告白
夜。ライトの心臓はバクバクだった。
「あぁ…緊張する…」
洞窟につき、辺りを見渡した。
「…やっぱりいないよな」
中に入ると、シルビアはいない。
「…」
すると、生暖かい風が背後から吹く。振り向くといつものようにシルビアがいる。
「シルビア。こんばんわ」
「待ってた」
シルビアを撫でた。
「今日も行くかい?」
「えぇ。乗って」
ライトはシルビアに跨った。シルビアは飛び立った。上空をゆっくり飛行した。
「シルビア」
「何?」
「私の事…いつから知ってたんだ?」
断崖に着地し、シルビアから降りた。シルビアはその場に座った。
「生贄的存在になってみんなの後を飛ぶようになった時に、今まで気にしていなかったけどここを通るたびあなたの白い髪が目に入ってね。最初は気にしなかった。でも、通るたびにほぼ毎日いるから、気になってただけよ…」
少し恥ずかしそうに話したが、ライトはどこか安心した。
「な…なーんだ」
「それがどうしたの?」
シルビアは首を傾げた。
「いや。今日さ、友達と喋っててさ。その…君との関係言ったら恋人みたいだねって言われて…」
シルビアは目を見開いた。
「え…?」
「だろ?驚くだろ?何だったらライダーかよって言われてさ」
「私…変?」
緊張してるのか、尻尾を左右に揺らした。ライトは腹を括った。
「あのさ、シルビア。実は、君と出会ってからずっと夜が待ち遠しくて」
シルビアはライトに目線を合わせた。
「君といつかライダーになりたいと思ってる。でも、その前に恋人として…付き合ってくれないか?」
ライトの顔は赤くなった。するとシルビアはどこか不安な顔をした。
「いいの?私で?私は…」
シルビアを遮った。
「私は!君がいいんだ。君が辛いことがあれば私も一緒に背負う。だから…」
シルビアは不安な顔から笑顔になった。
「私もあなたに会いたくて、夜が待ち遠しい。ライト。私を選んでくれてありがとう」
ライトはシルビアに抱きついた。
「初めてだよ。好きな子に告白するの。めっちゃ緊張した」
「私もあなたが好きよ。実は、ずっと気になってた。孤独に飛んでる時、あなたを見かけるとまた来てくれたんだって思って少し元気をもらってたの。たまに聞こえる声もどこか優しそうだなって思ってた。出会った時私を助けてくれたから心を開いた」
「だから、すぐ甘えん坊さんになってたのか」
「そうよ」
シルビアは鼻息を吹いた。
「シルビア。よろしくな」
「えぇ。ライト」
ライトは優しくシルビアを撫でた。
「告白してくれたお礼に、私の歌を聞いて」
シルビアは顔を上げ、月を見た。ゆっくりと息を吸い、優しい声で鳴いた。
「…!」
ライトは驚いた。ただの鳴き声ではない。それはまるで辺り一面を癒しのベールで包まれるように柔らかく優しい音色がある鳴き声だった。ライトも体全体を癒しに包まれている感じになった。
「どう?」
シルビアは歌い終わり、ライトを見た。
「美しい。ありがとう。シルビア」
シルビアはライトの頬に擦り寄った。
「ライト。涙が流れてるよ」
触ってみると、頬が濡れていた。気づかなかった。
「君の歌が素敵だったからかな。ありがとう」
シルビアを撫でた。
「また歌ってあげるね」
「楽しみにしてるよ」
すると、朝になろうとしていた。
「シルビア。また夜に会おう」
「えぇ。待ってるわ」
ライトはシルビアに跨り、一緒に洞窟へ帰った。
ライト「作者。恥ずかしい事投稿しないでくれよ〜」
作者「いやw話続かないでしょw」
ライト「えー」
作者「えー言われても」




