あずさの仕事
アンタレスはあずさを乗せ飛んでいた。
「もうすぐ着くはずよ」
アンタレスは砂漠を飛んだ。すると、こちらに手を振ってる人が見えた。
「あ!いたわ」
アンタレスはゆっくりと着地した。
「お待たせしました…」
あずさは駆けつけた。
「えぇっと…」
「言語なら大丈夫だ。私は日本語喋れるから通訳するよ。とりあえず初めまして」
「初めまして。金田あずさです。で、相棒のアンタレスです」
アンタレスはあずさに顔を近づけた。
「私はフォン。で、ここの長老のグルーだ」
「グルーです。はるばる遠いところからありがとうございます」
「いえ。で、患者は…」
「こっちです」
フォンとグルーはあずさを案内した。すると、たくさんの龍が横たわっていた。
「我々の守護神。ラサハです。夜中にかけて野生のラサハに攻撃してきたんです」
「え?誰にですか?」
あずさは驚いた。すると、グルーは重い口を開いた。
「闇の帝王だ」
その言葉にあずさは凍りついた。
「で、我々の仲間が立ち向かってくれて追い払ったのですが」
あずさは急いで野生のラサハ達を診た。
「酷い…」
「先生何か必要なものはありますか?」
フォンが声をかけた。
「できるだけ清潔な水をお願いします。それと…亡くなっている子と生きている子を見分けがつけれるようにしてほしい。迅速に処置をしたいので」
「わかりました」
フォンはみんなを集めて指示を出した。
「アンちゃん。手伝って」
アンタレスはラサハの体制を変え、あずさが処置しやすいように手伝った。気がつくともう夜だった。
「何とか全部終われたね。アンちゃんありがとう」
あずさはアンタレスを撫でた。
「ありがとうございます」
フォンが礼を言った。
「いえ。獣医として当然です。国境なき獣医の使命です」
すると、グエンが現れた。
「そちらは?」
あずさはグエンを見た。
「彼が昨日闇の帝王を追っ払ってくれたグエンだ」
「すご…」
しかしグエンの表情が暗い。
「グエンどうした?」
フォンが声をかけた。
「ガロンを…見てほしい」
グエンは呟いた。
「すみません。彼のラサハ、ガロンを見ていただけないだろうか?」
フォンがお願いした。
「わかりました。どこでしょうか」
グエンが案内した。一つのテントに入った。中に入ると、一匹のラサハが苦しんでいた。
「彼がガロン?」
あずさの問いにグエンは頷いた。
「実は、朝までは外傷もなく僕に懐いてくれてました。で、長老に休めって言われてガロンと休んでいました。夕方目を覚ますとうなされてて…」
グエンは泣きそうになった。
「思い当たる事ない?」
あずさが声をかけた。グエンは絞り出すように声を出した。
「恐怖…」
「…」
あずさはガロンを診た。
「外傷はなさそうだけど…」
酷くうなされていた。するとグエンが倒れた。
「え!?」
「グエン!」
フォンがグエンを抱き抱えた。見るとうなされていた。
「一体…」
あずさはどうしたらいいかわからなかった。
「恐怖…闇の帝王。何したの…」
ふとある人を思い出した。
「ごめんなさい。電話してきます」
あずさはテントを出た。金田に電話をかけた。
“あずささんどうした?”
「光ちゃん。仕事中ごめんね。実は昨日闇に帝王に襲われたって連絡きて処置しにきてるの」
“え!?”
「それで、一人のライダーがうなされてて。どうしたらいいかわからなくて…」
“…アイツに連絡してみる。で、一緒に行くよ。場所はどこだ”
「アラブ…」
“遠いな。とりあえず待ってて”
「分かった」
あずさは電話を切った。
ライト「雪積もったねー」
作者「おかげで仕事行くの30分早く出る羽目になってます。渋滞するので…」
ライト「お…おう。お疲れ様です」
作者「いつまで積もるのかな。今日も運転中滑ったし」
ライト「怖」




