ルーマス一族の血筋
兵士たちも最初に比べればかなりの人数が入って来ていることにライトは気づいた。
「もうこの城ができてかなり時間経つな…はやいな〜」
ライトは部屋でお茶を飲んでいた。
「そう言えば、ライトさんはコーヒー飲まないんですか?」
ウルフは不思議そうに話した。
「ん?そう言われてみたら飲まないな。ちょい飲んでみようかな…ある?」
「兵士たちの食堂にありますよ」
「ちょい拝借しようかな…」
ライトとウルフは部屋を出た。廊下を歩くと、必ず兵士たちがいた。
「前は全然いなかったのに、今は絶対に会うよね」
そう思いながら、食堂に入った。
「シェフ。お疲れ様」
ライトはシェフに挨拶した。
「ライトさま。お疲れ様です。どうしましたか?」
「いや。大したことがない。コーヒー飲んだことがないから飲んでみようと」
「あぁ。あっちに飲み物コーナーあるので、好きなのどうぞ」
指をさされたほうをみると、種類豊富に置かれていた。
「わかった。ありがとう」
ライトは紙コップを手にし、コーヒーを淹れた。
「へー。コーヒーってこんな匂いがするんだ…」
ライトはコーヒーを飲んだ。
「どう?」
ウルフはライトの顔を覗いた。ライトは顔が真っ青になった。
「ラ…ライトさん?」
ウルフが触ろうとすると、ライトは急いでウルフに紙コップを持たせ走り去った。
「へ?」
ウルフは固まっていた。
「おや?どうしたんかな?」
シェフはウルフが持っているライトの紙コップを手に取り、飲んだ。
「うん。いつもの味だんだけどな〜。コーヒーダメなのかな?」
シェフは首を傾げていた。
「とりあえず、様子見て来ます」
ウルフはライトの部屋へ走った。部屋へ入ると、ライトはトイレで思いっきり吐いていた。
「えぇ!?」
ウルフはライトの背中をさすった。
「だ…大丈夫ですか!?」
ライトは吐くだけで精一杯。冷や汗が止まらず、シャツが濡れて来た。
「代わりの着替え取ってきますね」
ウルフは着替えを用意した。どのくらい時間が経ったのだろう。
「も…もう吐くものが…」
ライトは倒れていた。
「コーヒーでこんな事になる人、初めて見ましたよ…」
ウルフはライトを起こした。
「大丈夫?」
「う…うん…」
なんとか立ち上がり、シャツを脱いだ。
「まさか…はぁ…」
新しいシャツに着替え、机に突っ伏した。
「ライトさんにも、弱点ってあるんですね」
ウルフはライトに弱点は無いものだと思っていた。
「いや…あるだろ。自分が知らないだけもあるし…あ!」
ライトは立ち上がり、本棚を見た。
「これだ」
ライトは一冊の本を取り出した。
「ライトさん。それは?」
ウルフも本を見た。
「これは、ルーマス一族の本でね」
めくると、先祖からびっしりと名前が書かれていた。なぜかクロの名前も。
「生を受けると、自動的に名前が載る。で…」
ライトはペラペラめくった。
「あ…あった」
そこには、ルーマス一族の避ける物と書かれていた。
「そんなダイレクトに書かれてなくても…」
見ると、コーヒーが飲めないことや他にも色々書かれていた。
「…」
「…」
二人は黙ってた。
「え…なに?呪い?」
ウルフはライトから離れたが。
「違う違う!私のせいじゃ無い!」
ウルフの腕に抱きついた。
「あっ!」
「大人の階段登れない一族か…」
ライトは項垂れた。
「いや、コーヒー飲まなくても普通に大人になれるしなるし。でも、そういうのできないのは悲しいですね。ん?てことは、クロもこれに該当する…」
ウルフの問いにライトもはっとした。
「そうだな。クロも該当する。あぁ…かわいそうに」
ウルフは何気にペラペラとめくった。
「でも、ルーマス一族ってすごいですね」
ライトも本を見た。
「そうか?」
見ると、基本頭がいい。戦闘ができる体になっている等書かれていた。
「あ…もしかして。真面目に生きていける一族ってこと?」
「真面目…と言うより頭のいい戦闘狂一族だろ」
「あ、ライトさんじゃん」
ウルフはライトを見た。
「わ…私は…」
「で、私の腕解放してくださいよ」
「あ…あぁ」
ライトはすぐにウルフの腕を解放した。
「ライトさんは、いつから稽古して強くなったんですか?」
ライトは頭を掻いた。
「いつからか忘れたけど、ふと芽生えたんだ。子供ながら自分の身は自分で守らないとって…」
ライトは少し過去を思い出した。幼いながら刀を手に自分を襲おうとした奴を殺していったことを。
「もう濃い血筋ですね!」
ウルフは笑った。
「まぁ、そう思ってしまうのも仕方がないんかもな。でも、クロはクロなりに強くなってほしい」
ライトは本を閉じた。
「ウルフ。ちょっと仮眠をとるよ。夜の観測に備えたい」
「わかりました」
ウルフは部屋を出た。ライトはベットに横になった。
「ちょい寝るか」
メガネを外し眠った。
作者「今日、旦那と東京旅行へ行ってたんですが。なんだったら今帰りの新幹線なんですが」
ライト「いいじゃん!」
作者「お高いすき焼き屋さん入ったんですよ。招待券いただいたので」
ライト「ふむふむ」
作者「牛肉…たくさん食べれなかった…」
ライト「えっ!?」
作者「正確には、一人三枚ずつ牛肉当たったんですが…一枚と半分しか食べれませんでした…申し訳ない」
ライト「作者何歳!?」
作者「三十路…」
ライト「若いのにダメじゃないか!」
作者「自分でもやばい思うんですが…無理でした…」
ライト「ドンマイ…」




