↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ふとっちょ召喚士  作者: 光晴さん
ダンジョン『英雄の試練』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/76

第61話 オークションに集まる人




今日は、オークション3日目。

俺は、洋二と2人だけで参加する予定だ。


「…俺たち以外、オリビアちゃんとナタリーちゃんのレベル上げに行くなんてな…」

「洋二、嘆くな」

「だってよう…」


「それより、この『魔眼メガネ』渡しておくぞ」

「おう、こうなったらみんなが驚く奴隷を手に入れてやる」

「まあ、頑張れ」


「おう!」


俺たちは、オークション会場に行く前に

『探索者ギルド』に立ち寄った。

「なあ、ここで何するんだ?」


「洋二、忘れたのか?

ダンジョンで手に入れた素材なんかを、買取査定に出していたのを」

「…ってことは、臨時収入で予算額増大か」


「そうなるといいな…」


『探索者ギルド』の中に入り、買取カウンターに行くと

「いらっしゃい、買取か?」

俺は懐から、割符を出し受付をしているおじさんに出すと


「割符か、ちょっと待ってくれ…」

おじさんは、カウンターの後ろの棚を調べて

「おお、あった。この割符だな…」


おじさんの持ってきた割符と、俺の持っていた割符を合わせると

ピッタリ絵柄が一致する。

「間違いないな、名前は『コージ』で間違いないか?」


「ああ、あっている」

「なら、買い取り額は全部で金貨2678枚だ」

「…すごい量になったな」


「一応袋に入れたが、持って帰れるか?」

「それは心配ない」

俺は金貨の入った袋を受け取ると、アイテムボックスの中に入れた。


「『アイテムボックス』のスキル持ちか、便利だな」

「まあな。それじゃ、またよろしく頼むよ」

「おお、今度は小分けにして持って来いよ」


俺たちはおじさんに手を振って別れると、

すぐに『探索者ギルド』を後にする。

「それで、どれだけオークションに使っていいんだ?」


「全額使ってもいいと、許可をもらってる」

「さすが、浩二。みんなの信頼は高いな」

「洋二が、信用なさすぎなんじゃないのか?」


「と、とにかく、オークション会場へ行こうぜ」

「ああ」





オークション会場は、商業ギルドの隣にある建物を借りて行われるようだ。

その建物は、劇場に匹敵するぐらいの大きさで

たくさんの人が入ることができるようだ。


入り口で身分証明書代わりのギルドカードを見せて、中へ案内される。

俺たちが案内された席は、前から5列目にある右端の席だった。

よく周りを見渡すと、前列には貴族らしい派手な人たちもいるし


獣人などのいろんな種族の人もいるみたいだ。

「なあ、金持っていそうな奴らもいるな~」

「結構な人が、参加するんだな」


「1日目は、『探索者』や『騎士』とかが多かったんだがな」

「貴族が多いのは、女性奴隷目当てだろうな」

「いやらしいやつらだな…」


「あの、オークションのご説明をしてもよろしいでしょうか?」

この席に案内してくれた女性が、困った顔をしながら言ってきた。


「すみません、説明をお願いします」

「はい、まずはこちらをお持ちください」

女性が渡してくれたのは、数字の書かれた長方形の封筒ほどの札。


「オークションが始まりますと、商品の金額が口頭で知らされます。

知らされた金額で購入してもよいと思ったら、その札をお上げください」

「この数字が、俺たちの番号になるわけですね」


「はい、そして札が上がる限り金額が上がっていき

札が一つになるまで金額が上がり続けます。

最後の札が決まった時の金額で、商品の落札となります」


「普通のオークションと同じだな」

「そうです、ただ商品の受け渡しはオークション終了の時となります。

また、お支払いもその時になりますのでお気をつけください」


「わかりました、説明ありがとうございます」

「では、失礼いたします」

女性は、笑顔で離れていった。




「案内の人が、札と一緒に渡してくれたパンフを見ておこうぜ」

「それって、商品紹介か?」

「みたいだな、写真はないがある程度の情報が載っているぞ」


「その中に、洋二の欲しそうな奴隷はいたのか?」

「ん~、やっぱり写真がないとよくわからん」

「まあ、俺たちにはこの『魔眼メガネ』があるし大丈夫だろう」


「だな、早く始まらないかな…」

「まだ少しかかると思うぞ、周りを見てみればわかる」

「ん~」


俺たちの周りには、係の人に席に案内されて説明を受ける人たちがたくさんいた。

すべての席が埋まるまで、もう少しかかりそうだ。


「…やっぱり出てくる奴隷は女性が大半だな」

「そっち方面を目的にしている人が、多いってことだな」

「訳あり奴隷も、いそうだな」


「だろうな~」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。