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15話 勇者と魔竜とペガサス

作者 13日が誕生日です。


べ、べつにしっておいてほしいわけじゃないんだからね!

だれとく?w

 

 翌朝・・・・


 寝坊した。今は昼だ。

 勇者のスグルと昨晩はなつかしき日本についての話をしていた。

 俺が死んだ日付は20XX.9.24だったがスグルが召喚された日は20XX.12.24つまり大体50日後らしい。てかクリスマスプレゼントは異世界召喚とか笑えない。こっち来て50年くらいたってるから、参照数は少ないから確定ではないけどあっちの1日=1年くらいで換算できそうだ。こっちのが時間の進みが早いとか同期してるよりはスグル的には助かったところだろう。帰れるとしたらだが。

 スグルはテンプレ的に勇者として召喚されてテンプレ的に魔王を倒して欲しいらしい。そしてテンプレ的に異能、スキル、加護とかそんなのを持ってるらしい。


「まぁひとまず王とか貴族とかどのくらい腐ってるかだな。最悪ブレスぶっぱなす。じゃねえと困けてどら○もんみたいに助けて勇者様~とかいっていつまでたっても日本人が拉致られる。」

「あー自分のことばかり考えてましたが。そうですね。」

「だから最低でもそれは阻止したいな。俺が監視人的なポジションにつくって勇者と一緒に宣言しとけば、できるだろ。俺あと10000は生きられるし。」

「そんなにですか」

「びっくりするよね。まぁ寿命ならね。」

「人間からしたら不死ですね。」

「だから素材を狙われるわけだけどさ」

「ガイストさーん」

 ノックと同時に俺を呼ぶ声、もちろんユレさんだ。


「はい、ゆれさん」

「勇者はどうなりました。」

「なんか同郷のもんだったから普通に和解したよ。ついでに協力して人間の王都に潜入予定。」

「え?」

「初めまして。勇者のスグルといいます。ガイストさんとおなじ日本という異世界の出身です。」

「え?ガイストさん異世界の出身なんですか?」

「いやあっちで死んだ記憶がある。俺のは転生だな。スグルは転移。」

「はぁ」


 ついでにユレさんにこれからの予定を説明する。




「なるほど。私としては止めませんが一緒に逝きましょうか?どのくらい濁ってるかわかりますよ。簡単に」

「まぁそれでもいいんだけど。それだとこの森のことが心配だからなぁ。ここに待機してもらってもいい?」

「わかりました。帰りを待ってますね。」

「今の新婚っぽいな。」

「言われてみればそうですね。・・・・・・帰ってきたらご褒美を上げますよみたいな?」

「ありがとうございます。」

「え?みたいな?ですよ。」

「ありがとうございます。」

「だかR」

「ありがとうございます。」

「・・・・・わかりました。帰ってきたらですよ。」

「ありがとうございます。」


 東 ガイスト 押切で勝利 ○

 西 ユレ   押切で敗北 ●



「さてんじゃ行ってきますね。なるはやで帰ってきます。」

「はい、待ってますね。」



「・・・・・・まんま新婚ですね。」


 なんかがっくりした勇者がそこにいた。



「明日出発かな。俺の背に乗っていくぞ。俺なら半日程度で行けるからな。」

「さすが竜ですね。にしても龍と勇者・・・・テンプレですね。」

「テンプレだな。」


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