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34話 ヒール

 「じゃあリサちゃんヒール覚えさすよ」と言うとすごく嬉しそうに「うん♪」と言った。

よしヒールを振り込むでレベル3まで、


 いやちょっと待て、いきなりレベル3にして大丈夫か?

いや駄目だろ、昨日までスキル持ってなかった人物がいきなりレベル3ってどう考えておかしい、

普通に経験で上がったとは思われないぞ、


 うんそんな事すればバレる。

取り敢えずはレベル1だけ、

それで他の魔法も様子見で、

うん、この辺で売ってない、この辺でドロップしないなどのこの辺で手に入らない魔法覚えてたらおかしいもんね。


 リサちゃんのSP886436から1000ヒールに注ぎ込んだ。

「はい、これでリサちゃんはヒール覚えたよ」と言うと「本当♪もう使えるの♪」と嬉しそうに返して来た。

「ねえねえ?もう使ってもいい?」と聞いて来た、

「勿論いいよ、もうそのヒールはリサちゃんのだから」と言うと、

リサちゃんが自分の左手の袖を捲るとまくった前腕に右手を添えて「ヒール」と唱えた、

すると右手の掌の部分が光った、

「おおっ」凄い!これが魔法か!正直言うとしょぼい光、よくある漫画の演出の中でも限りなくしょぼい演出になるとは思う、だがこれは現実だ!嘘の漫画ではなく現実の魔法だ!そしてそれを俺が使えるようになる可能性がある!これが喜ばずにいられるか。

うおおっ早く早くスキルポイントを!

そして魔法を!


 「やったあ♪リサヒール出来たぁ♪」

羨ましい、だがこれで俺もスキルポイントさえあれば覚えれるという事だ、

何を覚えよう♪ヒールを覚えるは確定だが最初はやっぱりファイアかな?それともカッコよくサンダーといきます?クールにブリザドとか?それもいきなりハイサンダーとか?夢が広がるな♪


 よし攻撃魔法を見て見よう。


【ファイア】【ミドルファイア】【ハイファイア】【エクスファイア】【サークルファイア】【サークルミドルファイア】【サークルハイファイア】【サークルエクスファイア】【オールファイア】【オールミドルファイア】【オールハイファイア】【オールエクスファイア】【アイス】【ミドルアイス】【ハイアイス】【エクスアイス】【サークルアイス】】【サークルミドルアイス】【サークルハイアイス】【サークルエクスアイス】【オールアイス】【オールミドルアイス】【オールハイアイス】【オールエクスアイス】【サンダー】【ミドルサンダー】【ハイサンダー】【エクスサンダー】【サークルサンダー】【サークルミドルサンダー」】【サークルハイサンダー】【サークルエクスサンダー】【オールサンダー】【オールミドルサンダー】【オールハイサンダー】【オールエクスサンダー】【ホーリー】【ミドルホーリー】【ハイホーリー】【エクスホーリー】【サークルホーリー】【サークルミドルホーリー】【サークルハイホーリー】【サークルエクスホーリー】【オールホーリー】【オールミドルホーリー】【オールハイホーリー】【オールエクスホーリー】【サンクチュアリ】【メテオ】【エクスプロ―ジョン】

 成程……、ファイアの火にアイスの冷にサンダーの雷にホーリーの聖それぞれ4段階と範囲の3段階、

何だホーリーは下級魔法か、あのゲームのホーリーと一緒と思ったわ、そうだよな最初からあのホーリーは無いよね。いかんいかん違うゲームの予備知識で勘違いしたわ、ディアとディアは別物、それで痛い目に遭ったからな。

後気になるのは土のアース系や風のウインド系や闇のダーク系は無いのか、異世界物じゃアースやウインドはよくある魔法なんだが?普通こういう世界って火、風、水、土の四元素使わない?何だろう?違和感を感じるんだが?


 「お待たせ♪」

振り向いたらララさんとルルさんが帰って来ていた。

服装がさっきと違うぞ、可愛い服装になってるんだが?

それにルルさん2色の服だよね?あれ?貴族でも無けりゃ服は1色が当たり前じゃ無かった?

いや違う、1色だ、刺繍と紐と布の重ね着で2色の様に見えるだけだ。

ララさんはボタン2個付きの襟に赤い線付きの白のシャツ?みたいのに赤い色の胸の半分くらいまで丈のあるロングスカート裾に刺繍有り、コルセット付きのスカートって言えばいいのか?腰とあばらの細さを強調していて胸を半分隠す胸を寄せてあげましたって感じの服、それ白いシャツ来てなかったら凄いエロい服だよね?

ルルさんは白いロングの袖あり胸元開いたドレス?ドレスって程ゴージャスじゃないからワンピース?に縫い合わせで青色の胸まであるコルセット紐結びと前の空いたスカートを重ねている。

うんどちらも可愛い洋服だ。そして思ってた以上に着やせするタイプだ、マジでどこから出て来たその胸は?ってくらい着やせしていた。

後髪型も少し変わってる、ララさんは少し編み込み入れてルルさんはポニーテールの高さが少し上がってた。それと口紅塗ってないか?


 もしかしてスキル付けて貰う為に必死なのかな?いや本当にただで付けるよ、そんな色目使わなくても一緒に戦って貰わなければならないからララさんルルさんのスキル付けるのは俺にとっても利益があるから、あっそれとも付けたいスキルがあるとか?巨乳とか痩せやすいとかそんなスキルが有ってそれ目当てとか?まあそれでもいいけど全部それ系が欲しいは嫌だけど結局のところはララさんのスキルポイントはララさんの物であって俺の物じゃないからどれ付けるはララさんが決めていいんだけどやっぱり戦力が上がるスキルを付けて欲しいな、

流石にララさんが戦力上げではなく美人上げにだけスキルポイントを注ぎ込むような馬鹿な真似はしないと思うが?


 「ララお姉ちゃんルルお姉ちゃん綺麗♪」とリサちゃんがすごく喜んでいる。

うん確かに美人だ、西洋人というより西洋人と日本人のハーフみたいな顔をしている、正直ハーフって美人だよね。


 「ねえどうかな?」とララさんが顔を赤くしながら聞いて来た。

「ああ、綺麗だよ二人とも」二人がさらに顔を赤くした、特にルルさんはララさんを盾に隠れてる。


「ねえねえララお姉ちゃん!」とリサちゃんが声をかけた。

「どうしたの?」とララさんが聞くと、

リサちゃんが嬉しそうに「リサね、ヒール覚えたの♪」と答えた。


 「えっ」とララさんが凍り付いた。


 どうした?どうしてララさんが青い顔をして凍り付いた?

どうしたんだ?スキルポイントの説明はしたよな?スキルポイントでヒール覚えられるのを知ってるはず、じゃあ何で凍り付いた?

もしかしてスキルと魔法は別物って考えだったとか?だから魔法は覚えられないと思ってた?

いやそれにしても流石にそこまで凍り付くか?

なんか絶望しているみたいだぞ。

ふとルルさんを見るとルルさんも青い顔をして凍り付いている。


 ララさんがゆっくりこっちを見た、

「どうしよう……リサちゃんが殺されるかもしれない」と青い顔をしながら言った。



 えっ、



 なんでそうなるんだあああ。



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