表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/45

幕間

タイトルの読み方でいきなり苦労なさるかもしれません。

作者はこういう子供じみた造語を造るのが好きなのです。

これで「とうせつのまち」と読ませようという意図があったり、なかったり。

 ……そういえばさあ、八代。そうそう、あの八代。期末また一位だってよ。


 また? あいつ入学してからずっと一位じゃね?

 なんかもう俺らとは次元が違うよな。


 なんでこの学校にいるんだ?


 さあ、だって他の高校受けなかったんだろ?

 『天才』の考えてることは凡人にはわからん。


 スポーツもできるんでしょ、ちょっと憧れちゃうなあ。


 そーお?

 確かに表面は社交的だけど、

 心の中では私たちを見下してるんだよ、ああいうタイプはさ。


 孤高の天才って感じ?

 確かにちょっと気取ってるよね。


 聞かれても点数とか答えないのもムカつくー。

 結局ほとんど一位なくせにさーあ。


 本当なんでこの学校いるんだろうね。


 ねー。


 そういう会話は本人のいないところでするものだ。

「なんの話してるの?」

 静かに後ろから声をかけると、ひそひそ話に花を咲かせていた数人の男女は幽霊でも見たような顔をして散り散りに教室を出て行った。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ