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Court Brabe Painter
〜 目覚め 〜
目を覚ましたときこのくらい部屋の中で一際目立つ火の灯火が目に入った。頭にひどい頭痛のような痛みがはしった体を起こそうとすると太腿の半分下から感覚があまりなく地面と同化しているみたいだ。予想はあたり足は鎧のような義足になっていたのだ。この部屋、なぜ俺がここにいるのか暗い部屋の中を手探りで探すと一本の筆が転がっておりさらに汚いキャンパスが立てかけられていた。女性か男性かわからない汚い絵が赤一色で乱雑に描かれていた。目がそこに奪われていると鍵の音がして鈍い扉が開くとともに牢屋にいることにきずくのだった。