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第3のセカイ

あれ?ここはどこだ?

ー思い返すー

真っ赤に燃える赤い木の中に入ったはずだ。

他の3人はどこに行った?

落ち着こう、

目の前に広がる青。

鼻につく塩の香り。

「なんで木の奥が海なんだー!」

取りあえず叫んでみた。

「おーい、みんなどこ行ったー?」

ちょっと心細くなってきた。

しかし、みんなどうしたんだろう?

アンは聖霊とか呼ぶし。

ミカはなんか道詳しいし。

ジローは赤の杯がどうこう言うし。

やっぱりあの話は本当なのか?

それならそれでまぁいっか。

さーて、俺の修学旅行は何が出るかなぁ。

ーぐぅー

腹減ったな。

魚採れるかなぁ?

もう一度叫ぶ。

「みんないないかー?」

返事がない。

・・・よし・・・

女子がいると服脱ぎにくいからな。

全裸で海に入り目を開けるとー

「お?いるいる。」

大量の魚が泳いでいた。

面倒だから網でいいかな。

ある程度の大きさの網をイメージする。

不思議な輝きと共に目の前に網が出てくる。

「あとは魚を包囲してっと・・・」

「よしゃ大漁大漁!」

次は焼く道具かなぁ。

「七輪でいいかな。」

頭に七輪をイメージする。

目の前に七輪が出てきた。

そう、僕はイメージしたものを具現化できる能力があるらしい。

この能力に気がついたのはジローがあの杯に触れた時だ。

あの瞬間を思い出す。




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