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#2 私の恋

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「超有名高校で俺・私は恋に落ちた話」をどうぞ!

~恵美の視点~

私は、恵美。中田恵美(なかたえみ)。アラテキ高校に通う学生だ。

この学校ではかなり特殊で色々な言語を話さなければならない。

そんな超有名高校で私は私自身で言うのも気が引けるがマドンナのような存在だ。

今もこうやって告白される。

男子「好きです!付き合ってください!」

私「すみません。無理です。」

といって私はその場を去っていく。告白してくれた人には悪いけど.........

小学校のころから顔は整っていた方で、よく告白されるほどだった。

しかしその時には、まだ恋心というものを抱いていなかったことで私は

告白をしてくれた子と付き合うことにしていた。しかし、その子と本気になれず

いつも私から別れを切り出していた。そして中学に上がっても私は恋心を

抱かずに告白されても断っていた。しかしそんな私に変化が起きたのはこの高校に

入学したくらいだ。好きな人........とまではいかないが気になっている人がいる。

女子高校生という年齢から当たり前となるが、恋心を抱いたことがなかったので

右も左もわからない状況だった。しかしよくよく観察してみると彼は可もなく

不可もなしというような感じであまりパッとしなかった。しかし私はなぜか

彼のことが気になり始めた。その間でも、周りから告白されるが中学と同じように

断っている。少しだけ話してから私は確信した。私は琴に恋をしていると。

私は私なりに彼の気を引くために努力をしてみた。しかしあまり効果はなかった。

そこで思いついたのは、罵倒を浴びせているように見せるということだ。

この高校では、日本語と英語と他の言語を最低でも1つしゃべることが条件だ。

そして普段の会話では英語でしゃべっている。その時に、その人に通じない

他の言語で話すのはバカにするときに使われるようになっている。

それを逆に利用してやろうということだ。教科書を借りた時........

私「je suis heureux de te parler」

と彼のわからない言葉で言うと彼は頭をぶんぶんと振っておかしくなっていた。

言葉の意味は、「話せてうれしい」だ。しかし彼は、悪口として捉えているから

必死になって頭を振っていたと思う。私はこの時、確信した。

彼は私のことに気があるのではないか?と。さすがに自意識過剰かもしれないが

それでもおちょくってみる価値はあると思い、好きな人に意地悪をするという

私なりに気を引くことにした。


~琴の視点~

彼女が告白から去っていって俺はわかった。恵美は誰とも付き合わないことを。

なんて言ったってこれだけの人から告白されているのに付き合わないということは

おそらくそういうことだろう。あるいは好きな人がいるとか......

どっちにしろ俺の恋は儚く終わってしまったということだ。

そんなことはどっちにしろわかっていた。しかし.......

少しぬぐい切れない気持ちがあるが僕は静かにその場を立ち去った。

そして次の日.......彼女は何事もなかったかのように登校してきた。

まあ、いちいち告白に引っかかっていると切りがないからだろう。

すると彼女がこちらへきて、

恵美「je t'aime bien」

と言ってきた。俺はそのとたんどうしてだ~!!と思った。

前回はまだしも今回はどう考えてもただの悪口ではないか...........

頭を抱えながら俺は頭の中で考えていた。

彼女の顔を見ると、ニヤニヤしていた。やばい超かわいい.........

何もできないまま俺はそのままだった。


~恵美の視点~

「やばい、言っちゃったよ........でも彼は気がついてないはず......!」

私は先ほど彼にフランス語であなたのことが好きと言った。いわば告白だ。

しかし彼は悪口と受け取っているようでその反応がとても面白かった。

彼がそのままになっていたので私は英語で

私「Would you like to have some fun?(少し遊ばないか?)」

琴「.....Understoodわかった

と彼は渋々ながらも承知した。

私「Good. Then come to my house after school.

  (よかった。じゃあ放課後、私の家へ来てね。)」

琴「Huh?...your house?(えっ?君の家?)」

私「yes. my house(そうよ。私の家)」

琴「I understand(わかったよ。)」

彼は私の家に来るというと激しく動揺していた。わかりやすすぎ..........


~琴の視点~

こいつ正気の沙汰ではないな....なぜ高校生とまでなって異性を家に連れ込むのか。

「そういうのは好きな人だけにやれ」と言いたかったが言えなかった。

とは言いつつも俺は彼女の家に上がることに動揺していた。本当になぜ?と。

とりあえず確かなことは恵美のせいで次の授業から上の空だったことだけだ。

俺は放課後がとても待ち遠しかった。こんな気持ちは初めてだ。

しかし、先ほど言っていた罵声とは打って変わって違う........

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークなどをして待っていてください!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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