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第4のセカイーキンの戦乱ー

「お姉さん・・・!?」

「でもその格好は?」

カジノで知り合った時は清楚なワンピース姿だったが今は違う。

体のラインがハッキリ出ている。

いや、布が圧倒的に少ない!

「なんで?何がどうして?」

ーだめだ、頭が追いつかないー

「あなたが修学旅行生だからよ。」

奥からもう一つ声がする。

「悪く思うなよ。」

「え?」

おっさん夫婦も登場した。

先日出会った時は薄汚い格好だったのに今は違う。

パリッとしたスーツと奥さんは華麗なドレスを纏っている。

「この世界は間違っている。存在しちゃいけないんだ。」

おっさんは言葉を発した。

「でもな、俺たちはここにいる、生きているんだ。」

「修学旅行だか何だか知らないが俺たちに降り注ぐ災厄は俺たちの手で拭うだけだ。」

何を言っているのか理解できない。

修学旅行に来ただけなのに、楽しい修学旅行。

カジノという知らない場所、おっさん夫婦、お姉さん、新しい出会い、経験。

学んだこと、学んだこと!

一瞬で冷静になりこの状況の打開策を閃いた。

「そうだ!ギャンブル!ギャンブルで勝負しない?」

「私が勝ったらここから出して。」

「負けたら・・・負けたら好きにしていいから。」

「一方的に拘束されるのはおかしいでしょ?」

「ここはギャンブルで全てが決まるんでしょ?」

一気にまくし立てた。

そうだ、昨日私は殆ど負けなかった。

ここでも勝てるはず。

「はぁ・・・まぁいいか、乗ってやるよ。」

「おい、準備しな!」

おっさんはお姉さんに命令した。

どういう関係なんだ?

こうしておっさんと私の勝負が始まった。

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