キャラクター設定 クロウ
本名 クロウ・レグラリート
通称 クロウ
種族 ヲサンク
職業 卯下の猟犬
身長 一七〇cm
体重 六七キロ
出身 エラローリア法王国中枢都市ザムゼル
血液型 A
スリーサイズ:B九八.三、W七五.三、H九三.三
趣味 クルチ集め
特技
能力 クグ・ルコント(クグ=影) (ルコント=操る)(影を操る能力)
武器 剣(二刀一対)
好きなもの 鳥の揚げ物、芋の素揚げ
嫌いなもの カアンゴゾゾボナ(ただし、スープならいけるとのこと)
苦手なもの 焼き魚、煮魚
誕生日 一二月一六日
年齢 二〇歳※物語開始時点
テーマカラー 黒
属性 闇
【容姿】
瞳の色は金色。
整った顔立ちで、目鼻立ちははっきりとしている。童顔のため実年齢より幼く見え、背の低さと共に気にしている。
鼻は小さく、鼻筋はすっと通っていて目尻が少し下がった二重のぱっちりとしたくりくりとした大きな目をしている。笑うと優しく見える。まつ毛長い。
濃く細く整った眉をしている。
唇は薄い。
輪郭はシャープでそれぞれのパーツがバランスよく配置されている。
髪は烏の濡羽のような艶やかな黒髪。髪は長く、ポニーテールのように後ろで縛っている。
【体型】
普段は服で隠れているが筋肉質な引き締まった体つきをしている。しかし、ムキムキという訳ではなく、所謂、細マッチョ。力は強く、身長差のある者でも軽々と持ち上げる事が出来る。胸と腹筋が発達しており、肩のあたりには少年特有の丸みも併せ持つ。
【経歴】
本作の主人公。卯下の猟犬であるヲサンクの少年。
一八年前にエラローリア法王国の首都である中枢都市ザムゼルでヲサンクの両親のもとに生まれた。
父はザムゼルの治安維持部に所属する下級兵士(しかし、その正体は護法騎士団にとって都合の悪い人物を始末する暗殺者であった)であった。
一〇歳の時に怪物と化した父親によって母親を殺害されており、さらにその父を自らの手で殺めたという経験をしている。
その後、クロウは上記の経験が原因で一時的に性格が荒んでしまい、当時の彼は、様々なトラブルにより周囲との諍いが絶えない問題児であった。そんな時、彼に希望の光を与えたのがエラローリア法王グレイシア一五〇世であった。
当時、暴行容疑で治安維持部隊から逃げていたクロウは、たまたまお忍びで街を散策していたエラローリア法王グレイシア二二一世を暴漢から助けるが、逆にあらぬ誤解を産み、不敬罪で逮捕勾留されてしまう。
しかし、その後、法王の直訴により勾留が解かれ、その後、法王から感謝の言葉が述べられた。しかし、クロウが生きていても無意味だ、死んだ方がマシだと言うと、法王はクロウの頬を叩いて叱咤し、生きる意味を説いた。
それにより生きる意味を失いかけていたクロウは法王に忠誠を誓い、以降、法王の猟犬となるべく養成学校に入学し、修行を積むことになる。
この法王との出会いにより、どんな悪人であっても殺してはいけないという考えを持つようになっていった。悪を憎んで人を憎まずというクロウの正義感溢れる性格はこの頃に形成されたものである。
法王とは、入学後もお忍びで会っており、クロウのペンダントはこの時に買った友情の証である。
また、物語開始の三年前である法王の猟犬再編前の記憶を失っている。
【性格】
一人称は俺。
正義感と使命感が強いが、感覚だけで行動することが多く、戦闘では考えなしに突っ込むことが多い。
怪物となった父親を殺害して以降は性格が荒んでしまい、正義の名の下に暴力を振るうようになっており、周囲との諍いが絶えず、煙たがられていた。
頼まれると断れない性格でもあり、文句を言いながらも何かと面倒を見てくれる。
【服装】
龍のヒゲで編まれたシャビズと呼ばれるぴっちりとした鎖帷子のような服(上はノースリーブ)に無骨な金属製の簡易的な鎧を着けている。襟巻きはマスクにも武器にもなる。
法王から送られたペンダントを身につけている。
【能力】
クロウに授けられた神の力は、影を自在に操る能力である。
主に相手の影を縫う「影縫い」や自らの影を投擲する「投影剣」の二種類の技があり、影が濃いほど効果や威力が上がるが、逆に影が薄いと効果や威力が下がる。
また、影ができない場所で使用することはできない。
【武器】
クロウの武器は、二刀一対の剣。
【技】
扇風斬り(斜めに回転しながら下降していき、二振りの剣で相手を斬り裂く技)
斬空刃乱(打撃で怯ませた敵を蹴り上げ、空中で斬り刻む技)
投影剣(自らの影を投擲する技。投げた影は烏の羽のような形状になって相手に襲い掛かる)
影縫い
【戦闘スタイル】
戦闘スタイルは格闘と二刀の素早い斬撃を基本とする接近戦。その他に自らの影で投擲用のナイフを作り出して攻撃する投影剣がある。