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02話 真面目にできないんですか?

あー…起きなきゃ…久しぶりにまともに寝れただけいいのかな…。

あれ…あぁそっか 今は884年だった


「あーよく寝た…」


街の周りにはあまり何もなくても、高い門を潜ればそこそこ栄えた街がある。

それなりに人もいて、飲食物や武器や装備など色々売っている…。

正直装備は色々な場所を行き来して作った装備の方が強いけれど駆け出しの冒険家には丁度良いくらいのものは売っている。


正直少しでも街で遊んでいる時間があるのかはわからない。

急ぐべきなのかもゆっくりでも良いのか…


「とりあえず着替えなきゃ…」


レミ起きたのかな?

早いところ支度は終わらせて見に行ってみようかな。


朝ごはんは…これでいいや…

相変わらず美味しくない保存食。

持ってくるにしてももう少しマシなものがあったかもしれない…。


「口の中の水分全部持っていかれる…!!」


パサパサ。

師匠は絶対に賞味期限切れの物を渡してきたな…


106号室…ここだよね?


コンコンコン、とノックをする。

2回ノックする人もいるけれど基本お手洗いの空室確認だからやめた方が良い…。


「お?ミルンか!」

「おはよう」

「おはよ 後47分あるな…なんか飲み物でも買って待ってるか!」

「そうしよう!」


今から昨日ミャウと待ち合わせした虹晶広場に向かう。


これからどこにどう向かうかも、行き方もわからない。

悩ましい…!!


『にゃっ!思ったより早かったにゃ!』

「は、早くないか?!まだあと28分あるぞ?!」

『ルナ族は30分前行動にゃよ?』

「意味わかんねー…」

『嘘嘘、冗談にゃ』

「嘘なのかよ 尚更意味わかんねー」

「はは…ところで、ここからどこに行く予定ですか?」

『んにゃー…おまえらがどこ目指してるかによるにゃ』

「魔法使いの正体が知りたい!」

『にゃっ?!』

「気になるだろ!あんだけ噂になってたら…」

「た、たしかにそれはそう…」


少しくらい何かしらを知っていてもおかしくないし…


『う、う、うわぁぁあーー!!』

「うわぁぁぁなんですか?!」

『はぁーっはぁーっ…やばい…何あいつ!!』

『んにゃっ?!どこかで見たことあると思ったら…』

「なんだ?知ってるのか?!」

『んにゃぁそりゃそうにゃ!あいつは聖晶術士ミーラにゃ!』

「ミーラ?」

『森を破壊した聖晶術士にゃ!』

「あー!」

「思い出し方ひでぇ…」


何か情報はないかと思いましたが何をどう間違えてもあまり賢そうには見えな…


『うわぁぁぁん君たちー!助けてぇぇーー!!』

「えっなんですか?!」

『いやあっちにね!!敵がいるの!!』

「ご、ご自分で倒せば…」

なんなんですかこの人は…!!


本当に大丈夫ですか、この人!!

強いって聞いたんですが…


「ならちゃっちゃと倒そーぜ」

『んだぁぁぁ強いからやめようって!!』


「…どこにもいねーけど」

『あれ?』

『どう考えても普通に逃げたにゃ…』

『うわぁーん損した気分!!』

「勝手に損してるんだろ」

『ひどい!辛辣!!』


「…ところでミーラ…さん?」

『なーに?』

「最近噂の魔法使いって知ってますか?」

『森焼き尽くしたってやつ?』

「はい」

『あれアズアだよ…私そのものの子守りしてもらってる…』

「私そのものの子守りってどういうことですか…?!」

『いっつも周りから子守り子守りーって言われるの!私は子供じゃなーい!』

「まぁなんとなく見てればお察しだけどな…」

『なーんーでー!!』

『子供にしか見えないにゃ』

『んなーーーっ!失礼なー!』

「それでアズアさん?がどこにいるのか知ってるんですか?」

『知らない…置いてきぼりにされた…』

「どうしてだ?」

『へたるくって言われた!!私イタリアじゃない!!』

『るく…?名字なににゃ?』

『ルークスブレイ!!ミーラ・ルークスブレイ!!』


どこかで聞いたことあるような名字ですね…?

本に書いてありましたっけ…


『んにゃーっ?!随分とすごいご家庭にゃ…』

「なんかすごいとこなのか?」

『簡単に言えば一番すごい聖晶術士が多いにゃ!!』

「おぉなんかすげー…」


あぁ思い出しました!

ミーラさんの兄弟の一番上のお姉さんがなんかめちゃくちゃすごい人なんでしたっけ!!忘れましたけど!!

…いや仕方がないですよね…?

読んだの7歳くらいの頃ですし…!!


「そんなにすごいご家庭からこのような…?!」

『うるさーい!私だって本気出せばすごいんだから!』

「なるほど…?では少し毒薬飲むので治してください!」

『いえい任せておくれ!』

『ふんにゃぁぁー!デリティアぁぁー!』

『あっまちがえっ…!』

「だぁっ!」

『ごめん!!ごめぇーん!!』


いったぁー!!

何を間違えたら攻撃魔法撃つんですか!!

ディラティアって回復魔法ですよね?!

なんでそうなるんですか!!

アで終わるそういう魔法は回復魔法なのに!!

昔の私でもやったことないようなミスですよ?!


「げほっげほっ!勘弁してください…」

「もうあんたは魔法使うのやめた方がいいよ…」

『聖晶術士は回復魔法とかこういうのが命なのにー!』

「やめた方がいいよ…」

『それはそうにゃ…』

「ほんとですよ…!」


お姉さんはすごい方だったの聞いたのですが…。

ルークスブレイ…ですよね…?聞き間違いじゃなくて…

最後まで読んでいただかありがとうございました!!

初めて書いた話、それもまだ2話なのでまだまだ書くのが下手ですが暖かく見守っていただけると嬉しいです!

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