独断の行動
いつもの夜。レイは庭で眠っていた。すると、ある龍の鳴き声が響いた。
「あぁ…この鳴き声嫌いだ」
レイは顔をあげ夜空を見上げた。
「三日月龍か…」
レイは眺めていた。前から思っていた違和感がやっとわかった。
「あぁ…あいつずっと最後尾を飛んでいるのか。しかも間を開けて」
だが眠たさが勝ちまた丸くなった。
「レイ。今日はどうする」
その声で目が覚めた。朝になっていた。レイは顔をあげた。
「乗れ」
谷川はレイに鞍をつけた。谷川が跨ると、レイは飛び立った。上空を飛行し、高校が見えた。
「今日は早く終わると思う。あくまで予定だが」
「…」
着地し、鞍を外してもらった。レイは小さくなり、谷川の肩に乗った。職員室に行くと案の定誰もいない。
「…」
谷川は自分のデスクについた。レイはデスクの一角で丸くなった。
「はぁ…」
谷川のため息だけが響いた。気がつくと、もう夕方だった。谷川をみると、いなかった。辺りを見渡すと他の先生もいない。
「…」
しばらくすると、先生方が戻ってきた。そこに谷川もいた。
「レイ。帰るぞ」
レイは谷川の肩に乗った。外に出てレイは大きくなった。谷川は疲れた表情で鞍をつけ跨った。
「…」
レイはそのまま上空を飛んだ。
「レイ。帰ったら話がある」
「…?」
レイは不思議に思いながらも屋敷へ目指した。屋敷へつくと、もう辺りは薄暗い。谷川は鞍を外し中に入った。仕事道具を椅子に置き、上着を脱いだ。
「レイ。一週間後、出張で二、三日家を開ける。お前はどうする?」
レイはその場に座った。
「行かない」
「わかった」
谷川はそのままシャワーを浴びにいった。レイはその場で丸くなった。しばらくすると、またあの鳴き声で目が覚めた。
「目障りめ…」
顔を上げると、上空に三日月龍の群れが飛んでいた。最後尾を飛んでいる三日月龍をよく見た。
「あいつ…メスか?」
最後尾を飛んでいる三日月龍に目をつけた。
「なぜ毎日最後尾なんだ?何やらかしたんだ?」
レイは睨んだが、そのまま飛び去ってしまった。
「美しい…」
レイは丸くなった。レイは毎日三日月龍の最後尾の子を毎日観察した。
一週間後。
「レイ。家を開ける」
朝。谷川が声をかけた。
「…」
車の音が遠くなって行った。
「先生の出張とは…何やるんだ?」
そう思いながらも、また丸くなった。
夜。また三日月龍の鳴き声で目が覚めた。
「目障りめ…」
レイは顔をあげた。
「…今日、狙えれるな」
レイは屋敷を見たが、谷川の気配を感じ取れない。
「…ふん」
レイは勢いをつけ飛び立った。三日月龍の群れが山に入った。
「ここなら人目につかない」
急加速し、最後尾の三日月龍を捕まえた。
!?
三日月龍は暴れた。
「大人しくしろ!」
そう吠え二匹は地面に落ちた。三日月龍は鳴き叫び何とか群れに戻ろうともがくが、レイに捉えられた。
「お前…何やらかしたんだ?毎晩最後尾を飛んでいるな?」
混乱しているのか、鳴くだけだった。
「答えろ!」
レイの吠えが恐怖を与えた。
「私は、一族の生贄的存在…いらない存在なの!」
高い声で叫んだ。
「ほう…いらない存在なんだ。だったらいいよな?」
レイは三日月龍の翼を傷つけた。その痛みに三日月龍は鳴いた。
「何するの!やめて!」
血のような真っ赤な瞳で三日月龍を睨んだ。
「お前のことが気になって仕方がなかったんだ。好きにしていいんなら、俺の子を作れ」
そう言うと、レイは三日月龍を襲った。叫ぶ気力もなくされるがままだった。コトを終え、レイは飛び去った。
「まぁ、あれだけ負ったんだ。死を選ぶだろう」
そのまま屋敷へ戻った。
作者「最近寒いから、持病の膝痛が再発して痛い」
ライト「大丈夫?
作者「酷い時は痛み止め飲んでます」
ライト「大変だね」
作者「しょうがない。さて、ここから1章目の最終局面に入っていきます。まぁ、話はまだまだありますが。2章目以降もここに投稿する予定です」
ライト「早いな〜」
作者「まぁ、まだまだ話は続きますよ〜」




