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兵士の指名

「さて…所属を決めようと思ってたが。朝食の段階で、大体は決まったみたいだな」

ライトは兵士たちを見た。

「もし、気に入らなければ変えることもできるから、遠慮しないでくれ。ただ、今はまだ人がいない。人が来るまでに、できる範囲で構わない。道具や武器の準備をしていこう。今決まっているのは、馬術部と機動部と衛生部かな」

兵士たちは頷いた。

「で、リーダーとかは特に決めない。しばらくは経験者が引っ張って行くと思うが、みんなが和気藹々とできる環境でいこう」

兵士たちは転々と散らばった。

ライトはまず機動部を覗いた。経験者が一名と未経験が四人だった。

「僕は生きていた時は、兵士でした。戦場で戦っていました。その経験を生かしていきたいと思います。まずは、トレーニングする道具や武器の用意を魔法で出していきましょう。そして、この機動部の部屋を整えていこうと思います」

その声に未経験の四人は頷いていた。


次に馬術部を覗いた。経験者が二人に未経験が二人。

「厩舎はあるけど、馬がまだ入ってない。なので、馬が来たらすぐに馬が過ごせれて騎乗もできるように、道具や整備準備を整えていこうか」

「そうですね」

経験者二人が話し合っていた。

「未経験で何もわからないんですが、大丈夫でしょうか?」

未経験の一人が手を挙げた。

「大丈夫。一から教えるから。馬がいない間に、みんなで乗馬ができるように体づくりもしていこう」

未経験の二人は安堵していた。


最後に衛生部を覗いた。ここは少し特殊だった。

「衛生部って、兵士の治療などがメインですか?」

未経験の一人が手を挙げた。

「衛生部って、意外と幅広いよね」

「私達は元看護師だけど」

看護師経験の二人はある兵士を見た。

「料理も衛生部だと思うが。兵士たちの健康作りに必要不可欠」

元シェフが話した。そこへ、ライトが一言。

「じゃー。衛生部は基本は医療にして、兵士たちの料理は食堂部を作るとしよう。その方がわかりやすいだろう」

「いいんですか?」

元シェフが目を輝かせた。

「あぁ。食事は大事。兵士たちの胃袋を掴んでくれ」

「了解です!」

元シェフは元気よく答えた。これにより、衛生部には経験者が二名。未経験が一名。食堂部には経験者が一名。未経験が一名となった。

「所属部署は増えるからな。足りなければまた増やす。みんなで決めていこう」

ライトは兵士たちを見守った。

次の日から兵士たちは動き出した。寮で共同生活を送った。寮の生活は、意見を出し合い過ごしやすい環境を整えて行った。また、活動時間では未経験の兵士は、経験者のアドバイスを受けながら作業やトレーニングをした。そんなこんなであっという間に次の兵士が入って来た。

「もう次の兵士が来たのか」

「早いですね」

ライトとウルフは新しい兵士たちを迎え入れた。新しい兵士たちは気に入った所属に入って行った。

それから数日後。ライトは大学にいた。

「姉さん。クロにも悪影響だ。育てれないなら私が育てるよ」

ライトは姉と話をしていた。

「クロハ、ワタシノコドモ。ハハオヤモイキヌキヒツヨウ。マタタノムワネ」

そう言うと、クロを抱いて去っていった。

「クロ…」

ライトは寂しそうに見送り、大学へ入っていった。教授室に入り、授業の準備をした。

「はぁ…寂しいな」

すると、ノックが聞こえた。

「誰だ?」

入ってきたのは、谷川だった。

「ライト先生。お疲れ様です」

「あぁ。谷川先生お疲れ様です。今日は授業があったのですね」

谷川はライトに近づいた。

「臨時教師になってから忙しくてね。ところでライト先生。最近どこに行ってるんですか?」

ライトは少し警戒した。

「どこって…家ですよ?何かあったんですか?」

「いや。聞いただけです」

「まぁ、最近引っ越ししたばかりなので」

「あぁ…そうだったんですね」

ライトは疑問に思った。

「私を探して何になるんですか?私はいつも通りのんびりですよ?」

谷川は鼻で笑った。

「のんびり…いいですね。でも、いつかはそんな日々もなくなると思いますがね。まぁ、せいぜい楽しんでくださいな。お互い意見が合わない物同士」

すると、谷川の方に乗っていた黒龍に目を向けた。

「おや。君はいつからいるんだ?」

ライトの声に黒龍は目を覚ました。血のような赤い目で睨んだ。その様子にライトは警戒した。

「あぁ。この子はレイだ。最近私もライダーになったんですよ。あぁ、もうこんな時間だ。では、失礼」

谷川は出て行った。

「あの龍…どこで…」

ライトは嫌な感じを思いをした。するとチャイムが鳴った。

「オフッ。やべー!」

授業道具を持って走った。


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