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116話 新たな妻が3人?

 「何で兎人族の種族スキルのラッキーダンスで手でウサギの耳を作るのよ」とララさん、

「そこ気になるの?」

「そうよ、もしも【ラッキーダンス】の踊りがもっと普通の踊りだったら普通に皆が使えてたかもしれないでしょ」と、

「えっ?それホント?」

「ええ実際セクシーダンスやアヴォイダンスはそれで見つかったし、と言うか戦技の殆どはそれで見つけてスキルとして昇華させて使ってるわ」

「例えば【唐竹割り】何て薪を斧で割ってたら覚えれるレベルの物よ、それでレベル1にしてホーンラビットの頭を割ってレベルを上げて、切り上げから【唐竹割り】に繋がりやすくして使う物なのよ」

「そうなの?」

「ええ、普通は切り上げたら切り上げた方向に慣性が働くから切り下しにくくなるんだけど【唐竹割り】を発動するとその慣性が【唐竹割り】のレベルに応じて弱まるのよ、だからスキルを連係に使うのよ」

何か格闘ゲームの必殺技キャンセルみたいだな。

「だからもっとちゃんとした踊りだったなら……」と悔しそうにしている。

まあ確かにウサ耳持っている兎人族が踊るタイプの踊りでは無いからなウサ耳ダンスは、


 「まあいいわ、済んだことは仕方ない、今は【神楽】よ、ミミー、ラビ、ビビ、貴方の知り合いで【神楽】を覚えている者は誰?」とララさんがミミー達に問うている、ちょっと怖い位の勢いで。

「えっとですね、トレミーお爺ちゃんとエミー、アミー、ルビの4人を知ってます」とラビが答えた。

「ロビーさんとコビー君も【神楽】持ちよ、後タミーお婆、小母さんも」とビビ。


 「その人達の性別と年齢は?」

「トレミーお爺ちゃんが去年60になったはずです」

「それでエミーとルビが私より一つ下で15才でアミーが二つ下で14才で勿論3人は女性です」とラビ、

ラビは16才か。

「ロビーさんが23才位の男性でコビー君が10才の男の子でタミー小母さんが46才の女性です」と、

それを聞いたララさんが考え出した。


 「それでエミー、アミー、ルビの顔はどうなの?」とララさんがラビとビビに聞いた。

顔はどうなの?ってどういう意味だ?可愛いかブスかって事?それともこの世界の兎人族は顔に……。


 「「すっごく可愛いです!」」とラビとビビが嬉しそうに答えた。

普通に美人か不細工の質問だったみたいだ。

「それじゃ3人を連れて来て、ユウに確認して貰いましょう」とララさんが言うと「「はい♪」」と言うなり2人が駆け出して行った。

何で俺が確認するんだ?


 「あっ、男の子2人も一応連れて来て……いえ何もここ(ヤアル)でなくてミネス領で見つけた方が良いか」と、

「所でエミー、アミー、ルビの顔の造りを気にしてたけど何で?」

「何でって美人の方が良いでしょお嫁さんは」

「そりゃあ嫁さんは美人が良いけど今回の話……えっ?」


 ……、


 「俺の嫁になるの?」

「ええ、そのつもりだけど?」

「何で?」

「【神楽】は戦争に使えるのよ絶対確保しておかなきゃいけないでしょ」と、

「いや俺の嫁じゃ無くても良いんじゃ?」

「【神楽】の性能を上げるのに貴方の力がいるし何よりラッキーダンスが世に出たから【神楽】の性能が世に広まるのは時間の問題になったのよ」と、


 「まだラッキーダンスは世に出てないぞ」

「じゃあ貴方は今まで散々苦しんで来た兎人族の負を覆せるドロップ率アップを黙っておこうと」と、

「うっ」

「これからも沢山の兎人族が苦しんで死んでいくのに、貴方はそれを覆せる情報を手に入れたのに黙っておこうと、そう言う事ですか?」

「いや……」

「それが出来るタイプでは無いでしょ」と、


 ……、


 「ラッキーダンスを世間に広めるのは勿論賛成だけど、【神楽】との関連は?」

「今までの【神楽】はダンスが上手くなる程度の認識だったわ、でもこれからは違うわ」

「【神楽】の効果のダンス系のスキルの効果を1.1倍にするでラッキーダンスの運が4上がるが切り上げで5になったらどうなると思う?」

「ドロップ率というこの世界の誰もが興味津々で見ている項目で運10じゃ無いとドロップしないはずの物が【神楽】持ちは9でドロップするぞってなったら速攻バレるわよ」

「まだ運10でしか落とさない物が有るかどうかは分からないぞ」

「無いと思ってる訳?」

「……有りそうです」

「仮に無かったとしてもドワーフや描人族の運が3のリーダーのパーティーで気付かれるわよ」

「実際【神楽】の効果をセクシーダンスやアヴォイダンスで調べたりした事は有るのよ、セクシーダンスやアヴォイダンスの効果自体分かりずらかったからその1.1倍は尚更効果は分からないという答えだったんだけど、運3のパーティーで【神楽】持ちにラッキーダンスをさせたら?の実験をしない訳が無いでしょ」

「効果が上がるかが確実に分かる設定で」


 それはするわな確実に。


 「で、そうなったら軍事的に使えるか?を調べるから直ぐクラウン全体に効果が有るが分かって直ぐ使うわよ」

「そしてそうなればより効果の高いダンスを探し出すに決まってるわよ」


 「で問題はより効果が高いダンスは有るけど見つかっていない状況なのよ」

「下手したら戦争がダンスを見つけた者勝ちになるって事」

「だからそれに対抗出来る様にはしておかないといけない、だからと言って対抗策を大げさにしたらあいてもまたになって大事になるわ」


「だから貴方に【神楽】持ちの妻が4人居るは良い案なのよ」


 ……、


 初日で嫁が二桁です、

どうしてこうなった?





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