第四話 神に子供がいないのか?
ネコーズ
「イスラム教の奴らはイエスを預言者と認めているようだが、神の子としては認めていないようだな。自存者であり、男でも女でもない超越者である神に子があるはずは無いという部分が納得いかないな。
ここでいきなり、見方が人間的になってるんだよ。創造主と言っているのに、子供を産むはずがないなんて、
言ってるからね。
大工が家を建てれるはずがない、車工場で車ができるはずがないって言ってるようなものだよ。イエスは人間っていうのは、キリスト教でも同じ真理だよ。それに、人間だって神から作られたなら、神の子だろ。
まあ、キリスト教はイエスが元々天使で、天使から人間にされたという点で変わってるけど。僕も膨大な力を持つ天使が、人間になって生活できるのかっていう疑問は残るよ。知識量や力が全く違うのに、同じ人物といえるのかどうかという疑問はね。
でも、人間の脳は宇宙と似てるっていうし、人間が使っていない脳の部分も考慮に入れれば、ある程度までなら可能という憶測は立つよ。そこはまだ人間に及ばない領域だし、実証する術は無い。ただ、イスラム教とキリスト教、どっちが科学的に正しいかと言われれば、キリスト教の方が科学的に近いと考える。
ここまでが、宗教の本を読んだ上でのイスラム教の矛盾点だ。この三つを説明してもらわないと、イスラム教のテロリストはただの迷惑自殺集団となってしまうぜ! さあ、説明してくれ」
モコソン
「教理面でも説明したいけど、泥沼になる可能性は多いからね。ネコーズ君が調べたこの三つの点を説明できたら、また遊んであげるよ!」
ネコーズ
「そういう事だ。まあ、僕はオリジナルの真理を持っているから、相手にはならないけどね。この三つの点を、日本人とういうほとんどイスラム教を知らない第三者に盛大に発表することで、イスラム教のテロ組織の奴らは止められるよ!
第一に、教理を説明できない。
第二、教理を説明しても、ある者は矛盾を納得出来ずにテロ行為を行えない。
第三、仮にこの事の真実性を証明できたとしても、テロ行為をする理由にならない。
第四、無視した場合は、ただの集団迷惑自殺集団と化す。
この四つで、イスラム国は終わりだよ。本当は、宗教に関わる気はほとんどなかったが、君達はマナーが無さ過ぎる。人質を取って、宗教を拡大するなど、下種のする事だ!」
モコソン
「ネコーズ君、君って奴は……。イスラム国の奴らをも、正しい道に行かせようというのだね!」
ネコーズ
「ふっ、最低限のマナーを守れば、僕がじっくりと真理を教えてやるニャ! 悔い改めて待っていろ!」
モコソン
「さてと、後は、この文章を英語やアラビア語にして、テロリストの目につきやすいいたる場所に張っておけば、奴らは恐れて逃げて行きますよ。テロリストの対象から外れるんじゃないですか?
国全体で訴えれば、奴らも攻撃対象から外しますよ。イスラム教のことを何も知らないと思っていた奴らが、ダブ―を尋ねて来るのは脅威以外の何物でもありませんよ。これはミサイルや自爆テロより強力ですよ。アッラーは偉大なりと言えないわけですからね!」
ネコーズ
「日本国民みんなでテロ行為を止めようじゃないか!」モコソン
「じゃあ、仕事も終わったんで、エロ行為をしてきますね!」
ネコーズ
「ナンパか? 僕も行くぞ!」