受験に向けて万事抜かりなし!?(200文字小説)
同じ学校を受ける友達と試験会場へ向かう。
「万事抜かりはないよ」
彼は不敵に微笑んだ。
試験後。
「焦ったよ。山が外れた」
「それで抜かりはないなんて、よく言えたもんだな」
「いや、それについては問題ない。そんな時のために徹夜でこれを作っていたからな」
彼が取り出したのはご丁寧に正方形に削られ、それぞれの面にはア・イ・ウ・エと書かれた鉛筆だった。
「マークシート用の秘密兵器さ」
彼が不合格だったのは言うまでもない。
同じ学校を受ける友達と試験会場へ向かう。
「万事抜かりはないよ」
彼は不敵に微笑んだ。
試験後。
「焦ったよ。山が外れた」
「それで抜かりはないなんて、よく言えたもんだな」
「いや、それについては問題ない。そんな時のために徹夜でこれを作っていたからな」
彼が取り出したのはご丁寧に正方形に削られ、それぞれの面にはア・イ・ウ・エと書かれた鉛筆だった。
「マークシート用の秘密兵器さ」
彼が不合格だったのは言うまでもない。
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