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プロローグ
――――大切なもの……。
それはなんだって誰だって、失ってから初めて気が付くもの。
それが、『イノチ』なら、なおのこと。
あの時、なんで止めなかったんだろう。
なんで、「やめなよ」って言葉が出てこなかったんだろう。
なんで、このことに賛成したんだろう。
なんで、助けてあげなかったんだろう。
なんで、なんで、なんで……。
こんな言葉ばかり出てくる。
後悔してももう遅い。
だって、もう、何もかも終わってしまったんだから。
駄作ですが、また書き始めてしまいました!!
これには、いじめはいじめる側も、いじめられる側も、流されるがわもつらいんだよ、という意味を込めてみました。