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ライト対兵士達

「ライトさん忙ですね。大丈夫ですか?」


ウルフはどこか心配していた。


「しょうがないじゃん。人気者はいつでも忙しい」


ライトは机に突っ伏していた。


「気分転換に何かしたら?」


「だって、平日は大学に週一で乗馬。あと筋トレに稽古に…で夜は観測…」


「あ…」


「あぁ〜暇な時間がないんだよ〜」


すると一羽のカラスが窓を突いていた。ライトは窓を開けカラスを入れた。


「お疲れさん」


カラスはライトの肩に乗りくちばしを動かした。


「…そうか」


カラスにおやつを与えた。カラスは外へ飛んでいった。


「どうしたの?」


ライトは重そうに椅子に座った。


「クロ…家から出てないんだって」


「えぇ…」


「で、カラスが家をくまなく探したらちっちゃい窓からクロを確認したんだと」


ライトは悩んでいた。


「私は…どうしていたらよかったんだろう…」


「クロ…早く会いたいな…」


ウルフは椅子に座った。


「最後に会ってからもう…どのくらいかな」


「ライトさんはクロの事好きですね」


ライトは俯いた。


「私と同じ境遇を歩いてほしくない。だから心配する。私のように…目覚めてしまったら…」


「でも、その前にクロはあなたを呼びそう」


ウルフが気を利かせた。


「そうだといいが。でも、あの子は私以上に強いと思う」


「そうなの?ライトさん以上に?」


ウルフは驚いた。


「多分の話な」


ライトは笑った。


「だってライトさん。何でも出来るじゃん。銃に刀に…」


「そういう強いじゃないよ。どう言えばいいかわからんが、何となく強くなる」


「ふーん」


「そう言えば、兵士たちもずいぶん増えてただろ?」


ライトは立ち上がった。


「はい。人手不足なところはありませんね。みんな綺麗に散らばって和気藹々です」


ライトはニヤついた。


「今日の稽古、みんなで私にかかって来てほしいな…」


「は!?今なんて言った!?」


ウルフが驚いた。


「ウルフがこれだけ強くなったって事は、兵士たちも強いだろ?今日はいい稽古になりそうだな〜」


ライトは気合を入れているのか、首と手を鳴らした。


「じゃぁ、兵士たち呼んできます」


ウルフは部屋を出て行った。ライトはゆっくりと稽古場に向かうと、兵士たちが待っていた。


「忙しいのにごめんね〜」


ライトが挨拶した。


「機動部と警備部だけですが…」


「基本稽古してる者だけでいい」


周りを見ると、それ以外の兵士たちが見守っていた。


「で…ライトさん。ルールは?」


ウルフが恐る恐る聞いた。


「え?武器全部使ってもいい。殺す気でかかって来ていいよ〜」


相変わらずの軽さ。ウルフと兵士たちは武器を構えた。


「遠慮はいらん。こう言う大人数を蹴散らす練習もしたいと思ってたから…」


ライトが後ろを向いた瞬間、兵士たちが一気に仕掛けた。息を吐くと同時に刀を抜き振り向くと強風が兵士を襲った。


「うっ…」


飛び出した兵士達は奥へ飛んでいった。そのままライトは銃を片手に引き金を引いた。


「ライトさま早い…」


兵士たちは弾丸を避けた。


「弾丸避けれるのはすごい」


ライトは刀で斬りに走る。


「行くぞ!」


兵士たちも気合い入れて立ち向かったが。


「…」


ライトは華麗に刀で兵士たちを切り裂いた。後ろからきた兵士が剣を振り上げた。


「見えてるんだな…」


ライトは弾丸を放った。すると、一本の鞭がライトの銃を持つ腕に絡まった。


「ヒット!やっちゃって!」


ウルフの掛け声に兵士たちは攻撃を仕掛けた。ライトは口角をあげた。


「行くか…」


ライトの筋肉が隆起し、鞭を思いっきり引っ張った。


「あっ!」


ウルフはそのまま引っ張られた。


「行くぞ!お前ら!」


ライト回転しながらは片腕で鞭を振り回した。


「やばい!?」


兵士たちは避けようにも、範囲が広すぎて鞭に巻き込まれた。


「誰か〜助けて〜」


ウルフは目が回っていた。


「ウルフは鞭から手を離せばいいだろ?」


ライトの声にウルフは鞭を手放したが、遠心力で壁に激突した。


「軽くなった〜」


振り回すのをやめ、ライトは鞭を取った。


「え?もう終わり?」


兵士たちは全員伸びていた。


「なーんだ。じゃ、また稽古頑張れー」


ライトは稽古場を出た。


「流石ライトさま。いいですな〜」


初老の兵士がニコニコと稽古場を眺めていた。


「あ…」


「いて…」


兵士たちは何とか起き上がった。


「絶対生きていたら全滅だな…」


斬られた兵士は傷を見たが元に戻っていた。


「ライトめ…」


ウルフは壁から出た。鼻血が出ていた。


「絶対に勝つ…!」


ウルフは拳を握りしめた。


作者「ライトさん。マジ褒めて」

ライト「何を褒める」

作者「路面凍結で遅刻しなかったこと」

ライト「うーん。そんなに酷いの?」

作者「一時間半かかりました」

ライト「は!?」

作者「朝から運転して仕事して死ぬわ!ちなみに月曜日は就業時間の三分前につきました」

ライト「うん。えらい…」

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