失態
「これ…クマ避け…違う違う。谷川避けに使えるか…?」
この前桶谷が作った札をライトは眺めていた。
「今日来る予定だし…一日くらいいっか」
札をつけ教授室に入った。
「まだ時間あるし、仮眠するか」
魔法で布団を出した。
「念の為…置いておくか」
横に刀を置きライトは時間まで眠った。
しばらくすると、谷川は廊下を歩いていた。
「三日月龍の観測…誰なんだ?」
肩にレイがいた。案の定ライトの教授室の前に来たが。
「猛獣…」
「…」
固まっていると、一人の生徒が来た。
「谷川先生。今入らない方がいいですよ?」
「何故ですか?」
「用事があるなら別の日にした方がいいかと。この前、ライト先生の助教授が怒られて蹴り飛ばされてたのみんな目撃しているので…」
「…」
生徒はどこかへ行った。
「俺たち避けか?」
レイは睨んだ。
「でも、本当に寝てたら…チャンス」
静かに扉を開けた。一歩足を踏み入れようとした時だった。
「何してるんですか?」
谷川は振り向くと、桶谷が立っていた。肩にいるロイは谷川とレイを睨んでいた。
「あぁ…コレは失礼しました。用があったので、つい…」
「札見ました?失礼にも程があります」
「じゃぁ、私が来た事を伝えといてほしい」
そう言い残し去って行った。ロイは扉の隙間から教授室へ入って行った。
「全く…ライト先生。入りますよ」
桶谷は教授室を入って言った。先に入ってたロイがライトの顔を舐めて起こしていた。
「くすぐったいよ…シルビア…」
!?
桶谷とロイは顔を見合わせた。
「え…え!?」
すると目が覚めた。
「あれ…桶谷くんじゃないか…」
ライトは伸びをした。ライトの横に刀が置いてあった。
「ライト先生。今さっき谷川先生が入って来そうでしたよ」
「うん…ん!?」
目が覚めた。
「爆睡でしたでしょ」
「うん」
「刀…意味あるんですか?」
ライトは渋々片付けた。
「とりあえず、時間なので行きましょう」
「うん」
ゆっくりと起き上がった。
「それと…ライト先生」
「ん?」
「シルビアって…誰?」
ライトの顔が赤くなった。
「さっき寝言で言ってましたよ…え?もしかして…彼女!?」
桶谷はライトに掴み掛かった。ライトはアワアワしていた。
「あ…後で話すから!とりあえず行こう!」
無理やり教授室を出た。
授業が終わり、桶谷はライトを捕まえた。
「先生。さっきの話…」
ロイも見ていた。
「わかったから!教授室来い!」
ライトと桶谷は教授室に戻った。
「鍵かけろ!盗み聞きされんようにバリアも貼れ!」
桶谷は指示に従った。一通り終わり、椅子に座った。
「教えてください。ライト先生」
迫ると、ライトの頭から蒸気が上がった。
「私としたことが…」
手で顔を覆った。桶谷とロイはただ眺めていた。
「その…シルビア?はライト先生の彼女?」
ライトは頷いた。
「人間じゃない。実は…三日月龍のメスなんだ」
桶谷は驚いた。
「通りで最近よく寝てるな思ってたら、そういう事だったんですか。あ、この前のも?」
ライトは頷いた。
「ライダーにはなってない。私から…告った」
桶谷は口に手を当てた。
「おぅ…」
ロイも乙女な顔をしていた。
「もういいか!こんな恥ずかしい話…」
「恥ずかしくないじゃないですか。でも、谷川先生に聞かれたくないですね」
「だろ!?あいつ絶対狙うもん!」
ライトは怒ってたが、冷静になった。
「むしろ会ってもよかったかも。アイツには用はないがレイ…闇の帝王に話があったから…」
桶谷は不思議に思った。
「なぜ?」
「いろいろあるんだよ。もういいか?バリア長時間やってると、体力消耗するぞ」
「あぁ…」
桶谷は手をかざすとバリアが消えた。
「今日はもう何もないよな」
「はい。俺も今日は早く帰って嫁と子供の時間にしようと思います。今日は何作ろうかな〜」
「いいね〜。私は料理できないから偉いよ」
「どうやって生きて来たんですか…」
桶谷は唖然としていた。
「じゃ、帰ろうか」
「そうですね」
桶谷は教授室を出た。ライトも指を鳴らし消えた。
ライト「今週もお疲れ様です」
作者「お疲れ様です」
ライト「上の書いてある、熊よけ。熊は今の時期でないだろ?」
作者「今はわかんないけど、去年は結構出てましたよ。通勤時に警察と猟友会の人の車が道路に停まってるの見かけたし」
ライト「お…おう」
作者「この前も帰り道に猿見かけました」
ライト「猿!?」
作者「猿」
ライト「えぇ…道変えろよ…」
作者「混まないから楽なんですよねw」




