助教授推薦
ある日。ライトは谷川が居る日は極力隠れて過ごしていた。
「会ったら絶対喧嘩する…」
するといつもはならない教授室の電話がなった。ライトは電話をとった。
「はい〜」
“ライト先生。理事長室に来てください”
「はーい」
ライトは電話を切り理事長室に来た。
「入ります」
理事長室には理事長だけいた。
「いつもご苦労だな。座って」
ライトは椅子に座った。
「どうしたんですか?小峠理事長」
小峠も椅子に座った。
「君の所に助教授いないな」
「あ…本当だ。でも、やりたがらないでしょ?」
「君も教授になってはや数年。業務も多い。助教授を一人推薦してほしい。君一人だけじゃきついだろ?」
小峠はそう話した。
「ほぼ放任主義なので、忙しいわけじゃないんですが…」
クロ…
ライトはどこかでクロの事を思った。
「わかりました。その前に本人と今話をさせてください」
「わかりました」
ライトは理事長室を出ようとした。
「ライト先生」
ライトは振り向いた。
「私はあなたの行動を応援します。ただ無理だけはしないで欲しい」
ライトは笑顔になった。
「どうしたんですか?あなたらしくない」
小峠はライトの笑顔でどこか安心した。
「いや。何でもない。ごめんな」
「いえ。心配してくれてありがとうございます」
ライトは教授室を出た。そのまま研究室に入った。
「桶谷くんおる?」
その声に桶谷が来た。
「少しいいか?ロイくんも一緒に」
「え!?」
「大丈夫!怒る話じゃないから!」
肩を叩き、研究室を出た。そのまま飲み物を買い中庭のベンチに座った。
「さっきさ、理事長に呼ばれてな」
「はぁ…」
桶谷は飲み物を飲んだ。
「桶谷くん。私の助教授してくれん?」
その言葉に桶谷は盛大に吹いた。それにロイは驚いた。
「は!?え!?」
「そんな驚く事?」
「え…俺!?」
「うん」
「何で!?」
「理事長に助教授増やせって言われたから」
「何で俺!?」
「桶谷くんなら行けるだろうと」
「ライト先生軽すぎない!?」
「いつも通りじゃん」
桶谷は口を拭いた。
「まぁ…気にはしてました。いつかなりたいなと。それに、鈴鹿もいないし。ライト先生を支えれるなら、俺かなって…」
「うん」
「でも、俺結婚してあんまり遅くまで残れないし…」
「ん?助教授になってもいつも通りだよ?」
桶谷はポカーンとしていた。
「だって、三日月龍の観測あるから遅くまで居ないだろ?ただ業務は少し増えるが、今の仕事を他の研究員に回してもいい。のんびりでいいんだよ」
桶谷は少し考えた。
「実は…嫁のお腹の中に子供がいるんです」
「ふーん…!?」
ライトは振り向いた。
「休みがちになってしまうのに…俺でいいんですか?」
桶谷はライトを見ると、ライトは桶谷を抱きしめた。
「おめでとう!パパになるんか!いいな〜。パパになるなら、もっと頑張らないとな。でも、育児はみんなでやるものだ。だから、休んでもかまわん」
「ライト先生。わかりました。引き受けます」
桶谷はどこから嬉しかった。
「ありがとう」
ライトは桶谷に礼を言った。
「さて、理事長に報告に行くか」
「あ…はい!」
二人は理事長室に向かった。
「入ります」
ライトと桶谷が理事長室に入った。
「早速スカウトしたのか?」
小峠は二人を見た。
「はい。桶谷くんです」
ライトは桶谷を紹介した。
「桶谷稜人です」
小峠は二人を座らせた。
「突然で申し訳ない。でも、ライト先生一人だと無茶するから、君にはライト先生の右腕になって欲しい」
「無茶…」
桶谷は苦笑いしてた。
「小峠理事長。私最近無茶してないよ〜」
「わかっています」
「あの…」
桶谷は手を挙げた。
「どうしたかね?」
「実は、嫁のお腹に子供ができたんです。しばらくは休みがちになってしまうんですが…」
小峠は笑顔になった。
「それはおめでたい話。そういうのは全然構いません。むしろ気にしないでください。奥さんとお子さんが大事です。桶谷くんはライト先生のサポートをし、家庭を守ってください」
「ありがとうございます!」
桶谷は礼をした。
「ところで、ライト先生の子供は?」
その問いに桶谷が慌てた。
「え!?ライト先生隠し子…」
「違う!クロの事でしょ?」
小峠は頷いた。
「この前法学部のやつが話していたのを盗み聞きしてな。ライト先生も大変だな」
「今も連絡が取れない状況。不安しかありません。最悪の事態になる前にあの子を何とかしてあげたい」
小峠は頷いた。
「ライト先生。もし、その子に何かあったらすぐ行ってあげてくださいね?」
「わかっています」
「そういう時に、桶谷くんがフォローしてあげてください」
小峠は桶谷を見た。
「はい」
「話は以上だ。桶谷くんには後で書類を送る」
「わかりました」
二人は理事長室を出た。
「ライト先生…」
「ん?」
「何で理事長にタメ口言えるんですか!」
桶谷が注意したが。
「え?知らないの?あの小峠理事長。私と同期なんだけど?」
桶谷の頭は混乱した。
「は?」
「学部は違うけど、最近理事長に就任したんだ。元々彼の父親が理事長してたけど、引退してね」
「あぁ…そうだったんですか。でも…タメ口」
「私は誰にでもタメ口だが?」
もうダメだと悟った。
「とりあえず、今日は帰ろうぜ!奥さんに報告に行きな」
桶谷の背中を押した。
「あ…はい。じゃぁ、今日はこれで帰ります」
「お疲れ様〜」
ライトは桶谷を見送った。
「さて…観測に行くか…」
ライトは指を鳴らした。
ライトはいつもの観測地についた。
「はぁ〜。最近色々ありすぎ。桶谷くんの助教授に、谷川の一種絶滅といい。はぁ…」
ため息を吐き続けた。
「今夜も観測するか…」
ライトは三日月龍を見た。ずっと覚えている違和感がどうしてもわからない。
何だ?何が違和感だ?
そう思いながら観測をしてふと解けた。
最後尾の子…ずっと同じだ!
群れは先頭を順番に変える。だが、最後尾の子はずっと後ろを飛んでいた。よく見ると、群れから少し間を開けて。
「どういう事だ?」
最後尾の子を見てみたが、もう群れは遠くへ飛んでいった。
「…明日も見てみるか」
ライトは指を鳴らそうとしたが、やめた。
「久しぶりに歩くか」
ライトは山を歩いた。前行った滝がある洞窟を見た。
「すごいな」
洞窟の中に入った。
「ここなら、大型の龍でも住めるな」
洞窟を見渡した。洞窟をでて、また山を歩いた。
「夜の何もない時間が落ち着くな」
草木をかき分けた。
「…はぁ。またか」
ライトは手で合図すると、刀が腰におさまった。ライトは刀に手を置いた。
「命知らずが…」
風が吹くと、一斉に飛び出して来た。
「覚悟!」
ライトは振り向き時に刀を抜き、敵を一文字に切り裂いた。
「気分が台無しじゃないじゃ」
死体が転がった。刀をしまい、死体の荷物を探った。
「はぁ…元気だな」
谷川の印があった。死体を処理した。
「あぁ…服に血がついた…」
深いため息を吐いてライトは指を鳴らし消えた。
部屋につき、ライトは服を脱いだ。軽くシャワーを浴び綺麗な服に着替えた。
「今日の忘れないように記録するか」
ライトは今日の出来事を記録した。
「あれが…もし…イヤイヤ。ありえんって!」
どこか期待したが、自分にはありえないと言い聞かせてベットに入った。
「もう寝るか」
メガネを外し、布団に潜り込んだ。
「…」
レイは夜空を眺めていた。すると、三日月龍の群れが現れた。
「今日は来たのか…」
レイはただ眺めていた。
「あの違和感…何だったんだろうか…」
すると、車の音が聞こえた。そのまま屋敷へ入る音もした。
「…」
レイはただ眺めていた。谷川はシャワーを浴びる前に酒をコップ一杯を飲んだ。
「はぁ…最近量増えたが、減らせれん…」
自覚はあるが治せれなかった。そのままシャワーへ行った。
「…」
レイはただ見てた。しばらくすると、谷川が綺麗な服に着替えており椅子に座った。
「レイ。近頃やれるか?」
谷川がレイに話しかけた。
「…かまわん」
「わかった」
谷川は酒を注いだ。
「なぁ…」
レイが谷川に話しかけた。
「なんだ?」
「お前、飲む量増えたな」
谷川はチラッとレイをみた。
「気づいてたのか」
「なぜそんなストレス仕事をする?俺には理解できん」
谷川はグラスを置いた。
「何でだろうな。好きなんだろうな。子供が」
「…」
そう言い残し寝室に向かった。
「人間…やはりわからん」
レイは丸くなった。
ライト「作者ずるい!うまそうなラーメン食べて!」
作者「いいだろ〜。でも…この作品以外のデータ吹っ飛んでしまいました…」
ライト「はい!?」
クロ「!?」
作者「えっと…『裂傷の男』続きまだ書いてないので、投稿した話以降が消えました…投稿しといてよかった…」
クロ「ホッ」
作者「それ以外は消えてしまって…練習で書いてた大人な小説とか…試し書きしてたのも消えちゃった…」
ライト「まぁ…ドンマイ」
作者「で、むしゃくしゃして、ラーメン食べてました」
ライト「そりゃ…食べたくなるね」




