統合失調症のこと(2)
このブログ3回目にて、病気の話を書きました。久しぶりに続きを……
さて、不眠症を拗らせて統合失調症になってしまった大学生の私は、即日入院となりました。
11月終わりから3月末まで。
最初の記憶は、まだ保護室(部屋に布団とトイレがあるのみの刺激が少ない、かつ暴れても良い仕様の部屋)だった時がうっすら……あとだいぶん落ち着いてからは、面会室で母と叔母が面会に来てくれて、イチゴや焼き芋、ケーキなど、病院では出ないものを食べさせてくれたことです。
自宅から片道40分を、毎日洗濯物を取り替えに来てくれて、差し入れをしてくれて……
どうも、記憶にはないのだけれど、当時の私が母に、毎日ケーキが食べたいと無理を言ったようです。
退院間際、大部屋に移ってから、シーツ交換のときに、あるヘルパーさんに、「退院したらお母さん孝行をしなさいよ」と……言われたのですよね。
なのに、今時点でも全く孝行が出来ていないことは本当に歯がゆいものであります。
お母さん、ありがとう。
(この場を借りて)
本当に、孝行したいときに親は無しと言いますよね、今まだ父母が一応健在な私は、孝行がしたいなーと本当に思うのですが、何も出来ず……
でも、毎日落ち着いて、入院などせずに日々を暮らしているのが、精一杯の孝行と思い、頑張って飲みづらい薬を飲んで、規則正しい生活をしておる所在です。
最初の入院のときは、何故か私だけナースステーションに入れてくれて、看護師さん達が、りんごさんは音楽が好きだから、とラジカセで音楽を聴かせてくれたという記憶もあるなー。
あと、大部屋で一緒だった患者さんがTUBEの前田さんファンだった(無駄情)。
最初の入院は、やはりなかなかに大変でした。食欲を増してしまう薬を飲んだのか、ケーキの食べ過ぎか、体重が38キロ(衰弱していた)から53キロになり、コロコロして退院をした感じです。
退院後、大学を1年休学し、自宅療養をしたあと2回目の4年生をして卒業します。
一年間の自宅療養期間は辛かったなぁ……
ま、でもそこから色々なことがあり、26年たって、今まずまず幸せと思っているのは、ありがたいことです。
テレビをつければ戦争やらミサイルやらで、怖いなぁ怖いなぁと思うけれど、自分にできることはなるべく他人様に迷惑をかけないよう、無理をしないようにすることだけです。
また、病気の話は少しずつ書いていきたいですが、
これだけは言いたい。「眠れなくなったら、お医者さんへ!!」不眠は万病のもとです。
今日も、皆様暖かい部屋でぐっすり寝られますように。あわよくば良い夢など見たりして。
だんだんと寒くなりますね。風邪には気をつけましょう。ではではまた次回に……