表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

小説を書く初心者さま向け

小説と方言と辞書 辞書ノ勧メ

作者: なるえ白夜

 小説は、キャラクターの個性として使う方言以外は標準語でね。ぽろっと混ざる方言は、意外とあるようです。


 何故なら、標準語だと思っている方言だってあるからです。


 後で試しに、地元の方言一覧などを検索なさってみて下さい。中には「これ、標準語じゃなかったんだ!?」って驚く単語や言い回しの一つが出て来ると思います。



 次に、日頃から辞書を活用しよう!


 これはそのままです。


 例えば『温』と『暖』。意外と『温』を当てるところが『暖』に。逆に『暖』を当てるところが『温』になっている事が多いです。


『温』は、体の一部で温度を感じる時や、人情、物の温度などに対して使われます。『暖』は、気候などの体全体で感じる事などに使われます。


 正解       |不正解     

 ◇        |◆       

 温かいスープ   |暖かいスープ

 温かい人柄    |暖かい人柄

 こたで温まる   |炬燵で暖まる

 →炬燵で体を温める|

 暖かい日     |温かい日

 暖かい服     |温かい服


 これを反対語にしてみましょうか。


 温かいスープ   |冷えたスープ

 温かい人柄    |冷たい人

 暖かい日     |寒い日

 暖かそうな服   |寒そうな服


 そう。『温冷』『寒暖』となります。反対語が『冷』になる時は『温』を。反対語が『寒』になる時は『暖』を使います。


 よく使う温かいと暖かいでも、意外とどっちだろうと迷う事がありませんか? 迷ったら辞書を使おう。


 魔物が暴走するのは『スタンピー()』か『スタンピー()』か?


 生き物を飼う時に使うのは『()ージ』か『()ージ』か?


 気をつかうのは、『気を()う』か『気を使()う』か?


 あやふやであったり自信がなければ、どんどん辞書を使いましょう!


 しっくりする表現がなければ、類語辞典も使っちゃおう!


 間違いが減る! 語彙が増える! 覚えれば、必要がなくなる! 辞書を使うって、良いことだらけですよ。


 ―終―

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ