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癒しと交代   忘年会続き

「え…そんな事が…」

鈴鹿と桶谷は驚愕した。ライトは静かにお茶を飲んだ。

「あの時は、あれしか手段がなかった。相手がいなかったら、トラバサミをなんとか壊して切断せずにいけたと思う。でも、あの時点で骨まで入ってた。どのみち切断するしかなかったと思う」

ライトは料理をつまんだ。

「でも、そんな話聞いた事ないですよ」

鈴鹿も頷いた。

「もちろんだ。極秘にってなってるから。まぁ、時効でしょ」

またお茶を飲んだ。

「で、ライト先生はその後どうしたんですか?」

鈴鹿の質問にライトは答えた。

「あれからね…」

ライトは語った。


ライトは数ヶ月病院に入院していた。

「もう暇〜」

なんとか体は動けれるのに、退院させてくれなかった。

「こっそり稽古しようかな…」

ライトはこっそり病室を出ようとした所、桜田が来た。

「うわ!」

「ライト!脱走はダメでしょ!」

ベットに連れ戻され、説教された。

「あなたはまだ怪我人です!」

「でも…暇だもん…」

ライトはブー垂れた。すると桜田はバックから封筒を出した。

「これあげる」

ライトは疑った。

「桜田先生。賄賂はダメですよ〜」

「誰が金だと言った!あんたに金あげるならもっと分厚くするわよ!とりあえず、はい!」

ライトは封筒を受け取り、中身を見て驚いた。

「は!?なんで知ってるの!?」

そこにはライトの好きなコンフィーのチケットが入ってた。

「しかも夏イベ!取れないチケットですよ!」

桜田は笑った。

「たまたま応募したら取れたの。退院日の二日後だから余裕でしょ?あなたのロッカーとかについてるキーホルダー、そのグループのでしょ?」

ライトは嬉しい反面、申し訳ない気持ちもあった。

「いいんですか?私ばかり…」

桜田はライトの肩に手を置いた。

「いいの。それに、私もハーロックもライトを恨んでないよ。むしろ感謝しかないんだから。とりあえず、退院したら、息抜きして大学へ戻って来てね」

桜田は出て行った。

「…」

ライトはチケットを大事に片付けた。

しばらくして、ライトはようやく退院した。

「マジで長かった〜。あ…冷蔵庫の中やばそう」

ライトは急いでアパートへ帰った。

「うぎゃー!」

冷蔵庫は地獄になっていた。全部ゴミ袋へ入れた。

「こうなるとは思ってもなかった…」

ゴミ捨て場へ捨て、買い物に出かけた。

「ここで襲われたらやばいな…刀も手入れしないと。あと、銃も…」

項垂れながら買い物を終え、部屋を片付けた。

それから数日後。

「よし!夏イベいくぞ!」

ライトは身支度をし、指を鳴らすと部屋から消えた。


「え…めちゃ人多い…」

あまりの人の多さにライトは驚愕した。

「まぁ、大きいライブだしな。みんな行きたいよな」

列に並び会場へ入った。地方ライブしか行った事がないライトは楽しみで仕方がなかった。グッツ販売も人で溢れていた。

「コレとコレは絶対買わないとな」

欲しいものをなんとか購入でき、会場へ入った。チケットに書いてある座席を見ると、ほぼ前側だった事に驚愕した。

「桜田先生…運良すぎだろ」

座席につき、コンフィーを待った。会場のファンも今か今かと待っていると、会場が暗くなった。

「お!」

コンフィーコールをすると、幻想的な演出と共に三人が現れ会場のボルテージが上がった。一曲目から盛り上がる曲を歌い会場は熱狂した。数曲歌い終えると、コンフィーの一人がマイクを取った。

「さぁ!今年の夏イベ。暑い中頑張って盛り上げていきましょー!」

会場は盛り上がった。ライトも会場の波にのり楽しい一晩を過ごした。

「はぁー!サイコー!」

ライトのテンションは上がりっぱなしだった。

「さて、観測して帰るか」

人気のない路地に入り指を鳴らすと消えた。

「今夜も居ますね…」

いつもの観測地。

「このまま何も起こらず…」

ライトは三日月龍を見届け帰った。


翌朝。久しぶりにライトは大学に来た。

「久しぶりだな。でも、まだ通院しないといけないのがな…」

いつもの研究室に入ると、桜田先生とハーロックが待っていた。

「ライト。おはよう。そして、おかえりなさい」

「お…おはようございます。ただいまです…」

少し緊張していた。そんなライトに桜田はバシッとライトの肩を叩いた。

「しっかりして!緊張するところじゃないでしょ!でも、今日からあなたの業務は変わるけどね」

その言葉にライトは驚いた。

「え!?休んでたからクビ!?」

桜田は笑った。

「違うわよ。ほらいくわよ」

ライトの手を取り、研究室を出た。

「え??」

ライトは混乱していた。ついた場所は教授室。

「ここ、桜田先生の教授室じゃないですか」

ライトの問いに桜田は扉を開けた。

「え!?」

教授室にあった本や書類の山などが全て無くなっており、机と椅子と本棚だけだった。

「ライト。今日からあなたはここの主人(あるじ)よ」

桜田の言っている事がわからなかった。

「ど…どういう事?」

ライトは桜田を見た。

「あなたが入院中、私の代わりにあなたを教授に推薦したの」

「え!?」

桜田は部屋に入るよう促した。

「私ね。今期で大学を辞める事になったの。ちょっと疲れてたし、何よりハーロックとの時間を大事にしたいと思っててね」

桜田はハーロックを見ていた。

「あなた、前から教授になりたい言ってたでしょ?」

まだ混乱していた。

「ででも、私…なにも…」

「もー。混乱しすぎ。ライトは十分功績を上げているし。何より生徒や他の研究員からも信頼されてるじゃない」

ライトは下を向いた。

「それは…ありがたい話ですけど。でも、私は…」

桜田はライトの手を取った。

「私の後をお願いね。若き教授」

その願いにライトはノーとは言えなかった。

「とりあえず、あなたはまだ体が治ってないから、その間は私がフォローするから安心して。さ、今日も一日がんばろ!ライト教授!」

桜田の笑顔が眩しかった。

「は…はい!」


「で、今に至る」

ライトはお茶をおかわりした。

「そうだったんだ」

鈴鹿と桶谷は唖然としていた。

「急に言われたら、バカな頭だから回らなくてさ」

「いや…バカじゃなくても回らないって…」

ふと桶谷は気づいた。

「てことは…ギリ二十代で教授になったってこと?」

ライトはまた指折り数えた。

「あ…そうだね。異常じゃん!他にもいい人いただろー!」

なぜか嘆いていた。

「いやいや…もう遅いって。でも、俺はライト先生が教授してくれてありがたいですよ。俺らの好きなようにさせてくれるので」

鈴鹿も頷いた。

「私も好きなことしたいから、ほぼ放任になってしまってるがそう言ってくれるとありがたいよ。でも、未だに桜田先生に会うと悔しさが出てしまうんだ。私のせいでハーロックが片足無くしたんだと思ってね」

「そうだったんですね」

ライトはお茶を飲んだ。

「質問あるか?」

その問いに鈴鹿が答えた。

「桜田先生って、今何されてるの?」

ライトは少し考えた。

「ハーロックとラブラブな日々を送ってるらしい。大学最後の日にハーロックと行ったことのないところに行ってくるねって去って行ったし」

「桜田先生って、本当にハーロックの事好きなんですね…」

すると、桶谷が手を挙げた。

「質問じゃないんですが、実は…」

桶谷がモジモジした。

「ん?どうした?」

ライトが声をかけた。

「話変わってあれなんですが。二人には先に言っておきたいなと」

ライトと鈴鹿は桶谷を見た。

「俺…結婚します」

一瞬静寂が走った。

「お…ん…えぇぇ!?」

「マジかよ!?」

ライトと鈴鹿が叫んだ。

「ちょっと待て。相手は…」

ライトは恐る恐る聞いた。

「相手は一つ下でして…会社員してます」

「いいなー。桶谷に先越されてしまったー」

鈴鹿は項垂れた。

「何を言う!私なんてまだ独身だぞ!」

「ライト先生は人間より龍が好きじゃないですか!一緒にしないでくださいよ!」

ライトは小さくなった。

「で、桶谷。いつ結婚するの?」

「今度籍を入れようと思います。式はまだ未定だけど、新婚旅行は行きたいなーと」

「いいなー」

ライトは小声で話した。

「お土産よろしく…」

「わかってますよ。みんなの分買って来ますね」

すると、ライトは元に戻った。

「よし!ここは奢るから、桶谷の結婚お祝って乾杯だ!」

三人は乾杯し楽しい時間を過ごした。

「ライト先生。今日はありがとうございました」

会計を済ませ、店を出た。

「いや。言い出したのは私だし。二人とも。付き合ってくれてありがとうな。それと、桶谷くん。幸せにな」

「はい!」

「じゃ、帰ろうか。また明日大学でな」

「お疲れ様でしたー」

「お疲れ様です」

三人は別れた。ライトは楽しみを良い知る中、ふと思い出した。

私が教授になってしばらくしてから谷川は私を狙うようになったな。何か関係が?

夜道を歩きながら考えた。

「とりあえず観測して帰るか」

ライトは指を鳴らし消えた。


ライト「作者。ノートめっちゃ走り書きしてるね…殴り書き…」

作者「字汚いでしょ。まぁ、もともと字汚いし漢字書けないしです。一応、思い浮かんだらそこにメモったり、人の仕草とか忘れないように書いてたりしてますね」お茶飲む

クロ「作者。今の作品どう書いてるんですか?」ポテトモグモグ

作者「一応ざーと書きます。その後で短いな思ったらなんとか長くしてみたり、付け加えしたりかな?〜の。とか〜が。とかのその使い分けが苦手だし、漢字ミスも多いので、読者には申し訳ないです。国語…大っ嫌いなんですよね」

ライト「国語嫌いなのに、物語書けるのはいいことじゃない?」

作者「さ〜」

クロ「ちょと待て!え!コレ入れるの!?俺嫌だよ!?」

ライト「あ゛!?私もやだよ!?」

作者ニヤニヤ

ライト「てか、一部分めっちゃ考えて書いてある所、クロの事じゃん!」

作者「それ以上言わないでー」

明日でラスト

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