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ウロボラズ外伝1 竜の仮面  作者: Lightning
真実と偽りの章
23/46

~冒険~セラフィナイトとフィーナ9

改稿が完了致しました。

と言っても、内容面のみです。

誤字脱字、文法・言い回し上の間違いは具体的に報告願います。


改稿後、「良くなった・悪くなった」など、意見を募集します。

感想の一言に、

改稿について……◯◯なってます。

など書き込んでください。

もっと気軽に書き込みたい方は活動報告まで。


大きく変更(というか追加)されたのは、以下の部です。

・ガルダとガルド2(名も無き者の演説)

・魔法と部族と戦争と2(寝ぐらに帰った後の会話)

・魔法と部族と戦争と4(探険後の会話)

『大蛇とドラゴンと……。誰だっけ』

私達の向かう先は岩山。大きな川に沿って北上しているようだ。どうやら、今は夕方になったらしく、雲から射し込む光は赤へと変化した。

とはいえ、真実の世界や、偽りの世界と比べ物にならない程広大な世界。岩山は、まだ遠くにあり、私達はまだ、荒野に取り残されている。

何も無いのではないかと思った時、空は陰りだし、ある石が浮かび上がった。

石が浮いているだなんて、何とふざけた話だろう。しかし、石は私達と同じ高さの所に浮かんでいる。

石は意外と近かったらしく、ドラゴンが三回羽ばたく間についた。とても小さく、私の蹄の半分位の大きさだと思う。

ガルドは牙を青く光らせる。すると、石も反応して青白く光り、それを何回か繰り返した。その度に、光は強くなり、遂には大きくなった。岩と呼べる大きさに。

岩はこちら側に穴があり、中に入れるようだった。

「危ねえから、今日はここで寝るしかねえだろう」

どうやら、ガルドは本当の世界をよく知っていて、魔法のプロでもあるらしい。


私達は穴を潜った。すると、直ぐさま、すり鉢状の岩肌が露わになった部屋があった。外見同用の広さを有している。

ドラゴンの尖った顔が覗き、首、翼と入ってくる。

最後に、ガルドが入ると、穴は閉じた。

しばらくして、フィーナがきく。

「結局、あいつら何なの?」

「悪い奴だ。昔この世界を汚して、あっちの世界へ逃げたんだ。そして、またここを攻め用としている」

そう、あの翼のある者は悪い事の元凶だったのだ。

「偽りの世界って何かわかってるか?」

フィーナはブンブンと頭を振る。でも、私はわかっていた。

「心が逃げた世界」

「そうだ。だから、歪んでいて、嘘ばっかだ。…………だが、その心の元は何処だ?」

その答えを考える前に、フィーナはきいてきた。

「心?」

「うん。本当の世界で嫌な事があって、逃げたくなるの。そしたら、心だけ抜け出して、あの世界に行くの」

そして、自分の言った事にはっとする。

「……本当の世界が心の元の場所ね」

驚いた視線が投げられる。その方向を見ると、フィーナがいる。

「ディレーズもここに居るのよ。逃げたくなるような嫌な事があったんでしょ。森なんて、無くなちゃったんじゃない? 悪い奴に本当は襲われてるんじゃないの?」

フィーナの頭の周りの早さには毎回驚かされる。でも今は、そんな事がに感心している場合じゃない。

「行ったところで、どうにもならないぞ」

ガルドは二頭のやろうとしている事を察し、止めた。

「あいつを倒さない限り、どうにもならない。それと、ドラゴンだ」

ドラゴン!? 反射的に後ろを振り返る。彼らは逆に驚いた顔をしている。

「彼らは味方だ。あの赤いのに加担した、悪いドラゴンがいる」

何処に? 目で訴えた。

「わからない。今は姿を隠しているらしい。奴らは、数は少ないが、有り得ないほど強いんだ。一頭は捕虜として捕まえてある」

沈黙が流れた。

捕虜。敵であるというだけで、可哀想という気持ちが消される。怖ろしいものだ。


微妙に思えますが、次の部は……。

なんと、セラフィナイト達の記憶が戻ります!!

という事で、長くなりそうなんで今日はここで切ります。

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