表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

家族について

私は、この春、高校2年生になる。

全校生徒60人未満という、田舎の小さな学校だ。だが、そんな小さな学校でも面白いことはある。が、やはり春は何か新しいことに挑戦してみたくなる季節だ。私は、本が好きだから小説を書いてみようと思う。幸いにも、題材はもう決まっている。私の

 とある友人について。

 初めて会ったのは、保育所だ。

私は記憶力があまり良い方ではないから覚えていることは少ない。だが、それは友人も同じだろう。前にこう話していたのを覚えている。

「うち、ちっちゃい頃の記憶あんまないんよね。色々あったけぇ、忘れとるんかも。いらんことはよく覚えとるのになぁ」

と、

そういえばいつだったか、家族について話してくれたことがある。

「うちの家、ちょっと変わっとるっていうか、説明がめんどくさいんだけど、うちの親は離婚しとって、お母ちゃんは家を出て行ったんよね。それで今は、お父ちゃんとおじいちゃんとおばあちゃんとお父ちゃんの彼女さんで一緒に住んどるんよね。まぁ、お父ちゃんはお母ちゃんに暴力振るったり、お金借りて返さんかったり、いっつも酒とたばこ臭かったりして最悪だったんだけどね。

前にさあ、学校から帰ってきたらお父ちゃんがお母ちゃん殴って、やってしもうたって言ったときは流石に殴ったよねぇ。でも、最近はお母ちゃんのところにずっとおるよ。前までは月一回とかしか会えんかったんだけどね。でもさ、親権はお父ちゃんが持っとるけぇ、いろんな手続きとかめんどくさいらしいんよね、じゃけぇさ、お母ちゃんは早く親権移してって言うんよね。

てかさ、お母ちゃんとお父ちゃんの彼女さんは仲良いらしいんよね、めっちゃおもろくね?」

と、

あまり覚えてはいないがこんなことだった気がする。今思えば、普通の家庭、幸せな家族、とは程遠く、グレてしまってもおかしくないような環境だが、友人は真逆の人間と言っていい程、おっとりとしていて優しい。時々マイペースで、周りとズレていることもあるがまぁ、許容範囲内だろう。そういえば、マイペースなのは兄弟がいないからだと、言い訳のように言っていたことがある。そうだ、友人が話してくれた興味深い話があるんだった。

「前、お母ちゃんが言っとんだけどさ、

   自分さ、おばあちゃん達の代わりに生まれてきたんだって。

自分さ、親が結婚してからしばらくたってから生まれたんだって。それまでなかなか子供ができんくて悩んどって、たぶん七夕祭りがあったくらいだから、夏くらい?におばあちゃんが亡くなったんだって。ふらっとおらんくなって、探しに行ったら家の裏の山みたいな林みたいなところで倒れとるのが見つかったんだって。認知症とか持病とかもなくて元気だったのに急に、みたいな。それでさ、その月の内だったかな?後を追うみたいに、ひいおじいちゃんも亡くなったんだって。で、その数ヶ月後に自分がお腹の中におることが分かったんだって。じゃけぇさ、自分はおばあちゃんとひいおじいちゃんの命の代わりに生まれてきたんだって。すごいよね。」

と、

友人の親に会ったことがあるが、母親は、きびきびとしているし、父親は、怒りっぽい、どちらに似ているか聞かれてもどちらにも似ていないと答えたくなるから、この話を聞いたときになるほどな、と思った。それに、親戚の人などからも、おばあちゃんんによく似ていると言われるらしい。やはり、生まれ変わりのようなものなのだろうか。

拙い文章ではあるが、友人について伝わっただろうか。まだまだ書きたいことはある。次は、小学校の時のことについて書こうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ