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ガラクタ機械兵のエンディング  作者: 中峰裕也
第一章 泥沼戦争
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No.004 クロ、壊れかける

前回のあらすじ


クロが腕の調子を隊長に見せたところ、メチャメチャ怒られた。

何故か隊長に怒られたぞ…。

どういうことなのだろうか?


「てめぇ、この(パーツ)のどこがボロボロじゃねェのか。おい、言ってみろや」


「え?いや、見てなかったんですか隊長。この腕、見た目は兎も角、中身は全然マシでしょう」


「どこがだこの馬鹿!!ホントにお前は自分の調子(コンディション)分かってんのかぁ!ここ見ろ!ここ!」


「・・・・・・はい」


「このパーツ、神経回路が焼ききれてんじゃねェか!しかもお前の主武装をしまうとこが溶けてるし、さらに・・・・・・」


·····駄目だ、マシンガントーク過ぎて何を言っているんだか分からん。

神経回路?何ですかそれ?


「・・・・でだな、って聞いてんのかお前!?」


あっ、ぼーっとしてた。


「あのすみません、神経回路ってなんですか?ソレって、なんか大事なとこなんですか?」


聞いてみた。大事だよね、聞くことって。


「はぁ?ウッソだろお前。知らないなんて言わないよな?」


「・・・・・・」


「・・・・マジかよ」


・・・・・・・俺の目─のパーツ─を見て、ホントに知らないのだと悟った様だ。

詳しく聞くと神経回路というのは、人間で言うところの感覚神経と運動神経が合体したようなもの・・・・・らしい。


オレgilqgnqmtjagtgj・・・・・・─ッ!!??

何が起きた?今なにか、すごく拒絶感を感じたぞ……。


仕方ない。

ワタシは理解できないから、『らしい』としか言えないだけであって、本当のことだからな!


・・・・・()()()あるな。気持ち悪い。


まぁいいや。話を戻そう。

その神経回路というヤツ。

これが損傷してしまうと動きが鈍くなってしまったり、小さな衝撃でも大きなノイズが機械兵(サイボーグ)の身体中に走ってしまい、生活や戦闘において大きな支障が出るのだと。


初めて知ったな。


「そういうことがあるですね、初めて知りましたよ」


「・・・・ハァ。どうして知らないのかは不問にするとして、だ。この状態でどうやって強くなるつもりだったんだ?」


どうやって、か。

決まっている。


「この腕を綺麗にしてからに決まっていますよ。ワタシはそんな無謀なことするわけないでしょう?」


当然のように宣言した。当たり前だと思うのだが………


「・・・・・・どうやって直そうとしてたんだ?」


・・・・・・直す?うーん、直すかあ………


「それはですね、ワタシがさっき巻いていたタ


「まさかだが、『さっき巻いていたタオルをまた腕に巻き付けて、何とかするつもりですよ!』なんて言わないだろうな?」


・・・・・言おうとしていたことを言われた……。

不味い、非常に不味いぞ。

早く理由(いいわけ)を言わなければ……。


「・・・・は、ハハは。イヤだなー隊長。そんな訳ないじゃないですかヤダー」


嫌な予感がするなぁ。どうしようかなぁ。


と思っていたら、不意に腕が痛くなってきた……。

ジリジリビリビリする……。


この感覚とこう思ってしまうと違和感が発生するのは久しぶりだな。


考えるだけでブレインがショートが起こしそうだ。この感覚を持つのは…………


今はもう、いつも考えている違和感のみしか頭にない。まず、なんで強くなろうと思ったんだっけ?

そんな事を思って、おれgkが思っていると


「フッ!」


という音と共に自分の頬がぶん殴られた。


『続きが気になる』『面白い』と思っていただけると幸いです。

評価などをお願いします!


次回も2週間以内になります。


改稿もするかもしれないです。

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