表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/65

ライト対谷川

レイの左前足に弾丸が命中し、血だらけになった。

「は!?どこから!」

レイは吠えた。

「何処だ…?」

谷川は薬をとっさに飲み、辺りを見渡した。

「さっさと帰れ!」

ライトが下から上がってきた。

「レイ!下だ!」

しかしすぐに動けれない。ライトはレイの鞍を刀で切った。

「な!」

谷川はバランスを崩し落ちた。

「ちっ!」

谷川はライトに銃を向けた放った。

「当たる訳ないだろ!」

空中を蹴りながら弾丸を避け、ライトは谷川に急接近した。

「空中戦か…ならば」

ライトの刀と一瞬で抜いた谷川の剣がぶつかった。

「君と一度ぶつかってみたかったんだよね!」

「それは、私のセリフだ!」

二人はそのまま落ちていった。ライトは一旦距離を取り、山の木々を避け着地した。

「なぜ今日ここを通ることを知ったのかは知らないが、君を殺れるなら別にかまわない」

谷川が歩いてきた。

「なんの罪もない龍を殺して、私が黙っておると思うか?」

ライトは刀を構えた。

「たかだか数匹…それも弱い…いらないだろ?」

谷川は剣を突き立てた。

「さぁ、若き教授。楽しめれる殺し合いしてくれるのかい?」

谷川は飛んできた。そのまま斬り合いが始まった。

「…」

ライトは斬り合いに集中した。

「君はまだ若すぎる!経験が浅いんだよ!」

谷川の方が早い。所々薄く切られていく。

「えぇ。私はあなた以上に経験が浅い。でもね…」

ライトは懐から一瞬で谷川に弾丸を放った。

「ぐぅ!」

谷川の横腹を弾丸がめり込んだ。

「こう見えて二刀流なんですわ…」

すかさず弾丸を放ったが、谷川は全てかわした。

「じゃぁ…これは?」

ライトは弾丸を放ったが、カーブを描いだ。谷川は間一髪でかわした。

「へぇ…面白い撃ち方するじゃな」

谷川は懐から、数本ナイフを出しライトに投げた。

「…」

ライトは息を吐きながらかわしたが。

「狙いはこっち」

そのうちの一本がライトの背中に向かった。

「!?」

避けきれず、右肩に刺さった。

「やられたね…」

的確に狙ったのか右手に力が入らず、刀を落としてしまった。

「君はもう肩腕しか使えない!」

腹を撃たれているのに、動ける谷川にライトは驚きながらも谷川の攻撃を避けた。

「なぜあなたはこんなに動けれるのですか?」

ライトは不思議だった。

「気合いと経験ですよ!」

剣がライトをかすめた。

「へぇ…それは…私の経験不足ですね」

ライトは落とした刀を目で追った。

「でもね…」

谷川から距離を取り、銃と刀を持ち替えた。そのまま谷川に接近した。

「こう見えて、両利きなんだ」

左手で刀を振るった。谷川は剣で受け止めた。

「はは。さすがですな。そう来なくっちゃ!」

また斬り合いが始まった。

「片手て何処まで耐えられるかな!」

「あなたこそ、出血が何処まで耐えられますかね!」

お互いに薄く切られていく。

…異常だな。まさか薬?

ライトは何処かそう思った。

「さぁ、さっさと死んでしまえ!」

谷川が加速する。

「めんどくさいな!」

ライトは斬り合いの僅かな隙間に刀の柄で谷川を殴った。

「ほう…で?」

「!」

谷川もライトを殴った。その衝撃で頭が切れた。

「ぐぁ…殴っただけで普通切れないんだけどね…」

谷川の指には突起がついている物が見えた。

「痛覚が麻痺ってるのか。教師なのに薬中とはあってはならないんだが」

谷川は笑った。

「私は自分で制御できるんだ。さぁ、まだ斬り合いしようか!」

また斬り合いになった。


「ライトさん…」

金田はライトにメガライフル銃を持っていた。すると、刃物がぶつかり合う音がここまで響いてきた。

「…壮絶だな」

すると、上空にいたレイが金田を睨んだ。

「…あっ。やば」

金田は急いで逃げた。

「逃すか…人間!」

レイは黒いモヤを金田に向けて放った。

「ひぃ!人間同士なら稽古したけど、龍は怖くて無理じゃー!」

山の中を走り回った。

「あっ…」

思いっきり転けた。するとレイが近づいてきた。

「あぁ…よりによって武器全部置い…」

ふと、メガライフル銃が目に入った。

「ライトさんより、命中率は良くないですが!」

照準を確認し、レイに目掛けて引き金を引いた。

「いけ!」

すると、爆音と共に弾丸が放たれた。

「ムゥ!?」

レイは翼を撃たれた。しかし皮膜を貫いただけだった。

「人間め…」

レイはかなり苛立っていた。

「あちゃ…弾丸まだ…」

探す暇もなく、レイが金田に向かって急降下した。

「あんな巨体来たら死ぬ!」

また金田は走った。すると、ライトと谷川が戦ってるところに来た。

「えぇ…やばい…」

するとレイが吠えた。

「!」

「…」

ライトと谷川の手が止まった。

「ライト。今日は帰る。レイの機嫌が悪いからな。レイ!」

そう叫ぶと、谷川の所にレイが降りてきた。谷川はレイの右前足に捕まった。

「また大学で会おう」

そう言うと、レイは飛んでいった。ライトは座り込んだ。

「ライトさん!」

金田は駆け寄った。

「あぁ…金田さん。ちょっと集中力切れた」

金田はライトの体を見た。白髪が赤く染まっていた。

「ちょっ!頭から血!肩にナイフ刺さりっぱなし!しかも身体中ボロボロ」

「はは。喧嘩はそういうもんでしょ…右手に力が入らん。銃…とってほしい。あと、ナイフも…」

金田は落ちていたライトの銃を拾い、ライトに刺さっていたナイフを抜いた。

「私の経験不足なところがあったな。でも、薬中相手はな…」

金田は驚いた。

「おいおい。教師が薬中かよ…」

「アイツの横腹に弾丸入れたんだけど、動けれるもん。それに、殴っても痛み感じてないし」

「まじか…」

金田は唖然とした。

「とりあえず、今日は帰りましょう。あぁ…三日月龍の観測…」

「いやいや。それどころじゃないですよ。とにかく病院…」

「病院なら城にある。そこで見てもらうよ。武器は貰うね」

金田はライトに銃とメガライフル銃を渡した。

「じゃぁ、帰るわ」

「ちゃんと治せよ?」

「わかってる。金田さん今日はありがとうね。また連絡する」

「いや。こちらこそ」

ライトは指を鳴らすと消えた。

「さて、私も帰るか」

金田は手を叩くと消えた。


ライト「最近寒いから、風邪引かないでね」

作者「雪降ってきたから、もう冬ですね。風邪引かないように、頑張ります」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ