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105話 ララさんと敵対?

 「仕様って何よ!」とララさんが叫んだ。

「そういう風に女神様が作ったとしか言えない」


 ……、


 「そう、そういう事なのね……」と考え出した。

えっ?納得するの?それでいいの?そして今何を考えてるの?

少しララさんが考えて「女神様って休眠状態の可能性があるのよね?」と俺に聞いてきた。

他の人達が驚いた、まだ確定じゃ無い話で驚かせるのもあれだからララさんと席を離れた。


 「皆は鉄のお守り作ってて」と言って鉄の塊を1㎏5個を渡した。

「ああ、そうだ」離れた席に座って直ぐに答えた。

「女神様って異世界の人じゃ無くてこの星以外の星に生まれた人族って事でいいのかしら?」と、

やばいララさんが敵になりそうだ、

「ああ、そうだ」だからって言って嘘を吐く事も出来ない、詰んでない?


 ララさんが少し考えて「当然1人で来たのでは無くて何人かで来て事故が起こって女神様1人が生き残って休眠状態になった、と言う考えが今のところ一番可能性が高いのよね?」と、

「い、今のところは……」駄目だ、もう答えにたどり着く道しか残ってない。

休眠状態は教えたが事故が起こって他の人が死んだとは言って無いのにそこに辿り着けるとは、確かによく考えたら一人で来たと考えるより複数人出来たと考えるべきだし、休眠状態になったなら大きな事故があったと考えるべきだし、それを繋げて他の人が死んだと考えてもおかしくは無いけど……、


 「そう……じゃあ女神様はこの星に住む気だったと思う?」

……、答えるしかない。

「ああ、多分ね」

「成程ね……分かったわ」と、


 何が分かったんだ?教えてくれよ。


 ……、


 やっぱり気付いてるんだろうな、PCというか地球人の為の設定って事が、


 ……、


 つまりこの詰んでいる様な世界にした現況が地球人だという事実に……。

パーティー能力を与えるは良い、それに12ポイント足せるも良い、スキルをスキルポイントで覚えるも良い、魔法を作ったのも良い、回復薬などのアイテムも別に良いだろう、


 只1つ問題はある、それは魔物だ。

何故魔物を作った?それはやっちゃあ駄目だろ!

作った理由は分かるよ、ゲームみたいな世界にする為ですよね?でもその為にどれだけの人間達が苦しんで死んだ?

しかもPCのパーティーポイントを12ポイント振り込みやスキルポイント振り込んでの丁度いい難易度にしておきながらいなくて生産も教えてない状況で。


 その所為で楽しいRPGの難易度が地獄巡りの様になってるじゃないか。

女神がやったんでは無くアンドロイドが勝手にやったにしても責任は地球人(女神)になるわ、そして同じ地球人の俺にも……、

もしかしてララさんまだ気付いてない?言わなければバレない?


 どうする?聞く?


 ……、


 聞くか、良くも悪くも聞いておかないとこれから深い話が聞けなくなるし、

それに完全に巻き込まれたにしろ同じ地球人として責任取らなければならない。

言わないと完全にマッチポンプだ。


 何より言った方が助けれる人数が増えるだろう。

最悪地球人に嫌悪を抱いていたとしても俺に対してはそれほど悪い感情にはなっていないはずだ。


 地球人が嫌いだから地球人全員死んでとは成らない……事も無いか。

それこそ現代人の甘い考え、敵対する可能性が高い種族は滅ぼしておいた方が良い、と言うか魔物作ってって完全に敵対行動じゃねえか。


 最悪ララさんと敵対してでもこの世界の人を助けよう。

じゃないと良心が壊れてしまう。


 大丈夫ララさんならそんな短絡的には考えないはずだ。

この世界を修復するにも俺の能力が必要なはず、

正直に言って助けて貰おう、そして誠意を見せて地球人との関係の修復を。


 「女神様と敵対する可能性は?」と恐る恐る聞いてみた。

ララさんが少し驚き「その可能性は無いでしょ?」と逆に聞かれた。

「えっ?」

「敵対するも5000年休眠状態なんでしょ?今すぐ起きる事は有り得ないでしょ」と、

そりゃあそうだな、こちらが何かしない限り起きることは無いだろうな。

「出来れば起こして差し上げたいけど、その方法が分からないわ、貴方は分かるの?」と、

「起こして差し上げたいの?」と聞くとララさんが不思議そうに「どうして起こしたくないと思うのよ?」と聞いてきた。


 どうしよう?黙っておくか?どうやら気付いてないみたいだし、

いや聞いておこう、どうせ気付くだろうし、ちゃんと話し合っておいた方が敵対になっても話し合うことが出来る可能性が生まれる。

「ほら女神様がこの世界で優位に立つ為にこんな世界、女神様と同じ種族だけがパーティー能力を12ポイント振り込めるようにしたと……12ポイント振り込めたら丁度良い感じ位の魔物がいる世界で……そうは考えられないかな?」と聞いた、

回りくどいか、今の言い方じゃ魔物を女神の従神が作ったかもとは気付きづらいか?


 「それのどこが悪いのよ?」と、

「えっ?」

「貴方達女神様の種族……何族って言えばいいの?」と聞いてきた。

「地球人かな、それか日本人?、あっでも女神様が地球人は確定してる?けど今の所日本人とは確定はしてないから地球人かな?」

「その地球人の地球って星の名前?」

「うんそうだよ」

「じゃあ私達はテルース人ね」


 「貴方達地球人が私達の星に来て私達人型の種族にパーティー能力やスキルの能力を授けた、これについては感謝しかないわよ、今まではゴブリンとどっこいどっこいだったのがオークも狩れる種族になれたんだもの、もし女神様が来てくれなかったら滅んでいたかもしれないんだから」

「そうなの?」

「そうよ」


 ん?ちょっと待て、

「ゴブリンやオークは女神様が来る前から居たの?」

「そりゃあ居たわよ、じゃ無きゃ生態系が壊れるとか言う以前に人間も存在出来ないわよ」と、

えっ?どういう事?女神が来る前から魔物が居たの?えっ?


 大混乱です。


 魔物が居た?どういう事?じゃあ魔法は?元からあったの?

じゃあもしかして魔法って魔法?本当に魔法なの?科学の力で魔法みたいに見せかけてるじゃ無くてナノマシンとかじゃなくて?


 「もしかして?女神様がゴブリンやオークを作ったと思ってたの?」とララさんが聞いてきた。

違うの?そう思ってるだけじゃないの?


 ……、


 一対この世界どういう世界なんだよおおぉぉ。

 前振りを書いてなかった、取り敢えずこれで、

いつか書き直すかも?



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