あとがきという名の反省文
本編とは全く関係のない駄文です。スルーして頂いてOKです。
この度は私の書いた「レドウの華麗なる冒険譚」をお読み頂きましてまことにありがとうございます。設定からストーリー、キャラ設定に至るまで刺さる方も刺さらない方もいらっしゃると思いますが、ともかくここまで読み進めて頂いたことに感謝致します。
興味本位で書き始めた素人ではありますが、この場をお借りして本作の執筆における反省などをさせて頂きたいと思います。
正直言って非常に大変な思いをした十ヶ月間でした。
『文章なんて簡単に書けるよね』と軽く考えていたことがなんとも気恥ずかしい限りです。
一話一話必死で毎日絞り出して、それでも投稿がその日のうちに間に合わなくなって……と、なっていた自分に引き換え、同時に数作品平行で執筆されている方がいらっしゃることを考えると、自分には全く物書きの才能はないのだなと改めて思い知らされます。
とはいえ、ともかく最後までしっかり書き切れたことにホッとしております。
記載当初に設定したシナリオプロットと比較してもそう大きなズレが生じなかったことも、書き続けられた要因だと思っています。
ですが、本作をとても楽しく書けていたことも事実です。
私のような素人作家にも温かい言葉を頂けたり、評価を頂いたり、アクセス数が伸びて『読んでもらえているんだ』と実感出来たことも幸せでした。
また、キャラを設定して世界観を設定してストーリーを書いていくと、キャラが勝手に自由気ままに動き出す感覚も味わいました。
本作の例ですと、中盤でヘルマン君が真の性格をさらけ出して裏切り行為の上、討伐されて亡くなってしまいますが、彼はもともとは最後までいる予定のキャラでした。でも彼の『猫を被っている』という設定が『ここで暴れさせてくれ』と主張してくるんです。これには自分で書いていてびっくりしました。
これは執筆されている皆さんも感じていることなのか、私が未熟だからそうなってしまうのかは分かりませんが、新鮮な感覚でした。
お陰で当初ユーリ(ユーレチカ)だけが裏切り者だったのに、ジラール君のパーティは二人ともが裏切り者という酷い人選になってしまいました。ジラールはあまり見る目がないんですかね(汗)
さて、次作の予定ですが、今のところは特にありません。
しばらくはゆっくり休みながら、本作の校正をしていきたいと思ってます。一作書くので必死だったので、きっとボロボロなところが沢山あるはずです。
とは言っても突然創作意欲が湧いて書き始めることもあると思います。そのときはまたお付き合い頂けますと幸いです。
どうもありがとうございました。m(_ _)m




