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113話 お金の使い方

 「だから何で製鉄所を作るお金とかを自分で出す予定で考えるかな?」

「えっ?」

「大きな製鉄所を何で国家予算で作ろうとしないで貴方が出す予定で話すのよ?」

「そもそもこの国の為になる製鉄所を個人の資産、それも貴族でも無い成ったとしても名誉貴族が出すのよ」

「俺が出さなくても良いの?」

「当たり前でしょ」


 そうか俺の資産でしなくていいんだ、なろうじゃ結構自分出費だからてっきり俺が出すものだと思ってたわ。

そうだね、普通は国家事業だよね製鉄所を作るなんて。

 

 「じゃあお金の心配はないんだ」

「まあ、普通に考えたらお金の心配は無いんだけど……」と言いこちらを伺っている。

「何その顔?」

「何て言うかちゃんとお金を適度に使って欲しいんだけど、出来るそれ?」

「えっ?どういう事?」

「鉄のお守りでお金を稼ぐはいいのよ、問題はその後よ」と、

「適度に使わないで金貨2億枚を死蔵させてて、同じ様にお金を稼いで金貨10億枚位集めて死蔵させてたのにそれを一度に使うとか止めてよね、大混乱になるから」と、

「しないよ」

「本当?ミネス領だけで使うも止めてよ」

「ミネス領だけで使ったら駄目なの?」

「我が領としては本当は良いはずなんだけど他の領で餓死者が出る様な使い方は止めてよね、気持ち的に辛いから」

流石にそんな事は起こらんと思うが、


 「貴方の力はとんでもないんだからちょっとしたつもりでもとんでもない事になるんだから」

「そうか?」

「そうよ」


 「例えばさっきの鉄のお守りでだって王都でちゃんと王に材料の鉄を発表させて鉄をちゃんと領毎に確保させて作り方を教えたら国民全員に平等に鉄のお守りを与えられるのよ」

「これがもしミネス領で貴方の奴隷だけで生産したら我が国の反対側のライア領の国民はものすごく貧困になるわ」

最初はそれで行くつもりだった癖に、まあ安全策と言うか最低でもって考えだったんだろうが。


 「ミネス領で鉄のお守りを金貨1枚で売ってもライア領では下手すら金貨5枚になってしまうから」

「そんなに高くなるの?」

「輸送費も高いんだけどぼったくろうとする商人が必ず出るからね」

「それに輸送に3カ月も掛かるから名馬祭の優勝馬(・・・・・・・)でも2カ月半は掛かるからミネス領とライア領との差がとんでもない事になるわよ」


 「だから貴方の鉄のお守りをタダで教えるはとてもすごい事なのよ」と凄く惚けた顔で嬉しそうに言った。

皆も一様に惚けた顔になっていた。うん全員抱ける。もう全員妻だけど完全にOKの顔だ、はいいいえ枕が有れば全員はいにしているだろう。


 真面目な話ララさんの言うとおりだ、この中世の時代では発表する場所にも気を付けないといけない新幹線なんて無いんだから、現代の感覚でやったら不味いな、ララさんとの報連相(ホウレンソウ)はしっかりやって行こう。


 「じゃあやる時はララさんに相談してからにするよ」と言うとララさんは嬉しそうに「ええ任せて」と返した。


 「じゃあ明後日王都に行くかどうかは明日のランク0の成果次第で」

「ええそれでいいわ」とララさんが答えた。


 すると他のメンバーが不思議そうにしている。

「お姉ちゃん?ランク0の成果って何?何を隠しているの?」と、

「別に隠している訳では無いわよ、ある可能性に気付いただけ、確認する為に明日ユウを連れてランク0に潜るだけよ」

「それは?」

「それは言えないわ、正直とんでもなく馬鹿な発想なのよ、本当に、だからちゃんと確認してからじゃないと言いたくないのよ」とちょっと恥ずかしそうに答えた。


 「じゃあそれはいいわ」とルルさんは言いこちらを真剣な顔をして見た、

「それでお姉ちゃんとシシリーとナナリーのパーティー能力が31なのは何でなの?」と、


 ララさんがこっちを見た、皆が俺を見ている。


 ……、


 ララさんがずっと見ている。

「えっ?俺が言うの?」

「貴方が言わないでどうするのよ?」と怒っている、いやララさんが皆に優しく言ってよ。



 はい分かりました、俺が言いますよ。

皆が期待の目で見ている、特にシシリーとナナリーが、

「実は俺……皆のパーティー能力の合計30を12足して42に出来るんだ」と言うと大混乱になった、


 「それは本当なのですか?」とシシリーが、

「嘘みたいだけど本当です」

「それだとセフィリス様のパーティーより強くなるんですが?」とナナリーが言うと皆がシーンとした。

そうだね歴史に名を遺す英雄、しかもこの国の創始者を凌駕するよね、


 あれ?危なくねえ?まさか謀反とか言い出すんじゃ?


 「流石はユウ様、ララ様の旦那様、そして私の……旦那様♪」と顔を赤らめた。

うん大丈夫だった。


 「取り敢えずはパーティー能力は1ポイント上げるだけにしましょう、じゃないと上がり具合が分からないから、パーティー能力を自分で上げて違いを感じるなんてこんな事人類初なんだから、皆1だけ好きなのを上げて貰いなさい」


 ララさんがそう言うと皆が口々に言い出した。

「ちからをお願いします」とルーク君、

「リサはたふさ♪」とリサちゃん、

「私はすばやさが欲しいです」とラビ、

「旦那様ちからを上げて下さい♪」とルルさん、

「旦那様♪私も力を」とミミ―、

「私はすばやさが欲しいです旦那様♪」とビビ、


 取り敢えず先程上げたララさん、シシリー、ナナリーのパーティー能力を隠蔽しよう。

3人の上げた項目を隠蔽した。

そして皆の上げたい項目を上げ同じく隠蔽した。


 ちゃんと隠蔽出来てるかな?

確認しよう、


 ……、


 ……、


 ん?ラビのスキルを見た。


  ユニークスキル

神楽(かぐら)】LV2

 ノーマルスキル

【苦痛耐性(心)】LV5【農業】LV4【剣術】LV3【親子愛】LV3

【跳躍】LV3【フェロモン】lV2【姉妹愛】LV2【ロマンチスト】LV2

【回避】LV2【乙女】LV2【俊敏】LV2【鑑定】LV1

【苦痛耐性(体)】LV1【子供好き】LV1【お人好し】LV1【便所掃除】LV1

【配達】LV1【鞭術】LV1

 種族スキル

【地獄耳】LV2【ラッキーダンス】LV1【重複子宮】MAX

 ジョブスキル

【鞭呪縛】LV1【魔力奪取】LV1【召喚3倍】MAX


 ツッコミどころが満載でした。

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