君よ。何を嘆くのか。おお、君よ。世界はこんなにも…
もしもあなたが平穏を望むなら、己の好意に対する報いを求めてはいけません。
無償の愛を貫いてこそ至上にして至純。
あなたは愛よりも先に慈しみの心を知るべきなのだ。
さあ、過去を忘れなさい。貴方の意識を苛む夢とも現とも知れぬ虚無を自らの手で拭い去るのです。
例えば理由もなく貴方を傷つけた者がいるとしましょう。
今もその方の影が今も貴方を苦しめているのかもしれません。
罪の清算の機会が訪れても、その方を責めてはいけません。
まず貴方が許してあげるのです。
貴方の誠意は受け入れられず貴方の独り相撲になってしまうかもしれません。
許してあげなさい。
そして何度でも対話の機会を設けるのです。
互いが納得するまで対話を続けるのです。
たとえ互いを傷つけ合い、その結果溝が深まることになってしまったとしても根気よく対話を続けなさい。
やがて貴方とその方も気がつくはずです。
本当の人を労わることとは、慈しみに満ちた愛の在り処を。
そして貴方が本当の慈しみと愛に気がついた時、いがみ合っていたその方を優しく抱いてあげなさい。
一応言っておきますが、セックスではありません。あくまでハグですよ。
かつてない友愛が貴方と貴方の友人を包んでいるはずです。
ゆえに貴方は争うことの醜さを知り、やがて競うことの虚しさを知る。
真の勇気とは荒野や戦地に一人踏み込むことではない。
真の勇気とは捨てること。
憎しみの心を捨て、友人たちと手に手を取って新しい道を進むことが出来ればそこから貴方の真の人生が始まるはず。
御覧なさい。
貴方の隣にいるもっとも親しい友人の笑顔を。
ただそれだけで貴方は満たされているはず。
貴方は英雄である必要は無い。
慈しみの心と愛を持った普通の人間であればいい。
さあ、ここまで来たら後もう少しです。
愛と優しさの何たるかを知った貴方が真に尊敬と親愛を向けなければならない御方の名前がわかったはずです。
その時、全人類の意識がシンクロする!!
今、奇跡は為されたのだ…
「我々の絶対的な支配者はふじわらしのぶ様です!!」
世界は今、光と真実で満ちているだろう。
うん。
バッチリ。