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36話 回復アイテムも回復魔法と一緒

 教会は潰す、

だが教会を潰して終わりにはならない、

例えば教会で孤児を育てているとかあるからだ、

トップやトップ周辺が拝金主義でも下部組織までそうとは限らないはよくある、と言うか大概下部組織はまともだ、

だから潰したら孤児が死ぬ、

潰すにしてもまず孤児達が生活出来る様にしてからにしないといけない、

ある意味孤児達が人質に取られてる様なものだ。

まずは孤児を教会が育てているか調べて、それが事実なら教会が無くなっても生きれるような社会を作ってからだ、


 なので先ずすることは「ララさん協会は孤児たちを育てているの?」孤児達を育てているかの確認、

「ええ、そうよ」と悔しそうに言った。

成程、ララさんも何とかしたいが現状は出来ないという事か。

なら今やる事は……俺の能力をちゃんと把握する事、それで孤児を助けられるならする、その後教会を潰すなりトップ辺りを変えるなりするだ、

俺の能力で孤児を助けられないなら?悪いが特に何もしないだ、出来ないのに無理して自分を犠牲にはしない、悪いが聖人君子ではないんでね。

出来る限りのことはする、だがあくまで出来る限りだ、それ以上のリスクを伴う事はしない、

漫画やアニメや映画の主人公なんてやってられるか、ましてなろうの主人公の様なこの世界(現象全て)が自分に味方する前提で行動出来るか!


 取り敢えず今自分に出来る事と言えばスキルを覚えさせれる事、つまりヒールを覚えさす事、うんヒールを使える人間を殺すというなら殺す人間を1万人にすれば殺しきれない、殺すより早くヒールを覚える人間を増やす、

駄目だ、めっちゃ目立つ!

常識的に考えて10000人なら全員が口を噤むなんて事が出来る訳が無い、絶対誰かが悪意有る無しに関わらずばらす。

そして目立つ、

目立つってレベルじゃねえ、下手すりゃ神扱いもされるレベル、これやったら確実に俺に暗殺者が集まる、最も有効だが最も目立つ、、これやったら命がいくつあっても無理、これは論外、

それにこれやると地域格差が起こりうる、うん現状1000人しかいないヒールを使える人間がこの町には10000人いるんですが何か問題でも?

うん、問題あり過ぎ、この町が世界の中心になるし、戦争も起こりえる、そしてその戦争の目的は俺、完全に今俺に出来る俺が目立って殺される方法と一緒の対処法、うんやっぱり論外。

 そもそも傷を瞬時に癒すって現代の地球でも無理な医療技術だぞ、そんな事が出来る人間が1000人程で貴族以外はほぼ教会独占てそりゃあおいしいわ、多分だが貴族は自分達貴族の為に使うで庶民には使わない、なら庶民のヒール需要は教会がほぼ独占、じゃあ人殺してもその独占を守ろうとするわな、


 レアなヒール以外のもっとレアなハイヒールとかをを誰にでも覚えさすことが出来るというハイレベルの事が出来る俺、

俺滅茶苦茶チートじゃねえ?

スキルポイント振り込めるってこの世界じゃあ滅茶苦茶チートじゃねえか!

やばいNPCの中に1人PC居るって状況、これがもう目立つ前提じゃねえか!せめて複数なら馬鹿な奴に目立たせて俺はこっそりとか出来るのに、

誰か他にPCはいないのか?PCが100人居て全員が一斉に自分の知り合いにスキル覚えさせたりしたらそれが常識な世界になるのに、ん~もしかしたら俺以外にいるかもだが現状分からない、

やっぱり対処法は俺1人がPCで考えなければならないな、

そしてヒールを使える人間を増やす方法を俺に関わらず(SP使わずに)


 無理難題だろ!そもそもそれが出来るならこの世界の住人がやってるだろ!

俺の最大の利点のスキルポイント振り込みをしない方法でってのが俺の価値をゼロにしているじゃねえか!

他に何が俺に出来るってヒールの書を俺がドロップしてタダでばら撒くかくらいしかないぞ、それも今はまだレベル低いから上げてからだし、

それかポーション安く売ってヒールの価値下げるかくらいしか出来ないぞ!

あかん、大した事出来ない、


 ん?


 あれ?


 あれ?ポーションは?

あれ?ポーションで代用は?

あれあれ?なんかおかしいぞ?

いやいやどういう事だ?

ヒールがスキルポイントを使って覚えられない、分かる、NPCには無理だから、PCがいない世界ではヒールがレア魔法になる、分かる、だけどそれなら何でポーションで代用しないの?

いやポーションなのか薬草なのかは知らないが……あるだろ普通、

だってダンジョンクリアしたら強い武器防具を作れる金属が取れるんだよね?バクバクの実なんて完全に調合アイテム育つんだよね?

だったら普通ポーションみたいな回復アイテムもあるよね?


 「傷を癒す回復アイテムってある?」

「あるわよ、ポーションって言ってゴブリンガードやアシストオークなんかが落とすわよ」と、

「その値段は?」

「銀貨3枚よ」

はあ?何だその値段は高いってレベルじゃねえぞ!

「何でそんなに高いんだ?」

「ゴブリンガードはすごく稀にしか落とさないし、アシストオークは殆んど居ないからよ」と、

まさかまたなのか?

メニュー開け!メニューを開きその中の生産を押して開いた、

少し明るくなっている項目からポーションを探した、

有った、そしてそれを開いた、ヒルケア草×3、タタ草×1、水0.2白い砂×0.4、と出ていた、

やっぱり生産できるじゃねえか。

「ポーションを生産しないの?」と聞いたらララさんが驚きの顔をした、

ああ、そういう事ね、多分ララさんは次にこう言う「ポーションって生産出来るの?」って


 「それ、本当なの?」と言った、


 ……、


 まあ似たようなものだよね。

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