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一章 日常に飽きたドラゴン

「いたぞ!龍神だ!」


「殺せー!」


——こんなの日常茶飯事だ。


これがない日があると逆に不思議に思うくらいにはな……



この毎日が何年も何年も続いて、何人も何人も俺を倒しに来るやつを逆に殺してきた。


これが終わる日を祈っていたのだ…


そして、いつだったか、俺はずっと考えていた


「俺は何のために生きているんだろうか?人に殺されるためか?逆に人を殺すためか?」



何を言っても何を考えても変わらないことくらい知っている。

全て無意味なことくらい知っている。


考えるのをやめた時思った


「この日常はもう飽きた」



俺は龍神と呼ばれている。

別に神ではない

ただ、俺は最強だからそう呼ばれているだけだ


強すぎるから他のドラゴン達を負かしたやつが来ようと俺に関しては別だ


そんな俺だからこそ、雑魚の種族である(人)が何人来ようと容易に勝てるのだ


だから飽きたのだ

そう、強すぎる故に飽きてしまったのだ


目を開き、前を見れば何十もの人

「飽きたよ、お前らのような雑魚の相手をするのも…」


そして一人また一人と殺していく…




「もう…寝よう」


何も感じたくない、何も考えたくない。


そして俺は目を閉じた…

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