似た者同士?
なんか、ネタ尽きそう?(笑)
もっと、考えないと(笑)
それでは、よろしくお願いします!
第4話 似た者同士?
~篠田 明音side~
「はぁはぁ……なぁ、明音?
今から始業式だぞ?早く行かねぇーと!」
っと、焦り気味の男。
「ふふっ…別に出なくても大丈夫でしょ?
私は真面目だから怒られないし。
それに……私はまだ満足してないよ?」
っと、私は言う。
「もう、いーって!俺は、行くからな!
そんなにしたいなら1人でしてろ!」
っと男は走って行った。
「ちぇ~、面白くない人。」
私は、心からそう思った。
「やっぱり始業式はめんどくさいねぇ~」
女友達の1人が言うと
「校長の話が長いから退屈だし(笑)」
「おまけに立ちっぱなしだしね~」
っとあげればきりがないほど出てくる。
「そういや、あかねぇ~
始業式ギリギリだったよね?またしてたの?」
っと聞いてくる。
「うん、そだよ?でも、逃げられちゃった(笑)」
っと、私はなんの躊躇いもなくさっきまでのことを言う。
「また~?何人目よ?」
「明音は、可愛いのに勿体無いなぁー」
(はいはい、聞き飽きたって)
そんな話しをしていると……
「あっ!翔君たちのグループだ!」
「やっぱり、翔君カッコいいなぁ~」
友達は頬を赤くしてにやけている。
「後の3人もカッコいいよねぇ~(笑)」
すれ違う人、みんなチラ見している。
(翔君か……そんなにカッコいいかな?
確かに、顔はカッコいいと思うけど……彼は私と似てる気がする。)
柄にもなくそんなことを思ってしまった……
「あっ!?翔君こっちに歩いてくるよ!!」
「どこ行くんだろ」「でも、女遊び激しいらしいよ」「でも、カッコいい」などと周りの女子は騒いでいる。
「へぇ~……少し興味わいたかも(笑)」
そんなことを考えながら彼を見ていたらすれ違い様に目が合った。
「あれ?明音どこ行くの?」
「ん~、新しい人探し♥
じゃあ、行ってきまーす!」
友人である椎名 蜜柑が呆れてる顔が見えたけど知らないふりふり(笑)
(ん~……確か、こっちのほうに来たと思ったのになぁ~
もしかして、空き教室かな?)
私は、なんとなくそんな気がして今は使われない空き教室を覗いて見た。
私はそこで見てしまった。
彼……西浦 翔のやっていることを。