3章 驚愕、そして真実を知る
そんなこんなで彼女の家に行くことになったのだが……
「これ…家なのか?」
驚かない方がおかしい
何故ならレイスは城と呼べるほどの大きな家に住んでいたのだ
「まぁ、私の一族は昔から高貴なとこだから…」
と少し悲しそうな目をしながら言って
「それより一旦入りましょ?さ、上がって上がって」
彼女に背中を押されながら家に入ると
「……」
黙ってしまった。
仕方ない。
だって彼女の家の中には
「何故、ドラゴンがそんな所に!?」
そう、レイスの家にドラゴンがいて、そのことに誰も変に思っていないのだ。
(俺が眠っている間に何があったんだ?)
そう思っているとレイスが思いもしなかったことを言った…
「これ?普通だよ?」
思考が停止した
しかし、その言葉を聞いた瞬間、一つの疑問が浮かんだ。
それは…
「レイス、今何年だ?」
「え?今は魔法歴2000年だよ?」
(魔法歴?なんだそれ?俺が寝る前は龍界2000年といったはずだ)
そして俺は思った。
(俺は一体、どのくらい寝ていたんだ?)
もう一つの質問をする
「レイス、龍界2000年って知ってるか?」
これを知らなければやばい、と思ったがそれは杞憂だった。
「知ってるよ、えーと、龍界2000年だから今から5000年前だね」
(は?5000年前だと?おかしい…)
ドラゴンの寿命はもって1000年なのだ
そして俺は考え、自分の中で一つの仮説を立てた。
仮説?いや、違う。確信した。
(はは、ダサいな、寝てる間に死んで転生するなんて…)
漢数字と英数字がバラバラなのは許してください。
それと2日に1回時に3日に1回など投稿ペースが違います。