EP そして竜は今日もまどろむ
ほぼ2か月この作品を見てくださりありがとうございました。
無事?完結まで書き上げました。
ではどうぞ。
今日も平和だ。
昨日も平和だった。
これからも平和かはわからない。だけど、俺の周りの平和くらいは守ってやりたいものだ。
勇者傑は老けた。魔王であるルーナも老けた。変わらないのはユレさんと俺くらいだ。時間の進みが友と違うのは悲しくも思う。
あれからだいぶ時がたった。
60年か。
俺達は変わらずに湖畔でくつろいでいる。
俺とユレさんは同棲してるし。子供もできた。ちなみに尻に敷かれてる。だけどそれが円満の秘訣だろ?
龍は他種族とも子供を創れる。むろん竜同士が推奨されているが。
生まれる子供は竜になるようだ。
ちなみに行為はしていない。魔法だ。仕組みはよくわからん。
俺とユレさんの間にできた子供はすでに旅立って世間を騒がせている。独り立ちしたあと母のもとに修行にいきダンジョン経営を学んだ。そして、母のダンジョンに次ぐ大規模ダンジョンを楽しそうに運営してる。龍としての力はそれほどでもないが、とても頭の回る娘だった。さすが俺とユレさんの子供。
そしてスグルとルーナも結婚して子供にいまは世話をしてもらっている。ロリコンかと思うだろうが。成長したルーナに夜這いされたそうだ。過激だなルーナ。
まぁあの後元気に成長したルーナは16くらいの時に惚れていたスグルに襲い掛かったそうだ。ちなみにスグル当時30手前
犯
罪
的
だ
。
しかも本人もまんざらでもなさそうに突k・・・付き合うことになったと報告していた。
まぁそんなことは些事だ。
今は小規模な村に湖畔はなっている。村長はおれらしい。変わり者がここにきて生活してるのだ。
総数20人に満たない小さな村だ。しかし竜の住む村とて有名らしい。荒らしが怖かったので悪意とかを持ってると入れない結界を貼ったら竜神域とか言われてるらしい。
いや俺神じゃないんだけど・・・・
まぁ大した問題じゃないよね・・・たぶん
「まぁ今日ものんびり過ごしますか。」
「そうですね」
伴侶になってくれたユレさんが。
「変わらない日々ってのは大切ですからね。」
老けて前より柔和になった。スグルが
「皆さん好きですよねぇ・・・まぁ私もなんですが」
きれいな婆さんになったルーナが
「竜に転生してどんな未来が待ってるのかと思ったけど。テンプレ通りに勇者に魔王まできたけど、平和に昼寝。最高じゃないか」
皆がハンモックに揺られてのんびり風を味わう今日もそんな素敵な日々が始まる。
ありがとうございました。
20話以内と目標を立てて描いたため展開に無理があったり。掘り下げが浅かったりすると思います。
ですが、まだまだ書き始めてた私はとにかく書くことが大切だと思うので無理やりでも書いています。
次作品は現在執筆中です。
ある程度の書き溜めができ次第投稿を始めたいと思います。投稿を始める際はツイッターにて連絡を入れます。
では竜転をお読みいただきありがとうございました!
またお会いできることを祈ってます!
閲覧してくれた方に尽きぬ感謝を!!!