よ」と、

「それは何でなの?」

「簡単な事よ、奴隷になるのが比較的に美味しいからよ」ととんでもない話をした。

「さっきも言った通り奴隷は最低限の保証はされているのよ、で、普通の人はその保証が無いのよ、冒険者は特に、だから冒険者になるくらいなら奴隷の方がマシって考えるものなのよ」と、

「冒険者って人気が無いの?」

「あるわよ人気は、一攫千金を狙えるから就きたがる人はいるわ、でも人気だけ中身は無いわ」と言った。

「現状はまず全体の10%くらいが1年以内に死に40%くらいが数年で死ぬわ、残りの半数は10数年経って老いてしまって怪我したりして無理をして死ぬか、死なない様に弱い敵が出る所でしか戦わないから日々の生活がやっとって言う人が殆ど、農民より良い暮らしが出来ている人は全体の10%くらいよ」

「その10%も名前が売れてちやほやされる様になって、調子に乗ってこれまた自分の力量も分からず無理して死ぬのが半数よ、だから冒険者稼ぎが良い冒険者なんて全体の5%くらい殆どの人が死ぬか臭いホーンラビットを食べて食い繋いでる人達よ」と答えた。

「ダンジョン攻略の大体の内訳がランク1が50%ランク2が40%ランク3が10%よ」

「で、ランク1だとほぼホーンラビットの肉なんかを食べて食い繋いでいる人達、あっホーンラビットってのはね、ダンジョンじゃない外での最弱モンスターよ」

「じゃあダンジョン込みの最弱は?」

「それは始まりのダンジョンって言うレベル0に出てくるスライムになるけどあれはちょっと普通じゃないから」

「ランク0?」

「ええ、ランク0よ、どこの町や村にも必ずあるダンジョンよ、敵はそのスライムだけなんだけど敵って言うような感じじゃないのよ」

「普通のダンジョンじゃないの?」

「ええ、始まりのダンジョンに入って最初の広場、開けた場所に必ず入った人数と同じ数だけ現れるモンスターよ、そして死ぬまで何もしてこない、倒したら次へ続く扉が開ける、そして次の場所のスライムも同じく入った人数分出て来て今度はゆっくり攻撃してくるの、単調的に、で倒したら次への扉が開けるの、そしてそこにも人数分スライムが現れるの、今度は2パターンの攻撃をしてくるの、で次へと続く扉が開くんだけどそこには何もなくてちょっと経ったら次の扉が開くの、で今度は長い通路でそこには2パターンの攻撃をするスライムが出てくるんだけど絶対に2匹同時には出ないの、倒せば少し経ったら出てくるけど倒さずに放置していたら2匹目は出ないのよ、それと元の扉の場所に戻ると現れた場所に帰っていくのよ」

「で、ドロップアイテムだけど最初のスライムは……」と言ってララさんが考え出した、

「どうしたの?」と聞いたら「最初のスライムはヒル草で次のスライムはタタ草で次のスライムはおからよ」

「おからっておから?」と聞いたら、

「おからっておからのおからが何を指しているのか分からないわ」と返して来た、

「豆腐のおからだよ」と返したら「豆腐が分からないわ」と返された、

……豆腐がこの世界に無いが分かった、

だがおからはおからだろ?

豆腐が無くておからはあるのか?

もしかしておからはランク0で豆腐はランク5とか?で卵豆腐はランク8とかか?


 ん?ララさんが考えこんでいる、

さっきからどうしたんだララさんは?


 「もしかしたら?……ヒル草とタタ草とおからで何か出来るんじゃないかな?」とララさんが聞いて来た。


 あっそういう事か!

つまり、そのダンジョンはチュートリアルって事ね。


 モチベーションが上がらず放置してしまった、


 後、話の持って行き方が分からない、

自分の中ではチュートリアルの話に持っていきたくて主人公を動かしているんだが、書き終わってから見るとどうも主人公がすぐ話の腰を折る駄目な奴に見える、

主人公がどうしてもダメ人間になってしまう。

比べてチュートリアルで手に入れたアイテムで生産できるのをララさんなら気付くだろうと書いてたらどんどん主人公みたいになってしまう、


 どうしてこうなった?

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