#10 夏祭り②
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「超有名高校で俺・私は恋に落ちた話」をどうぞ!
~恵美の視点~
?「やめて......彼女嫌がっているじゃないか!」
そんな声がして振り返ってみると.....そこには琴がいた。
私は驚いた。失礼だが彼にはそんな勇気が無いと思っていたから.....
男「なんだてめえ?部外者のあんたには関係ないだろ!」
琴「そっ.....そんなことない!俺は彼女の彼氏だ!」
男「ちっ、彼氏いたのかよ。」
と男は乱暴に私を飛ばした。
琴「恵美.....」
飛ばされたが寸前のところで琴が私を見事キャッチしてくれた。
男の人が立ち去ると......琴は
琴「恵美!?大丈夫だった?ケガとかない?」
私「うっ......うん。ありがとう。おかげで助かったよ。」
琴「本当!?よっ......良かった。恵美になんかあったら......俺......」
私「あっ......ありがとう。琴がそこまで心配してくれたなんて......」
琴「良かった.......」
私「そっ.....それで......さっきのかっ......彼氏っていうのは.......」
琴「あっ......えっと......その......」
私はこの空白の時間がすごく長く感じた。
私「......ごめんね。祭りのところ行こう!」
琴「うっ.....うん。」
~琴の視点~
心配していたことがまさに起きた。俺は少し移動して恵美のことを
待っていると.....おそらくナンパされている所に遭遇したのだ。
男は少し大柄な奴だったため、助けるか少し迷ってしまった。
しかしさすがに見逃すことができずに俺は声を張り上げて言った。
つい勢いであんなことを言ってしまったが今よくよく考えてみると
すごく恥ずかしいことを言っていた。でもそれが結果的に
恵美を助けることができたのだから俺はよしとした。
俺たちは祭りのところへ向かった。
ナンパイベントが発生して本来の目的を忘れていた。
祭りの会場へ着くとさっきの恐怖心は忘れたのか知れないが恵美は
はしゃいでいた。俺はそれを見て安心していた。
恵美「ねえねえ、こっちきて!これやろ~!」
恵美はまるで無邪気にはしゃぐ小学生のように見えた。
その姿がより一層彼女の可愛さを引き立てていた。
俺は少し見とれながらも彼女の方へ向かった。
彼女の方へ行くと、そこは射的だった。確かに夏祭りといえば射的とも
いえるだろう。ここだけの話だが俺は射的が得意だ。
ここは俺が人肌脱ごうと思って列に並んだ。そして俺たちの番になった。
先に彼女がやるということだ。どれだけの実力があるだろうかと思って見ると.....
まさかの3発中3発も当ててしまうなんて.....恵美スゲーと俺はなっていた。
俺も引き続き行い、同じく3発中3発当てることができた。
俺たちが終わると、彼女は
恵美「次は、かき氷食べよう!」
俺「わかった!」
と俺たちは言って、かき氷が売っている屋台に向かった。
こんなに楽しいことはいつぶりだろうと思いつつ、もらった。
近くのベンチに腰を下ろして俺たちは並んで食べた。
こうやって並んでいるとなんかカップルのように見えるかも......
俺はそんな妄想を膨らませつつ、おいしく食べる彼女の横顔を見た。
恵美「?どうしたの?」
俺「なんでもない.....」
俺は多分、顔を赤くしていたのだろう。
その後も彼女がやりたい屋台だったり食べたいもののところへ行き、
時刻はもう7時をすぎていた。
恵美「そろそろ、花火があがるね。」
俺「そうだね。」
俺たちは花火が見える位置に移動した。
移動した先は他の人がいないが開けていてとても見えやすい場所だった。
そして俺たちが少し待っていると......夜空を照らすように花火が何発も
上がっていった。俺はそれを見ながら美しいという感想をもっていた。
そしてかき氷を食べたときのように彼女の顔を見た。
恵美「花火、綺麗だね。」
俺「だね。」
何発も綺麗な花火が打ちあがりラストは一気に何十発もの花火があがった。
そして終わると再び静かな夜空が俺たちを見下ろすような構図になっていた。
恵美「終わっちゃったね......」
俺「うん。」
俺たちはまるで小学生みたいな感想になってしまった。
夜の帰り道。俺たちは今日の思い出を語り合っていた。祭りの時も
楽しかったがこの時間も十分に楽しいと感じたのは俺だけではないと思う。
俺の家が近づくと寂しい気持ちになって俺たちは何も話さなくなった。
俺「.......あっ.......あのさ.......」
恵美「うっ.......うん。」
俺「その.......よっ.......良かったら......」
恵美「うん......」
俺「......ごめん。やっぱりなんでもない。」
恵美「そっ.....そっか。」
恵美は少し寂しげに言った。もっとこの時間が続けば良いのに....と
俺は思いつつも
俺「じゃっ.......じゃあバイバイ。」
恵美「うっ......うん。じゃあね。」
少し気まずさや恥ずかしさが混じりながらも俺たちはお互いに
別れを告げた。
読んでいただきありがとうございました!
ブックマークをしてくださるとうれしいです!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




