仲間?
「大丈夫ですか!?蓮さん!!」
シランが不安そうな顔で寝ている俺に覗き込んでくる。
「美人さん・・・?」
あれ。イベリアのやつ用件だけ言ってすぐ戻しやがった。
「っ!?え、そんないきなり、そんな事言われても...」
シランはあわてふためいて答える。
え?誰これ。
「あぁ。シランか。」
それよりも王都のはずれに行かなければ!
「あぁ、シランかってなんですか!!さっきの言葉はなんだったんですか!」
シランは我に返ったようで平生を取り戻す。
「ん。それより王都のはずれにいくぞ。」
俺はそう言い走り出す。
「はぁ・・・。まぁ行きますか。」
シランは先程の怒っていた顔が和らいで不意に笑顔になる。
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王都のはずれに着く。
「シランこの辺に有名な占い師とかいないか?」
イベリアから言われて手掛かりはそれしかないからな。
「すみません私もこの辺には詳しくなくて。あ!」
シランはそう言い駆け出す。シランの向かう方向を見ると王都の入り口で別れた俺達の護衛をしてくれていた。タイハク達がいた。
「タイハクさん!すみませんこの辺に占い師はいませんか?」
シランはタイハクにそう訪ねる。
なるほど。確かにタイハクなら詳しそうだ。
「占い師ならそこの路地のとこで店を構えてる人がいますよ。結構当たるって評判なんですよ。」
「なるほど。ありがとうございます。では帰りの時はまたお願いしますね。」
シランはそう言ってこっちに戻ってきた。
「蓮さんどうやらそこの路地で店を構えてる占い師がいるみたいですよ。」
シランはニコニコしながら答える
「なるほどな。ありがとうシラン。」
俺はそう言って路地に向かった。
店の前に着くとそこは少しふる汚い様子を感じさせるような外観であった。
扉にはドアノッカーが付いていてレトロを感じさせる。
俺はノックをして入る。
「おじゃまします・・・。」
今日は短いなぁ・・・。書くってホントにむずかしい