3話 メニューその2
スキルに早着替えMAXがある、
何故早着替えがある?
俺は早着替えなんて才能は持ってないぞ、
もしかして異世界行ったら貰える所謂主人公補正の天恵スキルってやつ?
何この糞みたいな天恵スキルは・・、
普通こういう場合、経験値100倍とか、強奪とか、模写とか、滅殺必中とか、万物創造とか、スキル効果2倍とかじゃないのかな?
どう無双すればいいんだ?
無双の仕方が分からないんだけど?
詰んだ。
いや、もしかして装備一瞬で変えたから?
つまり早着替えをしたことになる、
だから早着替えを覚えた?
そう考えるのが正しいだろうな、
じゃ無いとやってけんわ、
いやそうだそうに違いない、
だって、MAXだから、
仮に俺に早着替えの才能が有ってもMAXはおかしい、
そんな極めるような早着替えの才能は無いはずだ。
装備を一瞬で変えたのがMAXの器だから、
早着替えをMAXで覚えた
ってのが正しいだろう。
つまり、習得してないスキルも習得しているレベルの行動すれば付くって事か?
例えば、俊足ってスキルがあって背中にロケットエンジン付けて走れば俊足付くとか?
で、それからは俊足覚えたから足が速くなってるとか?
もしそうなら、結構便利だぞ、
例えば、不眠不休のスキルがあって、たっぷり寝た元気な状況で不眠不休にチャレンジ、で不眠不休レベル1を手に入れて、今度は不眠不休レベル1付いた状況で同じことをすれば不眠不休がレベル2になる、
繰り返し繰り返しで不眠不休MAXに出来るんじゃねえ?
何かそれが今すぐ出来そうなものは無いかな?
ん?
鑑定だ、
これいけるんじゃねえ?
いや、+で++にして更に+++にするのは出来ないが、鑑定付けれるんじゃないかな?
試しにやってみよう。
ズボンのポケットから財布を出して中から千円札を取り出した。
「鑑定、えーこれは異世界の地球という星の日本という国のお金です、その国のお札という紙の貨幣で、千円です、日本国の紙の貨幣では現在一番小さい値段の貨幣です、大体パンなら10個買える程度の価値です、ペットボトルのジュースなら6本買えます」
画面の鑑定を見たら変化は無い、
「駄目か、鑑定じゃないもんな、知ってることを並べただけだもんな」
鑑定ねえ、
「野口英世、多分これはこの紙に書かれてる人物の名前だ、(知ってるけど)
右上の1000がこのお金の価値であろう、(知ってるけど)
真ん中の部分が光に空かすと多分野口英世であろう人物が見える、これはたぶん偽造防止の為だ、(知ってるけど)」
画面の鑑定見たら光って無かった、
「やっぱり無理か」
もう一度千円札をすかしながら諦めていると、
ん?野口英世の右側に縦に透かしがある、マジか?知らんかったぞ、ここにもすかし合ったんだな、
他にも知らない偽造防止工作があるか興味を持って見た、
あれ?千円札の両端色が違うぞ、へーこんな対策も取られてたんだな、全然気づかなかったわ、
うわ、左下の千円って部分何か塗ってるのは気付いてたがこれ角度変えると1000って出てくる、
マジかそんな細工もされてたんだ、
左上の1000が凹凸印刷だけじゃなくて野口英世の顔も髪も凹凸印刷じゃない?後右下と左下の横棒も、いやこんなにも偽造防止してたんだな、知らんかったわ、
裏もNIPPONって出てくるし色々偽造防止やってるんだ。
ん?あっー鑑定付いてる、おおっやったぞ、ラッキーだ、有難う造幣局の皆さんおかげで鑑定手に入れました。
鑑定手に入れたか、これとアイテムボックスが異世界転生の基本スキルだよね、
アイテムボックスがスキルにあるか探したらあった。
覚えようと思ったがスキルポイントが無かったわ、
さっきみたいに無しで覚えようにも覚え方が分からん、
ああ残念だと思ったが良く考えたらアイテムボックス持ってたわ。
普通にメニューのアイテムでアイテム預けれたわ。
「お兄ちゃん何しているの?」
えっ、8才くらいの幼女が話しかけて来た、
隣には10才くらいの男の子もいる、
どちらの髪も青い髪だ、瞳も青い、流石は異世界人。
おい待て、まだ異世界人と話す気にはなって無いぞ。
向こうから話しかけてくるとか、NPC のルール破ってるぞ。
「お兄ちゃんは今この町に来たばかりで休憩しているんだ」
怖い、流石に襲われることは無いが、異世界人どんな世界観かもわからないのにかかわるのは危険だぞ。
「そうなんだ、何してる人なの?」
ん、無職です、何もしてません、言葉も分かりま・・
言葉通じてる、
良かった、マジ何とかなる、意思の疎通が出来るぞ、
「えっと、世界を見てます(この異世界がどんな世界観かを調べようとしてます)」
「冒険者なんだ♪」
いいえ、違います、ただの無職です、これから何をするかを考え中です。
「あのお兄さんはレベルいくつ何ですか?どんな冒険してきたのですか?どんな魔物倒したりしたんですか?」
男の子が嬉しそうに語りかけて来た、冒険者に憧れてるんだろう、
「いや、まだなったばかりだから、レベルもまだ1なんだ」
子供たちがガチ引きしている。
なんでだ?レベル1で冒険者はおかしいのか?
そらそうか、レベル1で冒険はしないよな普通、普通は自分の町で少し上げてから旅立つもんだな、
流石に命がけの世界で何が起こるか分からない冒険をレベル1で挑むやつはいないわな、
フォローしないと、
「いや、どうしても冒険したくてたまらなくて、後先考えずに行動してしまったんだ」
「お兄ちゃん15歳くらいだよね?」
「ああ、15才だよ(本当は35才だけど)」
やばい、15才でレベル1は無いのか?
まさか、10才くらいから魔物と戦うのが普通なの?
そんな感じなの?15才になってるのにレベル1はこの世界ではおかしいのか?
「どうやったら15歳までレベル1で居られるの?」
ん?どうやったらレベル1で居られる?
どういう事だ?レベルって勝手に上がるものか?
そうだ、鑑定だ、鑑定しよう、
8才くらいの女の子に鑑定を使った。
リサ・リエン、レベル27、8才、人間、女性、白魔術師、
えっ?
レベル27?
えっ?
男の子は?
男の子を鑑定した、
ルーク・リエン、レベル43、11才、人間、男性、剣士、
えっ?
レベル43、
えっ?
俺、15才、レベル1、
えっ?
「1歳になったばかりのミウちゃんでも、レベル5だよ」と女の子が話した。
詰んでた。